農園と住居
雲雀が恥ずかしい格好を晒した朝。
何事も無かったかのように朝食を持ってきた侍女さんに、羞恥心いっぱいの顔を見られないように(本人曰く)さりげなくお礼を言いつつ受け取って食べていた。
「さーて、今日はやることいっぱいだぞ!」
食後のお茶は夕べ袋詰めしておいた実験品。入れた時と同じ温度に味。それを確かめつつ飲み干した。
改めて気合を入れなおした理由はある。今日からこの城を出て、城下町で暮らし始める事。そして自分の商売のための準備や交渉を始めないといけないこと。のんびりしていられる状況はどこにもない。
「姫様の資金援助も期待しているが、俺の所持金はこの金貨1枚。10日に1枚貰えるからただ暮らすだけならそれでもいいんだろうけど、いつまで支援を貰えるかなんて分かったもんじゃない。備えあれば憂い無し、だ!」
貰った水とタオルで身だしなみを整え、脱いだ白衣と余分に作った袋を大きい袋に入れてから担ぐように持って部屋を出る。従士に案内されて付いた先にはすでに遠藤姉妹とお姫様、そして今日はショートボブ紫の髪に耳のようなものが2つぴーんと立っている。
「えーっと、おはようございます。お待たせしちゃいましたか?」
気にはなるけど、そこは腐っても社会人、挨拶だけは忘れない。視線はいってしまうけど。
「おはようございます、ヒバリ様。こちらも先程来たばかりで、挨拶を交わしていたところですのでお気になさらず。ヒバリ様、その服装もよくお似合いですよ。
そしてこの者は今日初めてお会いしますので、私から紹介させていただきます。私の侍女を勤めますトニアと申します。彼女は猫人族と人族のハーフになります。お三方の国では亜人族は見かけぬとお聞きしましたが、確かな技術を持っていますので親しくしていただけますと助かります」
「只今ノーザリス姫様よりご紹介に与りましたトニアと申します。姫様付きの者として皆様と同行させて頂きますが、もし不快であれば遠慮なくおっしゃっていただけるようお願い申し上げます」
深々と頭を下げるトニア。そんな彼女を悲しげな目で見つめる姫様。
(ああ、そういえばこの国の一部の貴族は亜人を見下すって言ってたなぁ。それを心配してるんだろう)
姫様が何かを言う前に声を掛けようとしたら、更に先手を打ってくる者がいた。
「おねーちゃん、ふかいっていやだってこと?」
「……ええ、そうね」
「じゃああたしはぜんぜんふかいじゃないです!トニアさん、みりとなかよくしてくださいね!」
美李以外全員が呆気に取られつつも、元気いっぱいに答える彼女に続いて沙里も答える。
「わたしの方も全然不快ではありません。トニアさん、美李共々こちらこそよろしくお願いします」
「私の方こそジロジロ見ちゃってすみません。不快というよりむしろ耳を触らせてもらいたいぐらいです!俺のことはヒバリと呼んでください。よろしくお願いしますね!」
慌てて沙里に続いたらちょっと本音が漏れちゃったけど、不快どころか興味あるって悪い意味じゃないよね!きっと問題ないはず!せ、セクハラになってないといいけど……
わたしもさわりたい!と声を上げる美李ちゃんにちょっと照れてるトニアさん。それを楽しそうに見つめる姫様。特にこちらに非難はなさそうだからセーフだったのかな?よかった。
「えーっと、今日は俺達の宿と職場に案内してもらえるって話だったけど、姫様が直接案内してくださるんですか?うれしいけど大丈夫なんですか?確か今日は……」
今日は”戦闘スキル”を持った勇者達のお披露目と国王との謁見があると聞いていたのだ。俺達3人はその場には招待されていない。むしろ招待されても絶対に良い事がないのは分かってるので、こちらにとってもありがたいくらいに思っていた。
(いや実際貴族達に目を付けられたら何されるか分からんでしょ。それなら顔が割れる前に逃げるのが正解だ)
「私も今日は式典には呼ばれていないのです。国王であるお父上を中心に、第一王子であるお兄様と第一王女であるお姉さまが取り仕切っております。ですので、私が羽を伸ばす機会を与えて頂けた、とお思いください。さあ、参りましょう」
何か事情がありそうだけど、ここは突っ込むのはやめておこう。とにかく、直接姫様が付いてきてくれるなら色んな交渉もしやすいはずだ。俺達だけでどうやって交渉するか緊張してたが、大分気楽になったと思えばこちらこそありがたい話でしょ。何より可愛い子達に囲まれるなんて物凄いラッキーだわ!
