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それから

遅れました

ザックバードを討伐し、ギルドに戻った俺たちは受付の人にかなり感謝された。

「こんなに早く討伐するなんて!、さすがAランク冒険者ですね」

相当困ってたのかかなり喜んでいた。

その後報酬を受け取った俺たちはギルドを出て飯屋に向かっていた。

「えっと確か、受付の人が言ってたのはこの辺だけど」

受付の人にこの辺の飯屋について訪ねると、

「でしたらこの近くにリン食堂ってお店がありますよ、よく冒険者が依頼終わりに食べに行かれるお店なんです」

そうして大まかな道を教えて貰いリン食堂に向かっている。

「あそこじゃないか?」

俊太が見つけたのか指を指した方を向くと、リン食堂という看板が上がっているお店があった。

「あそこか」

「早く入るぞ」

そうしてリン食堂に入る


「いらっしゃいませ」

店に入るととてもきれいな女性の店員さんがあいさつしてきた。

「えっと、二人です」

「お二人様ですね、こちらの席へどうぞ」

そうして席に座る俺たち。

「こちらメニューとなります」

そうしてメニューを渡され目を通す。

「えっとじゃあ、オススメのテリーボアのステーキで」

「じゃあ、おれもそれでお願いします」

「かしこまりました」

そう言うと店員さんは奥に行った。

「なかなか広いねこの店」

「冒険者は団体のことが多いからこれくらい広くしてるんじゃないのか」

「なるほどな~」

確かに冒険者はチームを組んでいることがほとんどだ。

なら冒険者がよく来るこの店も広くしているのか。

「それより、ありがとな運んでくれて」

「別にそこまで疲れてない」

「ホント~、ならこれからもよろしくね」

「そんなこと言ってると上空で手を離すぞ」

「それはちょっと」

「冗談だ」

そえして料理が来るまで俺たちはそんな会話を繰り返す。


「お待たせしました、テリーボアのステーキお二つ」

「ありがとうございます」

そうしてきた料理はかなり厚くとてもいい匂いだ。

「早く食おうぜ」

「わかったわかった、なら」

「「いただきます」」

俺は肉を切ってそのそのまま口に入れた。

「うま!」

テリーボアの肉はレッドボアと違って脂身が少なくとても食べやすい。

それでいてしっかりとした歯応えがある。

「うまいなこれ」

「ああ」

俊太もうまいのか夢中で食べてる。


「おいしかった」

あっという間に食べ終わってしまった。

「そろそろ行くか」

「だね」

そうして料金を払い店をあとにする。

「次はどこ行く?」

「そうだな、まだ行ってない北側に行くのはどうだ?」

「それいいね、それじゃ」

「おい、聞いたかグランの谷付近で魔族の目撃情報があったらしいぞ」

俺たちが歩いていると、前からきた冒険者がそんな話をしだした。

「マジかよ、ホントか?」

「いや、まだホントかどうか分からないがグランの谷付近の上空で空を飛んでいる人形を見たってやつがいたんだよ」

「マジかよ」

「もしかしたら勇者様が調査に向かうかもしれんぞ」

「そうだな」

俺たちは立ち尽くしてその話を聞いた。

「どう思う」

「グランの谷はこの国の西側にある。一瞬おれが飛んだせいだと思ったが方向が逆だしな」

「だよな、俺も一瞬そえ思ったけど方角がな」

しかし魔族か、大丈夫かな?

「なぁ、アイツら魔族相手でも行けると思う?」

「どれぐらいレベルが上がるかにもよるが、今の状態で数レベル上がっただけじゃかなり厳しいと思う」

確かに、その魔族の階級にもよるが下級なら問題ないだろうが中級になってくると無理だろう。

「大丈夫だろ、もともとアイツらはここに修行しに来てるんだし。強いやつもそこそこいるだろ」

「そうだな、心配しすぎか」

どうやらアイツらがここに来た理由はこの国の資料館で新しいスキルや魔法を調べて覚えたり、この国最強の戦士である神速のエステルに剣の修業に来てるらしい。

俺たちが追放された国であるアルタイル王国は魔法に関してはとても強いが剣などに関してはこの国が強いらしい。

「まぁ、ひとまず勇者たちがやるなら俺たちは関係ないかな」

「そうだな、明日からも依頼を頑張るか」

「そうだね」

そうなことを言いながら、俺たちは国の北側に向かって歩いて行く。

読んでいただきありがとうございました。

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