追放されたら、なんかついてきた。
小説投稿を初めてみました。 皆さんよかったら感想や改善点をお願いします。
どうしてこんなことに...
俺は何の変哲もない高校。
名前は戸神凪。
しいて特徴をあげるなら、普通の男より髪が長くちからが強く中性的な顔立ちをしていることだろうか?
とまぁそんなことはおいておいて、俺はいまものすごく困っている。
なぜかというと...
「すまんが、君は追放だ」
何でこんなことに?
始まりは一週間前~
いつものように学校の教室で授業を受けていたところだった、そしたら急に教室が光出した。
「なんだ!」
「なになに」
そうして光につつまれ次の瞬間、
見知らぬ場所にいた。
「おお、成功しました。」
「やりましたぞ、王よ」
「うむ、よくやってくれた。」
-なにこれ-
それしか出てこなかった。
いや、ほんとになにこれ?
わけわからん。
「王よ、混乱しているようなので説明を」
「うむ、わかった」
この人は誰なんだろう?
王様ぽいけど、けど王様?なんで?
「我はディーゴルド・アルフレーン13世貴君らは我が国アルタイル王国の魔法師によってこの世界に呼び出された。」
アルタイル王国?どこ?
「混乱しているだろうがまず一つ、ここは貴君らのいた世界とは別の世界だ」
別の世界?え、まじで
幻覚ではなさそう
まわりをみるとざわざわしている。
そりゃそうだ。
「まず、貴君らを召喚した理由であるが、今我が国を含めこの世界は滅亡の危機にひんしている。
それをなんとかしようと異世界より勇者を呼び寄せようとしておった、そして貴君らがきたのだ。」
えーとつまり世界が危ないので強いやつを召喚してなんとかしてもらおうと、いや自分勝手だな。
まぁ背に腹は変えられんといったところか。
その時一人の男が質問を投げ掛けた、
「あの勇者ってどのように決まるんですか?」
確かにその通りだ、どうやって決めてるんだ?
「うむ、それはなこの世界に来たとき貴君らにはそれぞれ役職がもうけられている。つまりこの中に勇者がいるはずだ。」
えー誰だろう。
「ひとまず、みなステータスといってみよそうすれば自分の職業がわかるはずだ」
えーまじかどんなんだろう
「ステータス」
#####
名前 戸神凪
Lv.1
職業 黒魔術師
HP 100/100
MP 100/100
攻撃力 100
力 1500
スピード 500
防御力 100
スキル
<闇魔法Lv1>
#####
なんだこれ?黒魔術師?どんな職業だろうか。
まわりを見てみる
「えっ、俺が勇者」
声が聞こえてきた。その方向をむくとそこにいたのは新崎京太郎
クラスでもムードメーカー的存在だ。
「まじかよ」
「いいな」
口々にそんな声が聞こえる。
だけど俺はよかったと思っている。
だって勇者だったら責任重大じゃん!
マジよかった。
「おお、勇者がいたか」
さっきより嬉しそうな声で王様がいった。
「よかった」
「はい、よかったです王よ」
「ひとまず安心した、それでは皆にステータスについての説明を」
「かしこまりました」
ひとまずいろいろ聞いていると。
HPは命。ゼロに、なると死ぬ。
MPは魔法を使うためのもの。簡単にいえば魔法を使うためのもお金。平均は250
攻撃力は魔法やスキルやスキルを使った時の威力。平均は200
力はぶつりてきな攻撃の威力。平均は200
(分かりやすく言うと攻撃力が魔法で力は殴るなど)
スピードは動く早さ。150
防御力は体の固さ見たいのもの。150
それとスキルは使える技や魔法みたいなもの。
次に上のレベル。これが上がるといろいろな数値が上昇されるらしい。
(ただしどれがどのくらい上がるかはその時の戦闘によってきまる。例魔法をたくさん使うとMPが他より上がる)
あと職業。
職業によって効果が変わるらしい。
勇者はステータスがすべて+500される。
いや強。まぁ勇者だし
他にもいろいろ、
魔法師は魔法全般を使える職業らしい。
ただしそれぞれ進む道によっていろいろ変わるらしい。(攻撃専門や癒し専門、補助専門など。)
他にも暗殺者は隠密に長け、タンクは防御力が高く、
拳闘士は肉弾戦に優れている。
他にもいろいろな職業があるが、俺の黒魔術師はというと、
「あの、黒魔術師はどういった職業で」
「ん、黒魔術師ですか」
説明を聞くと、黒魔術師は闇魔法を使える職業で言うなれば敵の邪魔をする職業。相手のステータスをダウンさせたり、相手の動きをとめたりできるらしいが、魔法師に比べ攻撃面で劣るため余り重宝されない。
とまあいろいろな職業について聞きその日はお開きとなり、次の日から特訓が始まった。
特訓の中で魔法も覚えた。
使える魔法はダークダウンとブラックウィップ。
ブラックボール、ダークダウンは相手のステータスをひとつ50下げる効果があり、ブラックウィップは相手を拘束、ブラックボールは攻撃魔法であたると爆発、威力はひかえめ。
とまぁこんな感じでいろいろやっていたら、事件が起きた。
「誰だわしの杖を壊したやつは」
と大きな声が聞こえてきた。
声の主はネガル・レイガン、主に魔法全般を教えているが、少し厳しい。
どうやら小さい頃使っていた杖がおれていたらしい。
それで犯人探しが始まったが俺が疑われた。なぜかって?
入っていた武器庫に最後に入ったのが俺だったから。
その結果、
「すまんが、君は追放だ」
どうやらあの魔法師のオッサンはかなり怒っているらしく、確証もないまま俺を追放させろと言っているらしい、それにまわりのみんなも俺を犯人みたいにしているし、王様は確証もないのにどうなんだと言ってはいるが怒りが頂点のオッサンを止めることができないらしく、結果追放となった。
今俺は王国の外れの森に来ている。見送りはなし、薄情なやつらだぜ。
は~どうしよう。ひとまずなんとか寝床と飯の確保かな
っと考えていると、
「おい」
「ん?」
振り向くとそこには、
「俺もついていってやる」
クラスメイトの茂上俊太がたっていた。
「え、なんでおまえが?」
「あそこの居心地が悪くてな」
こいつは変わり者だ、武というものに対しとてつもなく惚れ込んで空手や柔道はては合気や中国拳法など幅広く習っているらしい。
こいつとは、路地裏でカツアゲ相手をボコボコにしたのを目撃しそれ以来なんとなく話すようになった。
「でもいいのか?これからどうなるかわからないのに」
「ふん、そっちのほうが面白そうだ」
「あっそう」
なんというか本当に変わり者だ。でも今回ばかりは助かった。
「ってかおまえは信じるのか俺がやってないって」
「おまえはそんなことはしないやつだ」
「じゃぁ証言してくれよ」
「あの場で証言してもかえって反発が起きるだけだ」
まぁ確かに、悔しいがそうだこいつ一人が証言しところであのオッサンには火に油だ。
「まっこうなってしまったのはどうしようもないこれから頑張ろう」
「はー、まぁしかたないか」
俺は俊太に顔を向け、
「ひとまず、よろしく」
「ああ、よろしく」
こんな感じでよくわからないうちに二人で旅をすることになった。
始まった二人の物語乞うご期待。
次回は不定ですがよろしくお願いいたします。