姫様の用意してくれた豪華な馬車(これでも地味なものを選んだらしい)に気後れしつつも、姫様と侍女のトニアさん、遠藤姉妹、俺が乗り込む。そして御者と護衛の2名が馬車を動かす。随分護衛が少ない気もするが、トニアさんもかなり腕が立つらしく、護衛としても数えられているらしい。
しばらくして城壁の門に着き、跳ね橋を降ろす作業が響く。そして、初めての城の外の風景が視界に広がる。
「これがこの世界、か……」
初めて目にする異世界の街。これはさすがに遠藤姉妹も俺と同じように呆けた顔を晒していた。ここが日本ではないといった不安と、生活していくための覚悟、異世界がどんな所なのかの楽しみ。様々な感情が巡っていた。
そして姫様が説明を始める。
首都シルジョワン。城を中央に約5km四方ほどの大きさで人口はおよそ20万人。首都の側を流れるポルネオール川から水を引き、城の堀や街の用水路へと供給されている。元々平原も多くある程度肥沃な土地柄で雨もほどよく降り、農業も安定しているので一般市民でも食糧難は起きていない。
一般の人々の生活にも魔石と呼ばれる魔物の核を利用した道具が普及しており、用水路は洗濯や畑、家畜の世話などに使われている。夜には灯りの魔石で部屋を明るくしたり、火を起こしたり、飲み水を出したり、と用途は様々らしい。
このポートフォート大陸は南側の海は大型海洋生物が多いため漁には適さない反面、北側の海は入り組んでいる分大型の生物が侵入しづらく、近海の漁がしやすく豊漁である。そして首都はその北側の海にあるため、街にはたくさんの魚介類も市場に出回っている。
(広さの割りに人少ないなーなんて思っちゃうのは日本人だからなんだろうなぁ。
しかし、魔石か……
夕べは気絶するように寝ちゃったけど、あの部屋もライトや水差しに魔石が使われていたってことだな。
やはり魔法便利すぎる!そして豊富だという食材市場も早く見てみたい!)
姫様が説明している間に跳ね橋から少し先の検問を抜け、城下町へと入った途端一変して賑やかな景色になった。行き交う馬車と人、交渉のためか話し込んでいる商品風の男達、様々な店や露店。
大きな石造りばかりだった城とは違い、ここはもっと小さい石を使っていたり木造だったりと様々だ。
主に表通りは石造り、そこからちょっと横に入ったら木造も混じっているようだった。
「うわー!うわー!すごいね、おねーちゃん!」
「ほんと、すごく賑わってるのね」
遠藤姉妹もキョロキョロと馬車の窓から街を見ていた。美李など完全に頬がべったり付いてしまっていた。俺も人のことは言えないが、美李を見ていると自然と和んでしまうのが自覚できてしまった。正面の
姫様やトニアさんも同じ気持ちのようだ。よし、俺はロリコンじゃない!
