森を出る
読んでいただきありがとうございます。
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森を出るため歩き始めてしばらくたった。
「なぁ、まだ森を出れないのか?」
なかなか森をでないので俊太にそう訪ねると、
「まだだろうな、ただでさせ広い森だからな、なかなか出られない」
まぁそれもそうだよな、そこまで広くない森だったらもっと早く森を出てると思うし。
「おそらくこのまま出られなければもう一晩この森で野宿だな」
「え~、やっと森を出てベットで寝れると思ったのに」
「いやそもそも、森を出たとしても近くに村がなければ寝られないぞ」
「あっ、確かに」
確かにそうだよな、森を出たとしても村がなければまた野宿だ。
「それに森を出るためには歩くだけじゃないぞ」
「それってどういう、、、ああそういこと」
どういうことか聞こうとすると、目よ前にオオカミの群れがいた。
「森を出るためにはモンスターとも戦わないといけないか」
「そういうことだ、わかったらさっさとやるぞ」
「わかった」
そう言って僕達はかまえる。
「俺は真ん中のやつを先に仕留めるから周りのやつは任せた。」
「りょーかい」
そう言い終わるとすかさず俊太は真ん中のリーダーらしきオオカミにつっこむ。
俺は周りのオオカミに魔法を放つ。
「ウィンドウカッター」
そう言って複数の風の刃を周りのオオカミに放つ。
「ギャオン」
そのうちの何発かがオオカミにあたる。
そうするとリーダー以外のオオカミはこちらを伺う。
数はざっと7匹か、そこそこいるな。
なら、
「ダークウィップ」
魔法でオオカミたちの動きを止める。
そして、
「ダークカッター」
「「ギャっ」」
この魔法は魔法生成て作った魔法で、ウィンドウカッターに闇の力を入れた魔法だ。
特徴としてはウィンドウカッターよりも切れ味がよく、威力も高い。
この魔法により一気にオオカミを倒せた。
「ふ~倒せた倒せた、さてあっちは」
「ギャン」
そうして俊太の方を見るとオオカミの声が聞こえた。
「終わったみたいだね」
「ああ」
オオカミの方を見ると顔に引っ掻いたようなあとがあった。
「それ、新しいスキルの斬撃?」
「そうだ、ためしに使ってみたらなかなかやくにたった」
「そうなんだ」
「ひとまず、これ全部アイテムボックスに入れておいてくれ」
「わかった」
そうして俺はオオカミの亡骸をアイテムボックスに入れる。
「で、これこらどうするの?」
「あと少し歩いて、森から出られなそうだったらどこかいい場所見つけて野宿だな」
「そっか~」
早く森を出たかったがしょうがない。
そうして俺たちはまた歩き始めた。
そうして歩いていると、
「おい、凪」
「どうした?」
「あそこ、森の出口だ」
「えっ?」
見てみると、森の奥が開けている。
「やっと森から出られるんだ」
「そうだな」
「早く、早く出よ」
「わかったから落ち着け」
そうして森の出口に向かって歩いていく。
そして、
「は~やっと森から出られた」
「そうだな」
大変だったけどやっと森を出られたことに俺は感激していた。
「これからどうするんだ?」
「ひとまず、村探しだろ」
「そうだったな」
「いくぞ」
「え~疲れたよ」
「文句いうな、いくぞ」
「はい、は~い」
そうして俺達はまた歩き始めた。
ついに森を出た二人。
これからどうなる?
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