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能ある鷹は爪隠す  作者: 峰白麻耶
3/11

半年後の昼下がり

さて俺の異世界ライフが始まって半年たった。俺のこの世界での名前はリズティー フォーマットと言うらしい。


 とりあえずここは少なくとも魔法ぽいものが使えることがわかっている。ぽいって言うのは確証がないからだまあ、それよりもなぜわかったか?



聞いて驚け。ある日家で雇われているであろうメイドさん。どうやら俺の専属らしくついでに新人。どうやら家のメイド長の子供らしく5歳くらいの子だ。おい、ロリメイドだぞ?ロリメイド。おっとロリメイドは置いといてまあ、その子が後ろの棚に直撃。乗っかっていた花瓶が俺の方に来るではないか。




正直あの時はヤバかった。せっかく異世界に転生したのに生後数週間で死ぬだと?




   死因   頭の強打  


   凶器   綺麗な花の花瓶


   原因   新人の子供メイドが転んだこと




  …………どこのギャグだよ!!



 

 だがここで奇跡が起きる。目を瞑って早かったな次はもっと長生きしたいと思ってると衝撃は何もなく変わりに冷気が顔にあたったのだ。花瓶が凍って吹っ飛び壊れていた事から多分そうだろう。



 その後流れるような動作でこけたロリさんメイドに近づくとどこから知らかわからないがあるの物がでてきた。



それは、紙でできなおかつコンパクト。叩くときは扇型に広がり当たると結構痛い。



  そう、ハリセンだ。


驚いたさ。なんで異世界で俺の前世でのツッコミ道具が出てくるんだよって。しかも物凄くいい音したから驚いたよ、スパーーーンって。このメイド長には来世ハリセンを持ってツッコミやってく漫才やればいける。もしくは鞭でそっち……Mの人にやれば勝てる。



 こってりメイド長に説教されたロリメイド……サーシャという名前みたいだ。赤色の髪をポニーテールにしている。目は黄色だ。その黄色の瞳を潤めかせながら怖がらせてごめんねと頬にキスしてくれました。




   すごく……柔らかかったです。




ちょっと待つんだ、その血の滲んでいる拳を開くんだ炉理婚のみんな。



え、最後の文字が結婚の婚なのは結婚出来ない俺たちえのあてつけか?




…………もっちろん!!(ゲス顔



落ち着けはやまるな。ステイステイ。



俺だって前世は独り身だったんだ。仲間だぜ?二次元に嫁がいるんだ。仲間だろ?


え?幼女にキスされたんだから有罪?



 ん?待てよ。精神年齢30歳くらいが幼女にキスされてすごく柔らかかったです?




 ハッハッハー。アウトじゃん。


 いや感想だからセーフ。感想だからセーフ。それに俺はロリコンではない。子供が好きなだけだ。さっさと帰れよ、炉理婚ども帰る場所(二次元)があるだろ?



……よしやっと帰った。



よしあと説明するのは何かな。家族構成かな。



母  アンジュ フォーマット


父  レグザ  フォーマット


と言うらしい(メイドさん情報)



ついでにメイドが言うには、父のレグザはフォーマット家を六家柱と呼ばれる魔法、戦闘などなどの力が優れている者を輩出する家。ぶっちゃけていうと魔法の戦闘力が高い人材を輩出している六家柱にしたいらしい。家は今現在その下にあるのが補佐四十四家の1つである。


この称号を与えられると爵位も貰える。爵位は五等爵。公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵の順に偉く六家柱で一番高い家は侯爵らしい。ここは元が貴族だからな。普通は子爵で補佐は男爵らしい。


つまり家は纏めると補佐四十四家の男爵家と言うわけだ。


俺が長男と言うことになり俺が跡取り?と言うことに成るんだろうが面倒だな。何とかしてやらなくても済む方法を見つけなくては。



そしてメイドさん(専属ではなく巡回で来るメイド)が気になる言葉をいった。



「リズティー様が魔法の才を持ってなかったらどうするのかしらね」



どうしましょうかしらね。まあ、それで追い出されて当主に成らなくてすむなら大歓迎ですが




こうして今日も俺は呑気に眠りながら過ごしていた。













 





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