賑やかな通りを城の堀沿いにしばらく進むと、少しずつ様子が変わってきた。所狭しと並んでいた建物が、少し余裕のある敷地の一軒家に、そしてすれ違う人たちも落ち着いた身なりのよさげな感じがする。それに所々街灯っぽい物も立ってるし、治安維持のための兵士の見回りも行っているようだ。
先に遠藤姉妹を案内するって言ってたから貴族が経営する農園に向かってるはず。城にも納品ってことは、所謂王室御用達ってやつかな?だから一般の農園とは場所も違うってことか。ここならお堀からすぐに水を引けるし治安も悪くなさそうだ。姉妹というか姉にとっては特に治安がどうなっているか心配だっただろうから、これなら少しは安心できるんじゃないかな?
姫様の話だと、この区画は貴族たちが登城などした際に宿泊する所謂別荘的な扱いらしい。そしてとても稼ぎのいい冒険者が拠点として一軒家を購入する憧れの地でもあるらしい。一流の証みたいなやつだろう。だからそれなりな人物しかいないってことか。なるほど。
更に進むと、周りの視界が一気に広がった。まず見えてきたのはおそらくぶどう畑。その先に見えるのはキャベツか何かの葉物。それとジャガイモも見えてきた。はっきりと畑が認識出来る距離になると、今度は無意識に発動してしまった鑑定ウィンドウが一気に出始める。
昨日は半分うっとうしいと思ったりもしたこのスキル、やはり便利だ。おそらくそうだろうと思っていた野菜も合っていたようで、さらにハーブの畑では多くの種類が確認できた。これ、俺にも卸してもらえないかなぁ。作りたいものが一気に増えてどれからやるか悩むぞ!?
そんなことを考えつつ畑を食い入るように見ていたら、姫様が俺達に声を掛けてきた。
「そろそろサリ様とミリ様が住まわれる子爵の家に到着いたします。ご覧の通りこの畑一体が子爵家の経営するものであり、こちらでミリ様にお手伝いをしていただきます。
そして子爵家の敷地内の一角が従業員の寮であり、さらに道沿いに料理店があります。こちらの店ではサリ様にお手伝いをしていただきます。お二人はその寮にて同室となりますが、よろしかったでしょうか?」
「はい、ありがとうございます」
姫様は沙里ちゃんが頭を下げつつした返事にひとつ頷き、今度は俺の方に向き直した。
「そしてヒバり様。この子爵家の管理する作業小屋のひとつに空きがあるとのことで、子爵家からは少し離れはしますが、水周りなどの便もよく食品を扱うのには適しているかと判断しました。1階2部屋と2階1部屋に屋根裏、そして外に倉庫もあるそうなので、そちらでよろしいでしょうか?」
「中は見ていなくても、それだけ便宜を図って頂けたら十分ですよ!本当にありがとうございます」
そして今度は俺が遠藤姉妹のほうに少し体を向け、
「遅くなっちゃったけど、2人ともここの服よく似合ってるよ!これからはちょっと離れてるけどご近所さんってことだからよろしくね!何か困った事や手が足りない時も気軽に声をかけてくれていいからね?」
と、先にご近所挨拶を済ませておいた。
「はい、こちらこそ改めてよろしくお願いします」
「ヒバリお兄ちゃんもごきんじょさん?よろしくおねがいします!」
少し姿勢を正して頭を下げるロングスカートの沙里と、ぴょんと椅子を降りてドロワーズの裾が少し見える膝丈のスカートを直してから握手してくる美李。急に降りたら危ないでしょ?と姉に諭されながら椅子に
戻されていた。
そんな会話をしているうちに、馬車は大きな門の前に着く。門の先に大きな建物が1つとその隣には宿屋のような建物、そして門の向かいには料理店が見える。どうやらここが子爵様の屋敷らしい。まずは挨拶からかな?御者台の下の荷物を従士さん達が出していた。おそらく姉妹のものかな?
………ていうか、俺自分で作った袋に入れた白衣しかないぞ。言えば何か支給品もらえたのかなぁ?
ちょっとこれは失敗したかもしれん。着替えすらないのはまずいだろ。あとで姫様に相談したらなんとかなるのかな!?
