1.4 そもそも・・だけど 後編
昭和61年4月12日 松田町 神奈川県
実のところ、綾乃ちゃんと仁美ちゃんが工作しなくてもなおちゃん、、
あのねみっちゃん、、ごめんねぇ~ミニバスケ同好会に誘われてねぇ、、今日はだめなの。。というか、、綾乃ちゃんに言っておいてねぇ~
かわいいよ、なおちゃん・・・おっぱい大きいしもう。。
ちがうそおじゃねえよ。
あいつ胸大きくなり出してから男が寄ってきていたけど、自分はある意味男よけとして使われているのかもしれんけどさ。
いや、、どうだろう?あいつたしかに頭はいいけど、そういう計算は出来ないぞ。
なんというか、、、頭いいくせに計算できない天然ぼけ・・
計算できたらいきなり教室で襲ってこないだろう。
まさかそれ、、あいつそうなること計算して襲ったのか??
だとしたら・・・まじで怖いわ。
で、母親から
「ところでひろちゃんよ。。じつは恵ちゃんとつきあっているの?」
まあ悪いことしているわけじゃあないし。
「つきあっているのかな、、べつに・・親が決めたこととかじぶんが小学生の頃言ったことがどおの、、じゃないよ。なんというか。。。よくわからん」
どこまで知っているのかというか、なんで知りましたかね?
山本の叔母さんからの連絡だと・・それしかないだろ?
「じゃあなんで宏美ちゃん経由で連絡取っているのさ?どうどうとつきあえばいいじゃんか」
「はあ、、まあ・・直子のバカが騒ぎ起こした手前上、、ついでにお調子こいてガソリンかけたし」
あれか、、なんで直子ちゃんまで来たんだろうね?連れて行った私がバカですが。
そうなることなんでわからんかったかな自分、、
そのあと直子ちゃん暴走してなあ、、あたしも学校に呼び出されたよ。
「おまあなあ、、もっと子供らしくしろよ。。いやちがう。。ではないか。。まあ・・そう育てたあたしらが悪いんだけどさ、んで直子ちゃんはどおする?」
「なおちゃんはおねえちゃんだし、、近すぎてなんといいますかねえ?判断つきませんわ」
はあ、、
「こまったもんだね。。まあいいけどさ、新井のじいさんところにはいつ行くの?」
「ゑ?行かなきゃダメ?」
まあ。。あそこんちめんどくさいんだよなぁ。。というかいま住んでいるところがまあ、、
その係累かあ。
「、、、めんどくさいのはわかるけど。。今月中に挨拶に行ってきなさいな。でさあ、ひろちゃんよ、ひとり暮らしする気ある?そこで恵ちゃんか直子ちゃんか決めればいいわけだ。恭子だけは、、、ちょっとなあ、、あれはヤメレ」
もともと県外の高専いくつもりだったんだろ?
恭子ちゃんか、、最近あっていませんね。
あうとややこしいので。
なにを言っているのだ?この母親は??
はい?家出てひとり暮らしして、、はい?
つか、いいかげん社宅でなさいよ。
いや、、ここうちの所有物だし・・
へ?
だからぁ~相続でじいさまからもらったし。名義もあたしだし。
いずれは潰してアパートにする予定。
「うそやろ、、まじか」
「まじだ、、とうちゃんにはナイショだぞ」
なんでや?
「なまじ教えると仕事しないし・・・」
あ、、、
「あの放蕩男だよ。。いまじゃおとなしいけどさあ、、あんなんでも一度は地盤継がせようとしたらしいのよ。。でもまあ、、」
で。。。山本家
「"みっちゃん"来てくれたんだ。お姉ちゃんもだけど私の後輩になれなくて残念でしょ?」
ほとんど棒読みじゃねえか・・・みっちゃん呼びかよ。
「よくわかりませんが、、偏差値は同レベルで入学時の順位は恵さんより上かと?宏美さんの場合、西高の主席入学で首席卒業しかも生徒会長まで、、なのになにゆえ旧帝行かなかったんですかね?というか、恵さん、、なんで今日に限ってその呼び方なんですか?」
「ここであのお姉ちゃんのコトを出すのね。。このクソガキ!」
かわいいと美人の微妙な所にてなおかつ目がうつろげ、、なまだ少女といえる、、がいやみったらしく・・ クソガキ呼ばわりするけど・・目がうれしそうに見える。なかなか楽しそうですね恵さん?というかお姉さんのことまだ許してはいないんですかね?
