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ガレオン船と茶色い奴隷【改訂版】  作者: 芝原岳彦
この小説をお読みになる方へ
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登場人物一覧

新しく連載を始めました、芝原岳彦と申します。

この作品は、十七世紀、東インドにある、スペインの植民地になってしまったある島国が舞台です。

そこで、蔑まれる民族出身の少年が様々な試練を乗り越えて成長していく物語です。

この部分は、私の作品を読者の皆様がお読みになるにあたって、少しでも分かりやすいように、登場人物一覧表と簡単な用語集を付けました。

どうぞ、参考になさってください。

よろしくお願いいたします。

青い目のヨハネ

 主人公。

 美しい黒髪に青い目。蔑視される民族であるワクワクの生まれであり、その故地エリアールの出身。ワクワクの母に育てられ、父を知らない。十歳で母を亡くす。十五歳の時、故郷が飢饉に襲われ、飢えをしのぐため、自らの身を売る。貿易都市エル・デルタのアギラ商会に奉公人として買われ、働くことになる。


金髪のペテロ

 ヨハネの親友。子供の頃から共に過ごす。同じエリアールの出身。堂々たる体躯をもち、海の外の広い世界に目を向ける。


赤毛のトマス

 エル・デルタでは知らぬ者のいない大物奴隷商人。頭脳明晰、冷静沈着。左腕を失っている。義手を幾つも持っており、状況に合わせて付け替える。その経歴は謎。


奴隷娘ティー

 ヨハネと同じくエリアールから売られてきた娘。『ティー』の名は奴隷の競売の際に腕に付けられていた番号札『T』より。


火傷のニコラス

 酒と博打で身を崩した中年男。胸に大きな火傷の跡がある。ワクワクの血が流れており、ヨハネに親近感を抱く。逃げた妻に帰ってきてもらうため、廻船業で必死に働く。


機織り娘、メグ。

 機織り工房のかしら。二十人の女奉公人をまとめる。美しい金髪を頭の後ろで一筋に結んでいる。一滴の血。


月明かりのマリア

 メグの親友。月の上に立つ娘。浅黒い肌に黒髪、豊満な体。幻想的な女性。


馬乗りのパウロ

 ヨハネの後輩である奉公人。馬車や馬の扱いにたけた男の子。


セシリア

 メグと同郷の娘。女奉公人の中で一番腕の良い職人。パウロの恋人。


セプールベタ

 神学者。アリストテレス哲学と神学を駆使して、奴隷制度と戦争を正当化する人物。


イゴール

 身なりの良い老人。貧しい者たちの為の木賃宿を経営する。

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