とにかく俺も荷物出しを手伝おうとしたら御者の人にやんわり断られた。姉妹の荷物も持ってるし、ここは彼の仕事取るな、って思ったほうがいいのかも知れないなぁ。トニアさんに促されて、姫様の後に続いて屋敷へ入っていくと、応接間のような場所でえらいガタイのいいおじさんが迎えてくれた。
「ノーザリス殿下、お久しゅう御座います。そしてお客人方、ようこそ我が農園へ!私はシールズ子爵家四男のニングだ。ここはシールズ家の所有する領地の一つで、私はここで農園の経営を任されているのだよ。殿下は幼少の頃、時折当農園へいらして収穫の体験をしていただいた事があるのですよ」
「ええ、あれはとても素敵な時間でした。今も忘れていませんよ。そして城へ納める野菜も、毎日美味しくいただいてます。今日はこちらのエンドウサリ様とエンドウミリ様を預かってもらいに来ました」
「はい、昨夜父上より言い付かっております。サリ様は朝から昼過ぎまで店の勤務を、ミリ様は朝から昼過ぎまで農園の手伝いを。そして昼食後に魔法や知識の習得、でございましたね。そしてまた晩のみ店の手伝いをしていただいてからの食事となります。寮の部屋はお二人はご一緒に住まわれるとのことで、こちらも準備は済んでおります。お預かりした荷物はもう運んでいますのでご安心を。こちらが鍵になります」
まったく詰まることなく姫様に答えつつ最後に横の執事に目線を送ると、執事が姉妹にひとつずつ鍵を渡していた。形状は単純に見えたが、土魔法を付与して形状を合わせてあるらしい。魔法ってすごいな。
「事情は理解しているが、他の従業員に漏れて大事にするわけにもいかんのであまり贔屓にもできんが、よろしく頼む。まずは我が農園の仕事を楽しんで欲しい!」
ちょっと暑苦しそうな笑顔を2人に向けるニング卿。でも決して悪い人には見えないすかっとした気分になるのはきっと俺だけじゃないだろう。姉妹もかなり緊張がほぐれたようだ。
そしてニング卿の視線が俺へと移る。
「そちらの殿方がヒバリ殿かな?なんでも食べ物の加工品を作るそうじゃないか。離れてはいるが敷地内にある作業小屋をそのままヒバリ殿の家として貸すので自由に使って欲しい。家具や日用品はすでに届けてあるので安心したまえ。そしてそれが鍵なので無くさないようによろしく頼むよ!」
言葉が途切れると同時に執事が俺に鍵を渡す。家か……これで野宿は免れるわけだ。よかった。日用品には着替えも含まれているらしいし、ほんとに準備がいいなぁ。感謝しかないぞ!
「ありがとうございます!えっと、呼び方は旦那様でいいですかね?私も身元を知られるのはまずいので。そしてノーザリス姫様、ほんとこちらが忘れてた事も色々と用意してくださってありがとうございます」
俺が2人に頭を下げると、姉妹も続いて頭を下げていた。巻き込まれたとはいえここまでして貰えるとさすがに礼を言わずにはいられないでしょ。それにニング卿なら変なことをしでかさない限り、少なくとも争いには巻き込まれないだろう。
「ああ、そうだね。私の呼び方は旦那様の方が都合がいいだろうね。そしてヒバリ殿は故郷の料理で商売をしたいそうじゃないか。何か出来上がったら私の所へ持ってくるといい。私が商品になるか判断し、販売許可証を出せるものが出来たらそのまま売り出せるように手を貸そう。 農園の野菜やハーブなどはうちのものに必要なものを言えば渡そう。色々試してみたまえ!私自身もヒバリ殿の国の料理を楽しみにしているよ!」
「うわぁ、重ね重ねありがとうございます!ご期待に沿えるものが出来るよう尽力します!」
漢と漢の熱い握手を交わす俺達の所に李美も加わって三人で握手を交わしなおす。
……なんだこれ?まぁいっか!
