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23-1「砂風呂は拷問?それとも天国?」

脱衣所で脱いで再度屋上に戻る

砂風呂を空けておいてもらったからそのまま入ると、みんなが寄ってきて手で砂をかけ始めた

「これ、面白いねぇ、普通の砂なのに手も温かいし気持ちいいよぉ

酵素風呂とは違うんだよねぇ?」

「埋めるのは久しぶりです、うふふ」

「埋められる人はお約束で悪戯されるんですよね?」

その文化知ってるのはここだと君だけですけど?

そしてその前!カホルさん?

結構物騒な発言に聞こえますが?

「いえ、お気になさらず」

かえって怖いんですけど?


「私も一緒に埋めてくださぁい!」

「ずるいですよヴェルーリア!では反対は私めが」

「あ!ちゃっかり場所取りしちゃってる!」

女三人寄らば姦しい、とは言うがこの人数ではかーなーり賑やかですな

まるっきり女子高みたい


営業やってれば先生が顧客だったりして女子高いくつかでこういうのを見ることになるのよね

あと生命保険会社でも似たり寄ったりだったなぁ

営業やってる大人なだけにどぎつい下ネタでいじってくるのが結構悪質

賑やかでいいんだけど女子だけになると強いよね、圧が

男1人だと結構冷や汗をかくくらいの思いは何度もしてるものです

それに比べたらここの女性陣のにぎやかさなんかそよ風みたいなものですわ


ぺったりくっついたままで埋めたくせに、埋めた側がくっつきすぎだとか文句言うのってどうかな?

思いっきり乗せられた砂のおかげで身動き取れないけど、砂による圧がかかってる分抱き付く以上に二人が密着してていろいろヤバイ

ついさっきまでドラゴン相手にしてたのが嘘のような雰囲気の落差よ


身体の両脇に美女と美少女

密着している肌が汗びっしょりになって吸い付く

なんなら顔もすぐ横で、熱さもあってか徐々に息が熱い吐息へと変わってくる

精神攻撃をメインにする新手の拷問か修行かな?


「そ、そろそろ限界なのじゃないですか?ヴェルーリア?」

「そういうフレイアさんのほうこそ、顔からの汗が凄いですし真っ赤ですよ?」

なんか、顔の前で火花が散ったように見えるのは気のせいだよね、うん


「はいはい、のぼせる前に交代ですよ~」

二人の対決は阿部ちゃんのふるう鍬で一蹴された

強制的に掘り起こされて文句をいう二人

腕とわき腹がフリーになって外気が気持ちいいと思ったのだが、そのまま新たな腕と身体がくっついてくる

「今度は私達もお願いします」

あれ?白夜と弥生さん?


「ああっ!次は私が寝るつもりだったのに!!」

掘り起こした二人の砂を払ってあげてた阿部ちゃんが文句を言うが

「最後に入った方がご主人様(マスター)とゆっくりできますよ?」

それ、まだまだ埋まってろっていうことかな、弥生さん?

そしてどうしてそうもくっつきたがるようになったかな?阿部ちゃん?


『大丈夫ですよ、ちゃんと魔術で体調と温度管理しますから』

実体持って自分自身でも魔術行使できるようになったってこと?

『はい、おかげさまで』

あらあら

でもそれって強要がすぎやしませんか?

『そうかもしれませんね

でも、ハーレムへの道のりとして通らざるを得ない試練だと思って頑張ってください』


弥生さん?

ハーレムは結果論であってけして私が望んで作ったわけじゃないけども?


そして実体持ったら当たりきつくないか?

「『気のせいです』」

実体と脳内で同時に答えるな!


その後、カホルと十六夜が入り、続いて月詠と葉月さんが・・・・・

って葉月さん???

「せっかくですし私もアヤノちゃんの心境を体感しておこうかと思いまして

ご一緒よろしいでしょうか?」

少々照れ顔をしてるが、まあそういうことなら・・・・・

って、好きなように流されてる気もするが天国を楽しまない理由はないのだ


大トリに阿部ちゃんとアルテミスがくっついてくる

「最後まで待ったんですから、じっくりお付き合いしてくださいね?」

なんとなくうれしいような、怖いような台詞をおっしゃってます

「傍から見て正妻二人が旦那様と仲良くしてる絵って様にならないかぁい?」

何時から正妻に?しかも二人?

阿部ちゃんも何も反論しないのかい?


「文句あるのかなぁ?この【世界】ではボクが規範なんだよぉ?」

さいでございますね、一応駄女神とはいえトップオブトップですからね

「あんまり駄女神とか言うと天罰落とすよぉ?」

冗談でも、リアル女神様であるアルテミスが言うと洒落にならないから止めてください

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