「お褒めいただきありがとうございます それと、、みっちゃんってダレ?」
目の前で茶虎の猫ちんをだっこする目がうつろ気味の美人とかわいいの中間点に位置するようなショートボブの女の子がイヤミを二言ほど言ったけど、
「ひろしくん!あいかわらず、、そういうのだめだよぉ~ 」
「ええそうですよ。。恵さんからすればただのクソガキですからねぇ~」
「だからぁ~ひろしくん、クソガキじゃないよお~ でもほんと久しぶりだねこうして会えるのって、、ここ来るのって。。入学式のとき来て。。わたしいなかったからごめんね、、ちゃんとこうしてあえるのって・・あ、、いやなこと思い出したぁ~ 泣けてきちゃうよぉ」
あれです。
親同士で恵さんを家庭教師に、、それ以外の目的付きで、、という話にどういうわけか直子ちゃんが絡んできたんだよね。
あいつなりの抵抗なんだけど・・これがまた。。
英語と数学の問題で中学2年の直子ちゃんに負けたんだよね、、しかも共通一次の問題で。
ケンカ売ったのは直子ちゃんなんだけど。どのぐらいの実力があるか勝負!
で、どういうわけか自分も勝ってしまい・・直子ちゃんには寸差で負けたけどね。
どうかしているわ、、
それで泣き出したんだよな、、
で、家帰って母親に怒られたわ、、、なんで手加減しない、、と。
いやいや、、手加減したら失礼でしょ?というか縁談ですかまだ早いし。恵さんのことは好きですけどちょっとまってほしいわ。
これでまた説教追加ですよ。。
お父ちゃんはなんもしてくれないし、、、
というか、なんであのときになおちゃんを連れて行ったのよ?
そおいうことしなければ、恵さん大泣きすることなかったのよ。
こう見えて、すごく負けず嫌いだし。
かといってこっちが手抜きすればスネるし。
しまいには、、、
すごくめんどくさい、、
「ひろしくん、、話早いけど高校出たらどうするの?進学でしょ?」
「たぶん地方の国立大学だよ。とはいえ、、旧帝はないんじゃないかな。高橋は東北大とか言っているけどさ、なるべく遠い所に行きたい。ラクして枠のある豊橋か長岡かと。
さいしょ県外の国立高専って希望出したのは家から離れたかったから。で、西高にいかなかった理由だけど、、3年間好きなことやりたかっただけ。。やることやっていまのうち遊んでおけば"どうにかなる"ってね」
豊橋か長岡、、かあ。。おねえちゃんのところじゃないんだね。おねえちゃんの理系しかも工学部には驚いたけどさ。
じゃあなんで・・・あのわけわからない私をいじめた女の子といっしょなの?仁美ちゃんから聞いたけどすごく仲がいいって、、それでいてわたしと1ヶ月に一度ぐらいあっているってどういうこと??
「わたしのこと、、そのほんとうは好きじゃないの?親同士決めたことだから?」
かなしそうな顔しないでくださいな、、
「好きじゃなければこんなめんどくさいことして、恵さんと連絡取ってませんよ。
めんどくさい手段取ったのは、、まあなんだかなぁ~なお話でして、、宏美さんに言われたんですよ、、恵さんの前で言うのもアレですが、どこまで知っているかわからないけどある意味特殊な環境で育っているのでね。。今ならまだ普通に戻れると思う。古川さんもまあ・・あれはお兄さんの影響か、、彼女に言わせれば上には上がいるから大丈夫とか言うけどもね。ここでへんな事言うけど、、
あらためて、、
恵さんちゃんとつきあってください
あと、"その日"が来たらお互い答え合わせしましょう。
お互いの答えが変わっているかもしれないけど。。。」
にゃは!これある意味プロポーズですよね?にゃあ~~!
