ダンジョンへ
書かなかった分どんどん書きますよ
俺たちは今日ついにダンジョンに挑む。
「スイマセーン」
元気よく冒険者ギルドに入る。
「お待ちしておりました。ダンジョンへの挑戦ですね」
そう訪ねられた。
「はい」
「ではこちらの申請書にサインをお願いいたします。一週間以上ダンジョンに潜られますか?」
「いえ、はじめてなので数日にしようと」
「かしこまりました」
そうして、手続きを行い。
「これでダンジョン挑戦の手続きは終了です。それではおきおつけて」
「「はい」」
そうして俺たちはダンジョンに向かった。
「ここがダンジョンか?」
冒険者ギルドを出てしばらく歩くと森の奥に洞窟があった。
「案内板もあるしここだろ」
案内板には「龍のダンジョン」と書かれていた。
なぜ「龍のダンジョン」と呼ばれているかというと、ダンジョンは階層のエリアごとにボスがいる。
一階層にはボスが3体、二階層からは5体などどんどん増えていく。
このダンジョンのボスはドラゴンが多いらしくそう呼ばれている。
「ドラゴンかどんな感じかな」
「一階層ボスはドラゴンとビックウルフ、あとオーガっていってたぞ」
「できればドラゴンと戦いたいな」
「ドラゴンは一番奥だぞ順番はビックウルフ、オーガ最後にドラゴンだな。今日はためしだからビックウルフを倒したあと余裕があればオーガだ。それ以上はまた今度しっかり用意してからな」
「え~なんで?」
「俺たちは二人組のパーティーだぞ、本来なら4人パーティーでも慣れてないと一階層で倒れたり死んだりするんだ」
「そうなんだよく知ってるね?」
「さっきお前が手続きしてる間に他の職員に聞いておいた」
「いつの間に」
「とりあえず慣れるまではボスはオーガまでな」
「わかったわかった、わかったから早く行こ」
「まったく」
そうして俺たちはダンジョン入る。
「中は普通の洞窟だな」
俺たちはダンジョンに入り散策していた。
今のところモンスターとの戦闘は無し。
「モンスターいないな」
「ダンジョンに入ってすぐにはモンスターは出てこないっていってたぞ、出るなら少しは奥で出るって言われたぞ」
「ほんといつの間に」
そうして雑談しながら歩いていると、
「グルル」
「「!?」」
急に声が聞こえ前を向くと、
「グルッ」
「グルルル」
「グルル」
目の前には青い身体のオオカミが五匹いた。
「やっとお出ましか」
「気を付けろよ」
「そっちもね」
「わかってる」シュッ!
そう言うと、俊太はオオカミに向かって走り出す。
「グアッ」
それと同時にオオカミも動き出す。
「アイスドリル」
俺は魔法を周りのオオカミに向かって放つ。
「ギャッ」
「グッ」
二つのうち一体は顔に当たったが、もう一体は顔にかすりはしたが避けられた。
「コイツら素早い」
「グギャ」
「気を付けろ、コイツらかなり素早いぞ」
見ると、俊太がオオカミを、1匹倒していた。
「わかってる、素早いなら」
俺は構えて、
「ダークウィップ」
「グ!」
「ギャッ」
「グルル」
魔法で残りのオオカミを捕える。
「火炎迅速蹴り」
「グギャ」
すかさず俊太が蹴りでオオカミを、仕留める。
「一気にいくぞ」
「了解」
そうして残りの二匹に攻撃を放つ。
「風神鉄拳」
「ウィンドウカッター」
二人同時に風属性の攻撃を放つ。
「ギャア」
「グアッ」
そうして二匹同時に仕留めた。
「やったな」
「だな」
そうして、ダンジョンでの初戦闘に喜び会う俺たち。
「にしてもそこそこ強かったね?」
「だな、ブラックウルフより早かったしな」
そうして、オオカミの亡骸を確認する。
「どんなやつか鑑定してくれ」
「りょーかい」
そうしてオオカミに触れ、
「鑑定」
ブルーウルフ
ダンジョン低層階でよく見られるモンスター、あまり強くはないがスピードと群れでの連携で敵を仕留める。
「ブルーウルフって言うみたい」
「見たままだな」
「低層階でよく見られるモンスターでスピードと群れでの連携が得意らしい」
「確かにかなり早かったな」
そうして頷く俊太。
「これで少しは気が引き締まったか?」
「まぁね」
はじめでこんなに苦戦してちゃまだまだだな、
「ひとまず、今日は一階層のボスのウルフ余力があればオーガを倒したら帰るぞ」
「りょ~かい」
そうして俺たちはダンジョンを進んで行く。
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