研究課題 1 課題申請 昭和62年4月某日
さてま、、ということでいきなりハードルあげました。
・インダクタンスを発振周波数から求める
・ディップメーターの製作
・SWRメーターの製作
実際つくるのよ、、
ほんぶんはじめます
本来ならば3年次の研究課題になるんだが、、
所定の単位あるので2年次でも参加できるんだよね。
結局のところなおちゃんの研究課題を共同でやることになったんだわ
で、、題して『LC同調回路を用いた無線用アンテナの研究』
というお題目。
ようするに、LC並列回路でアンテナカプラつくって特性を測るというようなお話です。
ナガオ工房行ったときに、簡単そうでおもしろそう!となおちゃんが飛びついたわけだけど、それを課題にしたわけだ。
で、高橋と一緒にマイクロ波やろうとか書いたら却下され、
なおちゃんが「あたしといっしょにやろうよ~」と飛びついてきた。
なおちゃん・・なんで企画書書かないの?
丸投げよくないよ生徒会長さん??
出しましたよ、、
担当教官から
どおせならパイマッチ回路やれば?本格的なアンテナチューナーだよ?
いかんせ低予算です。
いやいや、、ポリバリコンでやるんでしょ?
パイマッチの計算がめんどくさいんです
2アマもっているじゃんか。じゃあ、来年課題もういっこやろか?どおせ古川といっしょに推薦で長岡か豊橋だろ?
ぐぬぬぬ、、
なんてこった、来年もういっこ課題やらにゃいかんことになったし。。
高橋に言うと
「お疲れ様です・・」
ってなあ、、あなたゆかりさんと共同だよね?
あなたこそお疲れさんですだよ?
で・・機材申請なのだけど
グリッドディップメーター
LCRメーター
SWR計
ダミーロード
テスターは1年のときに実習で製作したものをつかうけどさ
LCRメーターはデジタル式を借りることになったけど、ここでも・・
「あ~なんならこれ作ってみてよ。周波数カウンターは貸し出すから」
もらった資料をみると、発振周波数からインダクタンスを求めると。
LC発振回路ですねわかります。
えとすなわち
LC発振回路の周波数は
f=1/(2π√(LC) (Hz)より
周波数からインダクタンスを求める場合
* L=1/(4π^2*f^2*C) (H) となる。Cは回路のキャパシタンス固定数値
さすがに周波数カウンター作れとまでは言われなかったけどさ。
ちょちょ!この流れだと??
「あ、そうだ・・グリッドディップメーターじゃなくて作ればいいじゃんか。
持って帰っていいからさ。あと、SWR計もつくっちゃえば?まあ古川だけならこんな要求はせんけどさあ、、みっちゃんいるから大丈夫だろ?」
せんせ、、あなたまでその名前で呼ぶのですね?
というか、、なおちゃんどこに行ったんですかね?
「つくるのはいいんですがね、、資料とかどの辺に?」
「図書室にあるラジオの製作バックナンバーの山から探せばあるよぉ~がんばってねぇ~論文は11月末だよぉ~いいの書いてねぇ~」
むちゃいいなさんな・・
あとでゆかりさんから聞いたけど2年の時に同様なことをやらかし、今回高橋とやっているそうだ。
まあ、、なんとかなるさ。。
*数値訂正
よんでくださってありがとうございました。
ええ、、昭和末期の設定ですから。
いまならNanoVNAの研究とかいうネタで課題のおかずになりますよね、、
うちの中華LCRメーターとローカルさんが買ったLCRメーターを比較したら。。
周波数特性の関係かうちの中華だと測れるけど、、、という結果がでました。
どうやらうちのLCRメーターはアマ無線向けで、逆にインダクタンス測定すると
誤差が大きいとかで、、
ということで、このお題では不定期に割り込ませます。
ではまた DE JI1QAU ex KJ7HHH "KEI"




