森の探索
遅くなってすいません。
どうぞ楽しんで!
あれから数日たった。
その間にあったことはとくになく、
遭遇したモンスターと戦ったり、
たくさんの水の入れ物や水筒を作ったりしていた。
そんな感じで食糧や水が多く貯蓄できたからか、
「そろそろ森の奥に行くぞ」
そう俊太が言ってきた。
だけど俺は、
「え~」
無理だよ、ただでさせやっとサバイバルに慣れてきて魔法も使えるようになってきたのにまた移動なんて、
「わがまま言うな」
「でもさ~」
「お前の言いたいこともわかるがそろそろ拠点を移したりして森を進んでいかないと森を抜けるのにこのままじゃ何年かかるかわからないぞ」
まぁ確かにこのままずっといても仕方ないけど、
「慣れないことで大変かも知れないが、やっていくしかないんだよ」
「わかったよ」
しぶしぶだが行くことにした。
「よし!それじゃぁ行くぞ」
そうして森の奥に進んで行った。
森の奥は以外と静かだった。
モンスターがもっといるかと思ったが以外といない。
「なぁさすがに静か過ぎないか?」
「そうだなもしかしたら強いモンスターの縄張りかもしれない」
まじかよ、
「どうする?」
「ひとまずもう少し進んでいい拠点があったらそこで一晩野宿だな」
「わかった」
ひとまず強いモンスターがでないように心の中で祈っている。
すると、
「おい、あそこ!」
「えっ?」
そこには熊のモンスターがいた。
ただし大きさは今まで見たモンスターの中でも一番大きい。
「こっちを見てる?」
「匂いでわかったのかもな」
どうする?どうする?めちゃくちゃ強そうだぞ。
「ひとまず魔法で目眩ましをしろ、俺が突っ込む」
「わ、わかった」
こういう時でも冷静なので尊敬する。
ひとまず炎はダメだ火事になる。それなら、
「ブラックボール」
ブラックボールを当てずに手前で爆発させる。
「しゃっ」
俊太が突っ込んでいく、
「武装」
そういうと俊太が鎧を纏う。
新しく作った固くて守る部分が多くなった鎧だ。
「しゃっ」
「ガッ」
そして熊に蹴りをいれた。
「はっ」
「グッ」
次は顔面に拳を入れた、
「ウィンドカッター」
「グアっ」
俺もすかさず魔法を放つが、
「グルルっ」
あまり効いていない。
「毛が固いな」
俊太が言った。
確かに俺の魔法も毛に邪魔された感じだ。
ならここ、
「アイスドリル」
俺は高速回転する氷のトゲを放つ、
「ガアアアっ」
熊の肩に当たった。
「はっ」
すかさず俊太は蹴りを氷に当てた。
すると
「グアっ」
熊が後ろに下がった。
すると俊太が、
「顔にやれ」
そう言った。
「わかった」
俺は返事をしてすぐさま魔法を放つ、
「アイスドリル」
そうして魔法を放つ、すると
「グガアアアアアア」
氷のトゲは熊の右目に当たった。
「おらっ」
そして俊太は熊に刺さったトゲに拳を当てた。
そうすると熊は仰向きに倒れた。
「ダークウィップ」
熊の手足を縛る。
「せいっ」
そして俊太が拳を叩き込む、
そして、
「グォォォォォ」
そう言って卯なり声を上げ熊は動かなくなった。
「やったな」
「ああ」
なんとか勝てた。
しんどかった。
「ひとまず解剖はあとださっさと入れてここから離れるぞ。血の匂いで他のモンスターが来るかもしれないからな」
「わかった」
俺は熊のモンスターをアイテムボックスに入れた。
「よし、行くぞ」
そうして歩いていく俊太の後ろに俺はついていく。
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