「ひろしくん、、、むりしなくていいんだよ。確かにひろしくんが溺れそうになったとき言ってくれたことと、前から親同士が決めたって言うのあるけどさあ。ひろしくんはじぶんの好きなようにすればいいんだよ」
ん?
「だからだよ、、答えが変わっているかもしれないってこと。あの古川さん選んでいるかもしれないし、綾乃かも??」
にゃあ~
「うん、そのときはひろしくん殺して私も死ぬし 意味わかるよね?」
にゃあ~ だれにもわたさないにゃ!
「やめてつかあさい。自分の好きなようにならんやんけ」
なんか悪い顔してますね、、、怖いよこの人・・
初めて見るよ、、
「じょうだんよ。でもじょうだんではないよぉ~ にゃあ~ ねえ、、ひろにゃんのことほしいの、、にゃあぁ~ん」
お猫めぐ!目がやばい!
「ちょちょ!」
「いまほしいのぉ~ ずっと我慢していたのよ?にゃあ~ ひろにゃんのことほかの女にはあげないからぁ~」
あ~!
気がついたら夜だし、、いいのかよ?
今日両親と仁美ちゃん帰ってこないからねぇ~函南の家行ったし。
なんで自分の周りにはこんなのしかいないのだろう。。。。
まあいいけどさぁ、、おたがい押さえていたんだからさ。
「あのね恵さん、、おたがい裸のまんまで言うのもだけど・・」
「恵、、さん付けいらないし 呼び方考えてね?にゃあ~」
、、、にゃあは余計ですかわいいよ。
「メグちゃん、、」
「にゃあ~ ごろごろごろ」
ねこになってますね。。。
「恵、、」
「ん?なにかなぁ?」
あ、、これ使えそう・・・
「あのね、、うちの母親がね、この際だからひとり暮らししたらどうか?っていっているんだよ」
いまなんとっ!ひとり暮らしって言ったわよね?
にゃあ~ん!
「わたしとしっしょ、、、」
「あかんやろ 気持ちはわかるよ。だがそれは待って欲しいそのときが来るまで」
なんでこうも、、変にカッコつけて。。ふつうなら じゃあ恵一緒に!とか言うのだろうけど、なぜに言えない?つかふつうにあかんやろいまの段階では!
「そうなの?」
かわいらしくくびを傾けない、、
「まあ、、いくら西高同様に自由な校風とは言え・・ひとり暮らしを認めるかどうかわからんよ。で、聞いた話しだと、妙なところでお堅いって」
「そうなの?ちゅ!」
やめい、、というか、、この近所にえと、、だれだっけ?住んでいませんかね?
「あのね、、、くれぐれも、クーデター起こすとかそれに荷担するとかはやめてね?」
は?いまなんと??
「はい?何の話?」
「し~ら~なぁ~い!ねえ、、今日どおするの?泊まっていくよね?ん?」
「それより、、おなかすいたよぉ~」
うん!ご飯作るから手伝ってねぇ~と言うか、、お風呂いっしょに入ろうか?ん??
「それも、、いいんですが、制服のまま来たし・・服ないんですがね?」
「大丈夫よ、、買ってあるし・・」
まじですか、、
ゑ?しょっぱなから恵とえっちですかぁ?
中和していない気がする、、、というかウラン235濃縮していませんか?
というか、プルトニウムは調達完了、、と。
へんにかっこつけてため込むよりはいいでしょ。。
よんでくださってありがとうございました。
毎日投稿になってますがな・・
とりあえず昭和61年分は書き上げてあるし。昭和62年着手はしておりますが、ちょろちょろ昭和61年追加中。。
明日はワクチン3回目です。
それは別にいいんですがね、、たまっている実験をどうにかしないと、、というか同軸ケーブル10m注文しないとね。
3月20,21の春のオンエアデイ、、どうしますかね?
そういえば、、昨年デジタル簡易無線買うとか言って結局のところ・・・でしたね。
善処します、、
ではまた
3月24日 某恵さんお誕生日編書くか? 史実だと二十歳の誕生日熱出したというアレですか。。
前作で書いているのでねえ?