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模擬戦のあと

学校もないので、今月はもう少し書きたいとおもいます。

模擬戦が終わり俺たちはゆっくり話そうと城の食堂に来ていた。

「うわっ、スゲー広れー」

食堂に来た俺はあまりの広さに感嘆の声を上げた。

「そりゃあ城中の兵士が食うからな。これくらい大きくないと」

そんな俺の驚きに対し新崎がいる。

「まあ、ひとまずいろいろと聞きたいこともあるし飯にしようや」

そうして横から松村がせかしてくる。

「お前が食いたいだけだろ」

「あ、ばれた」

「まったく」

「ははははは」

そんなやり取りをしつつ俺たちは飯をもらいに行く。



「なかなかの量だな」

飯を貰った俺はその量に驚く。

「肉はそこまで大きいわけじゃないが、周りのスープやパンが多いかもな」

そう、献立は肉とパンとスープというありふれたメニューだが、パンとスープの量がかなり多い。

パンはそこそこ大きめの物が三つもあるし、スープはそこそこ大きな器にいっぱい入っている。

「なんでこんなに多いんだ?」

「そりゃ兵士が食うからな、量は多めだ」

俺の疑問に松村が答える。

「まっ、早く食っちまおうぜ。そんでお前らのこと聞かせてくれよ」

「分かったよ」

そうしてみんなが席につき俺たちは皆の視線が向けられる中話始める。



「さーて、まずは何から聞きたい?」

「そうだなまずは、二人がどんなふうに過ごしてきたか知りたい」

「そうだな、なんで茂上が戸神と一緒にいるのかも、ふぃりたいひな」

「食いながら喋らないの」

委員長に注意されながら松村が聞いてきた言葉に俺は少し気になったことがある。

「なあ俊太、お前もしかしてクラスメイトの誰にも言わずにきたのか?」

「そうだぞ」

「なんで?」

誰か1人くらいは言ってから来たと思っていたのに、どうしてだ?

