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東の風と光の詩

一面青の光


願うは青い空


青龍の背に乗って


天空の彼方より


東の都を見下ろす


我は四方を護る守護霊獣


青龍なり


一面青の花


願うは清らかな乙女の静謐なる祈り


うら若き乙女の祈りの風


吹き渡る


青龍の願い


乙女の願い


叶えるは天帝の気分のみ


青龍は人の姿になって


乙女の背に立つ


乙女は気配を感じて振り返る


二人の視線が重なった時


時空の狭間より


光が差す


天帝の声が聴こえる


乙女を試す試練の数々を伝える声


乙女は耐える


堪える


その身に


雷が


揺らめく身体


駆け寄るのを堪える青龍


煙が消えた時


煤だらけのくしゃくしゃの笑顔の娘が立っていた


名前を呼ぶ青龍の青年


乙女は頷く


二人は固く抱き合った


これは青龍の最初の番となったある乙女の物語




お読み下さり、本当にありがとうございます。

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