私の思い違いだといいんですけど
一生懸命書いてるのに読まれないと
俺の書いたのアカンのかと
たぶんそれ、原因中身じゃないと思う
あらすじとか見てると結構目の付け所イイの多いですし
文章もしっかりしてるし
よほどひどいのはまあ例外としてもね(私の小説だって?ほっとけっ)。
じゃ何で読まれないのって?
たぶんそれ冒頭で回れ右されてるんじゃないかなと
だったらやっぱ内容ジャン?
いやいや、
あ、もちろん内容もってケースもあるかも知れないが(私の小説だって?ほっとけっ)
これあくまでも読み手側の意見ですからね?
例えばさ、
「とある夜。刑事の俺はビルの屋上で犯人と対峙していた」と書かれるとしますやん?
書いてるほうは、
「うーん、少ない文字数で簡潔に情報伝えられた」と思ってると思いますが、
読んでるほうはどんな風に受け取ると思います?
「そのビル、どこ?」なんですよ。
え(;・∀・)?と思うやろ?
でもほんとそうなのよ。
いつぞやのエッセイでも言いましたが
ビルの屋上と一口に言うても
いーっっっっっっっっっっっっっっっぱいあるでしょ。
でも分かりやすいやんって?
逆に分かりにくいんですよ。
「ビルの屋上」って言う情報は伝わっても
場所のイメージは伝わらないんですよ。
じゃあビルの名前書きゃええのか?
そうゆう話じゃないのです
「それだけでは、場の雰囲気は伝わらない」んですよ。
えー、でも肝心なのは情報だよね雰囲気じゃないって?
あのさ、小説読むときに情報だけで読むんなら
ストーリー要らんでしょうよ。違う?
某小説家も言うていたが、情報伝えるだけなら小説は三行で終わると。
場の雰囲気を掴むって、読み手にとっては大事なことなんですよ。
それが無かったら読み進められないんですよ。
だから上手い人は、場の雰囲気を伝えるのが上手いですやんか。
遠藤周作が書いた沈黙って小説ありますやんか。あれなんかまさにそうやんか
学校の国語の授業でしか習ってないので、全部拝見はしておりませんがそれでもね。
そんなに必要なのかって?
必要ですよ。
だって読者はその世界に行かなきゃ読めないんだからさ
文字だけの情報の世界に人は住めないでしょ?
でもなろうテンプレのはっていうけど
あれは、もともともう、場の雰囲気が読者の中で既に出来上がってる状態だからあれでいいのであって、
あとはもう、物語の情報を伝えてもらったらいいのであってね。
他のはそうじゃないやん。(だから歴史ものとか難しいと言われてるのそれでしょ。迂闊にその時代に無いモノを入れてしまうと、全体の雰囲気が壊れてしまうから)
雰囲気伝わってないのに、それなのに、物語の情報をどんどん詰め込むもんだから、
読む側はイメージ出来ない状態で置いてきぼり食らうわけです。
こうゆう冒頭、私うんざりするほど見たからね。
しかもこれ、書き慣れれば慣れるほど、この現象起きてる様な気が。
書き慣れてるから情報放り込むんですよね。
だから逆に、書き慣れてない人の方が上手くイメージ伝えられてる。なんてケースもある。
で、そうゆう人がテンブレに流れる。
つまり、今まで何度もそうゆうの書いて書いて書いて書いてって人が。
何度も書いてるから慣れてる。って人が。
SFでバトルアクション書いてました、でもあまり読まれない。だから……
こうゆうパターン多いんじゃないかと思うんですが
私の思い違いだといいんですけどね。
まあ別にそれで、上手くいくのならそれでいいと思いますし
ただ
そうゆう原因あるってもし知らんかったら、と思いまして(というか私自身がコレで絶賛悩んでる)
ねえ。なんでだよってもやもや抱えたままってどうなのよって思うからね。
内容が高尚だからとか、オモロナイからとかではなく
ただ単純に
読んでる側がイメージ出来なくてついていけないってケースもあるってことで。
読み手の側から、言うて見ましたよ。どうですか?
読者の方も、面白そうなのに、面白そうなのについていけない(ノД`)・゜・。と
そんな風になってる可能性があるってこと。
オモロそうなのに中に入れないんですよ。
だから、そうゆう話で、熱心に見てくれる人がいるってことは、
その高い壁を乗り越えて来てくれた人ってことになるんかな。
でもそんな人はめったにいないですよねぇ。
まあその
お店とかでも、
入ろうと思うまでに時間がかかるゆうんは、
店にとっては、致命傷に近いものがあるんですよ。
せっかくいいものをつくっても手に取って見てもらえないんですから。
中で何を売っているのかイメージが掴みづらい。
こうゆう店ですと看板が出ていても、なんと言うか、入りづらいじゃないですか。
流行りのが売れるのは、中に何があるのか
入る前から見当がついているからってのもあります。つまり
入りやすいってことです。
つまり、雰囲気が掴みづらいと
「人は不安になる」んですよ。不安になると、人は先に進んでくれないのです。
小説も同じです。
まー、言うのは簡単ですけどね
なかなか難しいところでもあります。
個人的な意見になりますけど、
その小説独自の固有の情報は、そんなに慌てて入れなくてもいいんじゃないかなぁと。冒頭に。
だいたいさ、あらすじに書いてあるじゃんよ。
SFとか、異能バトルものとか、そうゆうのだとどうしても
物語固有の言葉みたいなのがおおいので、
何処で入れようかとね。悩むんでしょうね。読んでて、あー、悩んでるなぁてのが
ヒシヒシと伝わってきますので
でも焦るんですよね
その焦りもしっかり伝わってくるから、焦んなくてもええんちゃうかなと思います
まずは周りの情景、漂う雰囲気をしっかり伝えてください。そしたら読者は安心して先に進めます。
でも謎を放置してるから読まれないって意見もありますが
たってる場所が曖昧だと、そもそも謎にたどり着くまでに読者がへとへとになってしまうのでは?
謎を放置するも何も、そこまでたどり着けないのでは?
ね。せっかく複雑なプロットとか、いろんな資料読んで、リキマンで書いたのに
不安だからって理由で入ってきてくれないんじゃ、
ほんとにその、
気の毒としか言えないから。それで小説家になりたいと思うてるのならなおのことですよね。
まあ一例に過ぎないですけど
一応、気付いたので書いておきますね。ご参考になれば幸いです。
読者が安心するのは完結が保証されてるから?
それもあるかも知れませんが
こっちの安心が保証されていないと
いくら完結しますと言うても来てくれんのですよ。
完結してもついていけないんじゃ、どうにもならんじゃないですか。
あと余計なことかも知れませんが、
腕のよさと評価はあまり関係ないと思いますよ
少なくとも、イラストの世界ではそうです。
腕がイイからと言って、評価が高いとは限らないのです
だから、
俺の評価が低いのは俺の腕がーと思うのはちょっと待ってと言いたいです
(まあ私のようにほんと下手くそで読まれん見られんというケースもありますが)
日本美術展覧会で大賞をとるような人が投稿した絵が
ブクマつかないってこともざらにあるんですからね
俺の作品は人気がない
腕が悪いのかって思い込むのは
みっちり音楽を、その手のところで学んできた人間が
アイドル歌手を前に、
なんで私は人気がないのと悩むのと同じです
悩む意味ないでしょ?違います?だって
人気を得ている意味が、貴方の考えてることと全く違うのですから。
小説だって同じですよ。少なくとも私はそう思います。