ルーン丘
体調が回復。
「やっと着いた」
あれから俺たちはアオバの森を抜けルーン丘にたどり着いた。
森に慣れてなかったので結構時間がかかったので、森の途中で一晩休んだ。
おかげで体力は温存できている。
「さて、あとは目的のモンスターであるザックバードを探さないと」
「そうだな、なら二手に別れよう。俺は右を俊太は左をお願いできる」
「わかった」
そうして二手に別れ捜索する。
「いないな」
あれからしばらく探したが、ザックバードがいそうな住みかどこらか巣も見つからない。
「ん~、こっちじゃなかったか?」
俊太が行った方向に巣があったのだろうか。
「ひとまず、もう少し探して見つからなかったら俊太の方に」
「おーーい」
「ん?」
遠くの空から声がして見上げてみると、
「おーーい、凪」
俊太が龍化して空を飛んでいる。
「俊太!、どうした」
そう訪ねると俊太は俺の前で着地し、
「いや、ザックバードの住みかは見つけたんだが」
「おお!、じゃあもう倒した感じ?」
「それが、狩にでも行ってるのかいなかったんだ」
「そうか」
おれは少しがっかりした。
「ひとまず、そこまでつれてってくれるか」
「わかった」
そう言うと俊太はおれをつかんで、
「ほいっと」
そのまま飛んだ。
「落とすなよ」
「落ちても大丈夫だろ」
「そういう問題じゃないよ」
「悪い悪い、冗談だ」
そんなことを言い合いながら目的地に向かう俺たち。
「ここだ」
「意外と近くにあるんだな」
巣があった場所は、俺たちが二手に別れたところからそこそこ近かった。
「一様他にもないか探したが見つからなかった」
「そっか、ならここで待ち伏せしてさっさと倒し」
「ギャー」
すると、遠くから鳥の鳴き叫ぶ声が聞こえた。
「おっと」
「どうやら待たなくてもいいみたいだな」
振り向くとそこには大きな鳥のモンスターがいた。
「これがザックバード」
「受付の人が言ってた通り大きいな」
「だね」
そういいつつ俺たちは構える。
「俺が動きを止めるダークウィップ」
「ギッ!」
ドンっ!
ダークウィップでザックバードを地面に引きずり下ろす。
「武装、火天の鎧。ハッ!」
そこにすかさず俊太が攻撃を仕掛ける。
「火炎かかと落とし」
「ギィィィッ」
強烈なかかと落としが顔に直撃し、かなりのダメージを負った。
しかし、
「ギャァァ」
「すごいな、俊太の一撃食らってまだぴんぴんしてる」
「次で仕留める」
そうして再度ザックバードに向かう。
「火炎鉄拳」
そうしてもう一撃ザックバードの顔に攻撃を食らわす。
「ギィ、、イ」
ニ撃目は耐えられなかったのか、ザックバードは動かなくなった。
「おつかれ」
「なかなかしぶとかったな」
「だね」
そうしておれはアイテムボックスにザックバードを入れる。
「さて、帰るか」
「そうだな」
「ま~たあの森通らにゃきゃいけないのか」
「仕方ないだろ」
「てか、思ったんだけどさ」
「なんだ?」
「帰るだけだらか、お前に飛んで運んでもらえばよくね?」
「確かにな」
行きはともかく帰りは余力があればその方が安全だろう。
「なら、それで行くか。龍化」
そうして俊太は龍化すると、おれを掴み飛び上がる。
「もう一度言うが落とすなよ」
「分かってるよ」
そうして俺たちはギルドへ帰る。
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