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落ちこぼれの精霊使  作者: 水嶋修司
3/8

003

「よし。今日は今度こそやってやる。」


レンは朝早くに目覚め、握り拳を上にあげ、大声で叫んだ。


「にぃちゃん。うるさいよ。」


ノックして、レンの部屋な入ってくる、小さな女の子。


「ごめん。起こしちゃったね。」


「いいの。ご飯の準備出来たよ。」


「分かった。」


レンと女の子は、孤児園の中央の広場に集まる。


そこには、シスターが、炊き出しをしていて、孤児園の皆んながご飯を食べていた。


「おはようございます。シスター」


「おや、レン。今日は頑張るんだよ。応援してるからね。」


歳をとった、おばぁちゃんが、レンに答える。


「はい。」


レンは大きな声で返事をして、シスターから、朝ご飯を貰う。


「レン兄ちゃん」


「おはよう。」


「今日こそは頑張って下さい。」


「ありがとう。」


今日は、精霊契約の儀式が行える。


そうこれをずっとレンは待っていたのだ。


レンは少し緊張しながら、食事をし、再度自分の部屋に向かう。


「父さん。母さん。力を下さい。」


孤児園を後にするのだった。



「王都までの馬車で間違い無いですか?」


「おうよ。」


「では王都までよろしくお願いします。」


しばらくして馬車に10人のり、合計11人で乗る。


馬車自体は大きいので、特に問題はないが、やはり、レンは契約できないことで有名で、かなり馬車の中が、気まずくなっている。


レンはそれが分かっていたため、寝たふりをして、時を過ごす。


するとやがて、馬車に活気がもどり、ワクワクしながら皆んな話を始める。


やがて馬車が王都につき、皆んな馬車を降りる。


レンも降りて、王都の街を歩く。


「やっぱり活気があるなー。」


レンは、王都の街では、冒険者。商人。鍛冶屋。調合師などが、それぞれのギルドを出入りしている。


レンは時計を見る。


「急がなきゃ。」

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