4-6「住居スペースの部屋割り」
太陽なり月が見えないから今が昼なのか夜なのかすらわからない
おまけに私も阿部ちゃんも普段腕時計持って歩かないし、機密職場もあるのでスマホや携帯を身に着ける癖がないから家を見に行った時も元の世界の車に置いたまま
つまり今現在時間を知る手段は持ち合わせていなかったりする
おまけに弥生さん曰く四六時中ここは明るいままらしい
お茶した後片付けをしてから一人のんびり風呂に向かう
着替えはクリエイトして作るけど、脱いだものの洗濯はどうしよう
換気扇やポンプ作れたから洗濯機も行けるだろうけど、この場合女性陣用も別にしたほうがいいのかな?
どこに干すとかそういったのも気を付けないと
『作業:洗浄で清浄化できます』
弥生さんだ
体もできるの?
『可能ですがその場合、温浴効果や毛穴が開くことによる老廃物排出など入浴効果は当然生じません』
そうだよね
お風呂入るのは風情だし、裸の付き合いってのもあるし
のぼせ防止に水で濡らしたタオルを頭に載せて、ゆっくりと湯船に浸かる
見える限りヒカリゴケなのだろう、オフホワイトっぽい全天に岩っぽい地面
遠くに少し黒く、アウラム達が扉と言っていたところが見える
明日はあそこまで行って、可能なら外界を見て考えるほうがいいのだろう
とりあえず今日はこれで業務終了、か
風呂上りにバスローブを着る習慣はないのでトランクスとTシャツ、あとはスウェットの上下にサンダル
典型的なおっさんスタイルで脱衣所を出て階下に向かう
キッチンにまだ4人とも居た
そろそろ寝るか、と言おうとして気が付いた
部屋決め、してなかった
あと、阿部城(仮称)作った時に阿部ちゃんは男女別、のようにも言ってたな
一応確認したけど広いし、今から設備等々作るのも面倒だし、ということでこちらに住むことに
5人で2階左の広いほうの個室をそれぞれ使っていいんじゃないか?ということでみんなで見に行く
そういえば3人娘は左右問わず部屋は見ていなかったようだ
奥の部屋とトイレ以外は全部同じなんだけどね
見せてあるこうとして気が付いた
トイレを作る際に阿部ちゃんの要望で2部屋潰して広めに作った
それで大部屋1つに個室4つに使える部屋が減ったんだった
そこに5人
個室を使うには大部屋も使わないといけない
でかい部屋を使う理由がある人もいないし希望者がいればよし、いなければ公平を期してじゃんけんか?
と思っていたのだが・・・
「こちらの個室は4部屋丁度ですから、大部屋はケイ殿が使われてはいかがでしょう?」
なんで??
「ここを作られたのはケイ殿、ですから」
「みんなが集まるにはケイ殿の部屋のほうが良いかと」
たまり場ですか?
「先輩が責任者ですからでかい部屋にいて誰でも来やすい、開けた部屋にしておいてくださいね」
私にプライバシーは?
1対4で敗北
私の部屋は強制的に決まったのであとは各自話し合って決めてくれ
結局階段から入って
左奥が阿部ちゃん
右奥がカホル
右真ん中がフレイア
右手前がアウラム
という順に。
とりあえず部屋も決まったし、寝るか
とりあえず明日起きたら扉を開けて外の様子を見たい、とみんなに告げ数日分の食料と飲み物を用意してから出発しよう、ということを伝えて解散した。
でもここで私の悪い癖がでた
イメージさえあれば魔術でなんでも作れる
こんなチート能力があるなら・・・
こっそりと城から出て裏に回る
「製作:電動四輪車」
イメージもあってか思い浮かべた通りの四輪バギーが出来上がった
それもEVなのでほぼ無音
一応メットも一緒にできて来てたのでかぶって出発
少し荒れた程度の岩肌交じりの地面だからバギーでなくてもよかったかもしれない
あっという間に扉に着いた
着いたが、目の前にある扉は城の最上部よりも上にあり、幅もとんでもなく広い
何を出し入れするためにこんなでかい門をつけたのか
そういえばここの空間容積は異常に大きい
普通の人間が出入りするには巨大すぎる
かといってフレイア達現地の人類はJC女神がボディを作ったとはいえ私たちと変わらないサイズだ
そうなるとこれは一体???
疑問をもったものの、外界のことを考えると徒歩や自動車程度で出歩くのはちょいと警戒不足かもしれない
そう考えて一度城に戻り、黒板を前にして弥生さんとの検討会を開始した
さて、そろそろ外界に行ってもらわないと話を進められません
基本準備が終わったら一度見ておいで




