17-5「女神様、マッサージ初体験」
「どれどれぇ?
ボクにも まっさーじ、ってのをやっておくれよぉ」
入ってきた途端またも大の字で浮かんでる駄女神様
一瞬、浮き出ている双丘か恥丘を揉みしだいたろか!とも思ったが、心を読む彼女はニヤリとしながらまつげ越しの視線を投げてきたので、効果が薄いと辞めておく
代わりに身体を水平回転させてやって、向かってきた左足を捕まえ足首をホールドし足裏中央を親指第一関節で強く押し擦る
「ぎゃっ!」
あ、暴れて溺れた
「ボクを殺す気なのかぁい!」
いや、貴女昨晩暴食したツケが肝臓と胃の反射区に出てるんですよ?
だから擦った範囲が痛いんだよ
「なんだい、それはぁ?」
足つぼマッサージやリフレクソロジーって奴だよ?
自己流だからごちゃまぜだけどね
女神といえども実体になると人体構造同じなのかな?
そういえばドラゴンは喰ったものを魔素に変えて排泄しないとか言ってた気がするけど、人化や龍神族になって構造を含めてどうなったんだろう?
「そもそも人は神を模したものさぁ
本来神は何も食べなくても生きていけるのだよぉ」
でも貴女、昨晩はちきれんばかりの大食いしてこのざまですよね?
もしかして食事も初めて?
「以前君の世界のおねえさんと逢った時に「けーきせっと」は頂いたんだよねぇ
美味しかったから君にも頼んだんだけどさぁ、今日まではあれ以外食べたことなかったねぇ」
おなかの膨らみ方が凄かったからツボ押しで刺激されてトイレ初体験とかならなきゃいいけど?
「それはそれで貴重な体験だよぉ」
どうなるかわかってるのか否か、笑ってらっしゃる
「私にもマッサージ、というのをしてみていただけますか?」
ヴェルーリアが寄ってくる
相変わらず遠慮がちだけど、そこがまた可愛いんだよなぁこの娘
娘を見る父親、ってこんな感じなのかね
ただねぇ、前から見るといかんせん背徳感半端ないから、後ろを向いてもらって肩を揉んでみる
「なんでしょう、不思議な感じがしますね
でも気持ちいいです」
それはなにより
あんまり揉みすぎると今度は揉み返しって痛くなるからやる時は気を付けてね
「え?もう終わりですか??」
「もうちょっとだけやってもらえませんか?もうちょっとだけ!!」
「じっくりと揉んでもいいと思うんだよぉ?いいことしてあげるからさぁ」
最後の駄女神、言い方がなんかいやらしいんだよ
わかった
それなら少しばかりはわたしにも役得させてもらおうじゃないか
製作:寝台
治療院によくある緑のベッド、それも顔のところに穴が開いたやつを浴室内に作る
整体ベッドを興味深々見ている3人
「さあ、女神様からここでうつぶせになってくださいな」
「ではお願いしようかねぇ」
うつぶせになった全身バックショットが見えている
いいプロポーション
流石女神様、均整が取れて美の女神って感じか
完璧、ってのはこういうのをいうんだろうなあ
「もっと褒めてもいいんだよぉ」
覗くな、心の中の賞賛を
相変わらずうっすら発光している身体を足裏から少しずつ掌で心臓側に揉んでいく
「おっ!あっ!うっ!」
いろんな声を出しているが、そこまで力は入れてないんだけどね
やっぱり初体験だと痛いよね、あちこち
形よく弾力も素晴らしいおしりを眺めつつ軽く揉んで、そこからの眺めに少々罪悪感を抱きながらも腰椎脇を押すとびくん!と身体が跳ねあがった
「痛いねそこぉ!」
女神でも腰痛か疲労蓄積があるのかね
お疲れだと凄く痛がるよ、ここ押すと
「君さぁ、本当にモノづくりが仕事なのかぁい?
あれもこれも出来すぎて怪しいくらいだよぉ」
まあ、自分もやってもらうんで学ぶなり覚えるよね、ある程度は
改めてこの状態、とある部位が丸見えな分揉まれている本人よりも揉んでいるこちらがドキッとしてしまうのだよね
絶世の美少女、と思うと余計に平常心が保てなくなるので、マッサージのほうに意識を持っていく
しかし、背中は軽く押しただけでボキボキ鳴るし、肩甲骨は痛がるし典型的なデスクワークの女の子じゃない?
「ボクの仕事も意外と疲れてるんだねぇ」
神様だものね、一応
お疲れ様です
今度は仰向けに、と言おうとして一瞬逡巡したね
この【世界】の女神様のあられもない姿を見るどころか触るって今更ながらどうなのよ?
女神崇拝過激派とか居ないよね??
《万が一そんなのが居たらボクが排除してあげるから心配しないでいいよぉ》
そりゃあありがたいけど、今の格好で仰向けになったら流石にエッチすぎない?
《今更かぁい?》
そうですねぇ、散々見てますからねぇ
改めて仰向けに、と言うと一切の躊躇なく大胆に上を向いたね
同じ様に足から揉み上げて行く
鼠径部を揉んでふと目をやると人間と変わらないところが見えている
脚を軽く開いているだけにばっちり視えてしまう
バックショットもだったけど、その状態だと見えるところはまるっきり人だね
《別に欲情したってかまわないよぉ!
もしなんならじっくりねっとり見てもいいくらいさぁ!
ボクが魅力的な雌で君が健全な雄って証拠だよぉ》
あらまぁ、だったら遠慮せずにもっと見ておけばよかったかな
なんて不謹慎なことを思いつつ、女神の身体を揉み摩る
おなかを回し摩って胸の下、胸の上を揉んでデコルテから肩、首を揉んで終了
柔らかいし吸いつくような肌を濡れた状態で揉むから手の方も幸せだね
「かるく一通りだけどどうだい?」
「おおっ!さっきフレイアが言ってたサウナの後の水風呂入った時って表現は言いえて妙だねぇ
これは気持ちいいもんだねぇ、凄くよかったよぉ」
「この後少し温まってからデッキチェアーに横たわって安静にしてるといいよ」
「わかったんだよぉ、ありがとうねぇ」
浴槽に向かう後ろ姿はなんとなく軽やかに見える
歩く姿もまさに神々しい
機嫌がいいからか心の声が聞こえたからか、おしりを左右に振りながら歩くのはからかわれてるのか?