「そもそも俺は、お前以外に中のいいやつはいない」

そうきっぱりと言う俊太に俺は瞠目し、そして少し申し訳ない気持ちになる。

「なんかごめん」

「別に謝ることでもないだろう。それに誰かに言って止められてたらお前に追いゆけなかったかもしれないからな」

「そうか」

おれはその言葉を聞き感謝の気持ちでいっぱいになった。

「ありがとな」

「気にするな」

「えっとつまり。茂上は戸神が追放されてほっとけないからついていったてことでいいのかな?」

急に俺たちの会話が始まりなかなか話せずにいた新崎が一区切りした俺たちの会話から、俺と茂上が一緒にいる理由を理解したらしい。

「なるほど、そういうことだったのか」

「急にいなくなって心配してたんですよ」

納得した松村と理由を聞きいろいろと言いたいことがあるが安堵している委員長。

「すまない」

そんな委員長の心境を察してか謝る俊太。

「さて、じゃあ質問の続きだな」

「ああ頼む」

そうして俺は一呼吸おいてから話始める。

「俺たちは追放された後森にいたんだ」

「森?」

「危険だろ」

森に入ったと聞き水戸が驚愕の目で見てくる。

「森はモンスターなどが多く初心者や素人にはかなり厳しい環境のはずです」

そう山崎が言う。

「確かにそうだが忘れてないか?、こいつがいること」

俺は親指で俊太をさす。

「武術バカの俊太がいるんだ。森の中でもしっかり野営できる」

俺がそういうとみんな「あ~」という顔になった。

「おい、武術バカとはなんだ。ほかに言い方ないのか」

「いまはいいだろ。続き話すぞ」

俺の言葉に俊太が珍しくかみついてきたが俺は気にせず続きを話す。

「でだ、森を入ってすぐに黒いスライムが表れてな。そいつを倒したらなぜか俺たちレベルが上がってたし新しいスキルも手に入れたんだ」

「まじかよ」

「信じられない」

「なるほど、だから二人はそのスライムについて調べたいということね」

「さすが委員長、その通り」

「しかし、黒いスライムか」

委員長は俺の話にいろいろと納得したのか頷き、新崎は考え込んでいる。

「続けるぞ、でそのあと俺たちはしばらく森を進んでリンの村という村を見つけてそこに滞在してたんだ」

「リンの村?」

「ここからそう遠くないところにある村だ」

「エステルさん」

そう言ってきたのはマーヘンテイル最強の戦士エステルさんだ。

「すまないお邪魔だったかな」

「いえいえ、大丈夫です」

「そうか、では私も同席させてもらう」

そう言ってエステルさんは俺の隣に座る。

「続けてくれていいぞ」

「わかりました、で俺たちはリンの村で冒険者登録をしてな、それでダンジョンに挑戦してたんだ」

「ダンジョンに?」

「そうだ、それで一階層のボスを倒したら急に床に穴が開いてそこには見たこともない黒いドラゴンがいたんだ」

「黒いドラゴン?」

「何か知ってるんですか?」

エステルさんが黒いドラゴンというのに反応し新崎が訪ねる。

「いや知っているわけではない、少し気になっただけだ。話の腰を折ってすまない続けてくれ」

「はい、それでそいつと戦ったんだがかなり強くてやばいと思ったんだがなぜかがむしゃらに放ったブラックボールが効いたんだ」

「ブラックボールはそこまで威力の高い魔法ではないはずだ」

「確かにそうです。でもどうやらそいつは闇の属性が弱点だったらしくてそれでなんとかなったんです」

「そういうことか」

エステルさんは納得したのか頷く。

「そのあとなんとかダンジョンから戻ってきた俺たちはそのあと魔族と戦ったんだ」

「なに!」

その言葉に驚いたのかエステルさんは俺たちの方を見て、

「大丈夫だったのか?」

と聞いてくれた。

新崎たちも驚いている。

「大丈夫ですよ、黒いドラゴンを倒したおかげかかなり強くなってましたし」

「そうか」

安堵したのかほっと息をつく。

他のみんなも同じだ。

「それで魔族を倒したあと俺たちはダンジョン攻略に精をだしてなそれでこの前ダンジョン制覇したんだ」

「「「「えっ!!」」」」

ダンジョン制覇という言葉に皆驚く。

「ほんとかよ」

「信じられない」

皆口々に信じられない物を見たような目で見る。

「リンの村の龍のダンジョンはかなりの高難易度のはずだ。あれを制覇するなんて」

エステルさんも信じられないみたいだ。

「えっとじゃあ、これでどうですか」

おれは杖の先の球体に指さした。

「それが」

「どうかしたのか」

皆疑問を浮かべていたが、

「まさか、ダンジョンオーブ」

エステルさんは気が付き驚愕する。

「はい」

「なるほど、確かにそれがあるということは本当に制覇したようだな」

ダンジョンオーブを見せたことで納得してくれたらしい。

「あのそれで、ダンジョンを制覇した後黒いスライムが気になって調べるためにここに来た。以上が俺と俊太が過ごしてきた内容だ」

そう言い終わると皆少しざわざわとしている。

「正直、すぐに飲み込むには情報量が多すぎるが、」

ふっと一息ついて新崎が話す。

「二人が無事でよかった、不安だったんだぞ」

うんうんと周りの皆がうなずいている。

「ありがとな」

少しうれしくなりお礼を言うが、

「謝らないでくれ、もとはと言えば守れなかった俺たちが悪いんだから」

そういうとみんなが申し訳なさそうになる。

「気にするな、それに追放されたおかげで俺たちは強くなったんだ。なあ」

「その通りだな」

そう笑って言ってやると、

「はは、そうか」

「そう聞くと羨ましく感じるぞ」

「ふふふ」

とみなも少し笑顔になった。

「さて早いとこ飯食って訓練始めるか」

「そうだな」

松村が言い、皆が賛同する。

「俺たちも参加しようか?」

「本当か?」

「ああ、俊太もいいよな?」

「もちろんだ」

「ならさっさと飯食わねえとな」

そうして俺たちは訓練に向けてしっかりと食事をとることにした。

読んでいただきたいありがとうございました。

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