「ヒバリ様。先程話に出ましたが、昼過ぎから夕方までの間はヒバリ様の家で魔法などの習得の手伝いをさせていただきますので、是非ともヒバリ様もどうぞ。皆様ならすぐに使いこなせるようになると思いますよ」
なんかうちでやることが確定してるけど、魔法やその他の知識などはこちらからお願いしたいくらいだから断る理由はまったくない!憧れの魔法………俺闇のみだけど!
しかも普段はトニアさんが、毎日ではないが姫様も直接来てくれるらしい。召喚魔法を使えるのは姫様だけらしいが、召喚さえ終わればそんなに忙しくないのかな?この辺りはちょっと複雑そうで聞くに聞けない。地雷ぶち抜きそうだから無理。
「ではそろそろサリ殿とミリ殿は部屋へ行ってみるといい。そしてゆっくりでいいので準備が出来たら私に声を掛けて欲しい。その後は農園と店の方へ紹介するからね。みな働き者だから分からない事は何でも聞いてみてくれ。今日はノーザリス殿下もご一緒されるそうなので、むしろ従業員の方が緊張してしまうかもしれんがね!
そしてヒバリ殿は申し訳ないがそのまま家の方に向かって欲しい。さすがに殿下の側を離れるわけにはいかないのでね。場所はうちの者が説明する。なに、同じ敷地内でここからも見えるから迷う事もないから大丈夫さ!」
「はい、こちらは大丈夫です。お気遣いありがとうございます。
それでは姫様、トニアさん、沙里さん、美李ちゃん、またあとで会いましょう。さっきも言ったけど、2人は何か困った事があったらどんな時でも遠慮なく頼ってね。俺の方が断然年上なんだから!そしてなるべく早いうちに食品製造作業を開始させるので、出来たら皆さんも味見をお願いしますね!………って、姫様にこんな事言っていいのか分かりませんが」
「いいえ。こちらこそヒバリ様の料理を楽しみにしていますよ。では明日お伺いいたしますね」
にこやかに返す姫様、お辞儀をするトニアさんと沙里、元気よく手を振る美李、そしてニング卿に見送られながら屋敷を後にする。執事さんに言われたとおり、確かに作業小屋はここからでもよく見えた。距離にして500mないくらいだろうか?
「思ったよりいい家っぽいなぁ。家具や日用品はあるって言ってたけど、よく考えたらこの世界の生活水準知らないぞ。家に着いたらまずどこまで揃ってるか確認した方がいいな!最優先事項ってやつだ! その次に調理道具と作成依頼の必要な器具をまとめてメモしておこう。明日はこれを中心に姫様と交渉して、その後旦那様にも食材の交渉しないと!こちらもメモを―――」
そしてその日の晩。
「………どうもー。家の中に日用品はある程度あったんだけど、食材や調理道具が無くて食べに来ました〜」
「ぷっ」
あまりにもな下手な態度に、沙里が我慢できずに噴出してしまっていた。おお、やっぱり姉妹だ笑うとよく似てるし可愛い!偉そうな事言って別れてすぐ頼るのは恥ずかしかったが、それだけの価値はあったな!
必死に堪える沙里に頭を掻きつつもおまかせで注文してやっと晩飯にありつけた。後から帰ってきた美李もご飯に誘って更に沙里にも同席してもらって、3人での晩御飯を楽しんだ。1人じゃないっていいなぁ。
作業小屋へと帰り、ベッドに寝転がり予定をまとめておくことにした。
そして書き上げたメモをみつつ、気合を入れなおす。
「明日からは必要な道具の洗い出しと調達、食材ルートの確保。まだまだやることはいっぱいだが、
確実に成功させるためにも頑張るぞ!
しっかし………
あの店の名前はだめだろう。俺的にはアウトだなぁ。いや合ってはいるんだろうけど!」
ニング料理店”スパイス&ハーブ”
脳内にCM出てきちゃうわ!
説明だらけですみません
まさかここで7000文字超えてしまうとは……