15-7「長もなりたい龍神族」
全員に説明をする
ニールが帰ってきて検証通りならば間違いなく龍神族のみ認証するドアってことになる
そう考えるとここは元々龍神族が居た町なのだろう
だからサイズも人間サイズの建物になっているってことか
「そういえばわしの娘が龍神族になったと言っておったが、人化とは違うのか?」
長に一通り説明する
「ふむ、先祖返りか
大昔は人と同じなりをしていたので人化が出来たのかもしれぬの
ところでどうやったら先祖返りできたのじゃ?」
【命名】したら結果こうなっただけなんだけどね
「それではわしにも【命名】をしてくれぬか?」
なんですと?
「長く生きておると退屈での
人化してもいいのじゃが新しい力を貰えるならそれも楽しそうじゃしの
そもそもわしの娘がその強さじゃとこのままでは子のほうが強いかもしれぬし」
そりゃそうだけど、そんな安易に良いわけ?
「いいのじゃいいのじゃ
今回の騒ぎがなければ普段はどうせ寝てるだけじゃしの」
ニールに確認しては?
「あ奴に聞く必要なかろう」
左様ですか
「大変失礼ですが長の性別は?」
「人がドラゴンを見ても雄雌がわからんのか
やれやれ、少し待っておれ」
そう言うと目を閉じた
徐々に体が縮んでいき、シルエットが人のサイズになった
「とりあえず」
私は言った
「誰か予備のメイド服持ってきてくれるかな?」
長は女性だった
メイド隊2名が走って装甲車に向かったので長に背中を向けるのだが
「なんで明後日を見ておる?」
長に聞かれる
「一糸纏わぬ妙齢の女性を見つめるのも如何なものかと」
「ぬ?
わしらは普段からなにも身に着けておらぬぞ
ドラゴンの裸はよくて人化での裸はだめというのはおかしかろう?」
ごもっともでございますがね、年齢問わず女性が裸じゃ目を逸らしますよ
一応大人で自称ジェントルマンですから
しかし、言うことが母娘共々一緒ってのは種族の違いかねぇ
「旦那様はアヤノに怒られるのが嫌なのじゃよ」
シャールカーニが自説を説明する
「わしの娘以外にも番が居るのかや?」
真顔でこっちを見てる
「いや、番ではありませんが?」
クールに否定をするも
「じゃが、おぬしの周りはおなごばかりなのじゃろ?」
「たまたま女性が多すぎるだけで、ハーレムじゃないよ」
「「「はーれむ?」」」
みんな一斉に聞き返す
そこに食いつくんじゃありません!




