12-1「今後の扱い」
最初のアップから1か月、3000PV超えてびっくりしています
読んでくださっている方々、改めてお礼申し上げます
後々聞きたいことは出てくるだろうし、現状で魔王がどうのこうのと言われても直接的被害はほぼないし
今回襲ってきたこいつも呪いで既に足首まで石化させられてるからね
「旦那様、こやつを我らの長に引き渡してもよいじゃろうか?」
同族が襲われたんだろうし、いろいろ聞きたいことはあるんだろうけどね
縛られたまま座らせたマイカを見る
「渡した場合、こいつの処遇はどうなる?」
「恐らく長を通して襲われた集落の者共とで首謀者を聞き出し、可能なら賠償などの交渉材料にする、というところでしょうか
用が済んだらいろいろな秘匿をする制約を課した呪いをかけて帰すことになるでしょうな」
ニールが代わりに答える
「まあ、人質にするのはどうしようもないけど、それでもなるべくなら話し合いで終わってほしいかな
できれば魔王になんて暴れられたくないし
マイカも仕事だったろうからどうしようもなかったかもしれないし、ね
これ以上危害を加えないなら、こちらも不問にして無事に返してやって欲しい」
勤め人の悲哀、って奴だ
マイカに向き直る
「口を割らすのに石化の呪いをかけたのは悪かったと思ってる
全て終わってからになるだろうが、君も魔王の元に帰ったらこの辺への不干渉を申し入れしてくれると助かるのだけど、どうだろうか」
「・・・・・ありのまま伝えて、出来る限り貴殿の周りにはかかわらないよう進言することを約束しよう」
「〈契約〉をさせてはどうじゃ?」
「君らとヴェルーリア達との〈契約〉と違って、自分より強いものが従うわけじゃないからね
口約束とは言え反故にするなら、それなりの対応をするだけだから」
マイカを見遣る
若干の殺気を込めて
あ、倒れた
「先輩!だめですよ脅しちゃ」
よく見ると全員構えてる
あれ?
「あらら」
ほんっとごめん、マイカ
倒れた彼女の周りの地面に粗相の跡が広がっていた
辱めるつもりは毛頭なかったのだけれども、すまん
『先程の殺気ですが、同時に魔素放出もしてしまい強烈な殺意が彼女に向かっていきました
その余波でみなさんも危険を察して身構えたのです
敵性存在のマイカは魔素放出の直撃を受けて気絶に失禁
アヤノちゃんさん以外は未だ魔素量がお二方と桁が違いすぎますから、手加減してもまだ多すぎました』
気を付けます
気を失ってる彼女だがそのまま放置だとあまりに可哀そう
脱がせて綺麗にしてもらおうか、と頼もうと改めて見て気が付いた
マイカ、ワンピース着てるぞ
「これ、ワンピースですよね?」
阿部ちゃんも気が付いた
ストラップにあたるところが太く、オフショルダーでスカート部はタイト、30年前くらいのデザインにも見えなくはない
流石に量産品ではないだろう、とは思うけども見てみないことには断言できない
きちんと確認させてもらおう
脱がせて洗ってからになるが
洗うと言えば
作業:洗浄だっけ?
着たままだけど服と体、一度で両方綺麗に出来るのかな
『大丈夫です
なんなら染み込んだ地面も綺麗にできますよ』
おお、綺麗になった
スカート部の染みも無くなったし、着替えも要らなくなったか
「おっと、魔術ですか」
葉月さんが教えたのかな?
「そのままにしておくのも、ねぇ?
これで見るほうも汚れずに済むよ」
「そういうプレイがあるとも聞いたことあるから、先輩が変な方向に走ったんじゃないかって心配しましたよ」
こっちこそ不安だよ
総務の人気者がそっち方面ばっかり突っ込んでくることに




