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週休二日の裁量労働制って本当ですか?  ~異世界は後輩といっしょ~  作者: 事業開発室長
忙しい1日

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11-4「洞窟へ戻ろう」

みんなに声をかけ、洞窟へ戻る算段をする

住居部でまだ家を作ってるおっさん達も居るので、管理と送迎でカホルを、万が一のトラブルに備えフレイアにも留守番を頼んだ

往復で時間がかかるから、遅い出発だし帰りは早くても明日、その間の留守部隊分の食事の支度をしておこう

その間にアウラムに頼んでシャールカーニとニールを地下部分の案内に連れて行ってもらう

ヴェルーリアも同行して逃げ込ませた大豚を一時的に地下の空き部屋に入れてもらうよう頼む

こっちも帰ったら早く寝床作ってあげないと


そういえば朝に塩結びに味噌汁食べてだいぶ経つな

出かける前だし、昼飯も兼ねて作り置きを手抜きで作るか


人数も増えたのでコンロの口数も足りなくなる

米はコンロで直接炊くのを諦めてガス炊飯器をクリエイト

5升炊きだから足りないってことはないだろう

米を研いで水を調整してスイッチオン

含水時間は今日は勘弁してもらう


アウトドアで作るカレーは旨い

と思ってJC女神が用意してくれていたカレールーも持ってきていた

ちゃちゃっと作って米が炊き上がるまで煮込む

ルーは半量で煮込んで仕上げに残りを入れるのが私のやり方

どでかい寸胴に作ってるのでいくらフレイアが大食いでも足りないってことはないだろう


カホルを呼んで留守中の食事について申し送りをする

彼女なら温め直しや電子レンジもすぐ覚えるだろう

冷蔵庫の食材についても教えて、カレーライスにカレーうどんとかカレーそばでも行けるようにしておく

留守中、味にバリエーションがないのは勘弁してもらおう


そういえば地下の妖精、おむすびと味噌汁は食べたけどカレーは大丈夫かね?

うどんとそばはサイズが違うから無理だろうから、届けるのと刻むくらいはカホルにやってもらうか


仕上げに煮込みながらそう考えていると

「いい匂いがしますね」

フレイアがやってきた

カレーの匂いは広がるものだけど、一人だけ反応が早い


鍋を覗き込み

「はやしらいす、でしょうか?

昨日いただいたのとは匂いが違うようですが」


「これは「カレー」だよ

ごはんにかけると「カレーライス」になる

留守番中、カホルと妖精さんと君とで何食かこれを食べててもらいたいけど、飽きないかな?」


すかさず

「味見をしたいです」

はいはい


小さめの皿を用意して炊き上がっていたご飯をよそい、ルーをかけてスプーンと一緒に皿を渡す

すっかりスプーンには慣れたようだ


「なんですかこれは!」

目がキラキラしてる

いや、実際に光ってみえるんですが?

『カレーの辛さは初体験のようですね

若干発汗に加え涙が出ているようです』

料理がないんだから調味料もないんだもんね

弥生さんの言う通り初めての味、なんだろう


「おかわり、いただけますか?」

「味見だって言ってたろ!あとでみんなで食べるまで我慢なさい!」

あからさまにがっかりされた


とりあえず全員が戻ってきたところで改めてカレーを出す

食べながら話をしよう、と思ったがこれまたスプーンの使い方を教えなきゃいけないのが3名居たのを失念していた

「これ、どうやって喰うのじゃ?」

「なにかしら刺激的なにおいがしますが、食べて大丈夫なのでしょうか?」

龍神族が二人ともそれぞれ文句を言っていた

「みなさんの真似をして食べればよいのでしょうか?」

ヴェルーリアは周りの様子を見回している


「昨日の「はやしらいす」と似てるけど全然味が違いますわ!」

「口の中がびりびりしますが、スプーンが止められません」

「この短時間で作ったのに美味しいですよ、今日も合格です」

最後の奴、あとで説教、いや折檻だな


「味見したときよりドロッとして口の中に味が残りますね」

「凄い!初めてですよこんな美味しい食べ物!」

先程味見で止められてた残念美女は何となく表現がえぐく感じるな

ヴェルーリアに初料理はいい思い出になってくれるといいのだが


「い、痛いのじゃ~~~~」

「これ!口の中に針がささっておりますぞ」

龍神族二人、甘口寄りの中辛でこの大騒ぎ


「もしかしてドラゴンって外からの攻撃には滅法強いけど、内臓とか大したことなかったりするのか?」

二人の動きが止まって、それこそ大汗をかき始めた


「な、なにを言っておるのじゃ?

ドラゴンは最強じゃぞ?」

その割に君、カホルに瞬殺されてたよね?


「旦那様は冗談がお上手ですな、はっはっはっ」

目が泳いでるよ、おっさん

ついでに言えば髭にカレーついたよおっさん


調味に使った蜂蜜を取ってきて二人のカレーにかける

「なんじゃ、これは?」

スプーンを借りてルーと混ぜて掬い、味見を促す

少し渋ったが意を決したかのように口を近づけ、食べる

「う、うまいのじゃー」

ニールも真似て混ぜて食べる

「これなら痛くありませんな」


二人がなにかやらかしたら激辛攻撃で罰になる

弱点を一つ見つけたぞ


結局みんなおかわりして、なんならフレイアとシャールカーニは3杯目も食おうとしたので強制終了

留守中食べるものないよ?との説得でフレイアは止まったがシャールカーニはまだごねていた

蜂蜜はもう出さないよ、と言ってようやくごねるのをやめた


エンゲル係数高くなりそうな面子になったけど、洞窟の食糧庫いつまで持つのか不安だわ

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