HR
1-S
……ここが、教室か…
HR
ああ、担任が来たみたいだな……
「…揃ってるかー?
揃ってるな、じゃあ始めるぞー。先ずはこの紙を見てくれ。それに色々書いてある。お金とかについてだ。よし、みたなー?じゃあ続きをいうぞー「先生!待ってください!!」
あー?なんだー?」
一人の男子が立ち上がった
「なんですか!?これは!!ひ、人を殺したら金を稼げるなんて……ふ、ふざけてます!!」
「…それが、この学園の方針だ。わかったら黙っておけ。死にたくなかったらな……
ん、黙ったな?じゃあ続きをいうぞー…えーっと……なんだっけー?あー、忘れちゃったー。まぁいいや。あ、そうだ。寮は寮長に部屋番号を聞いてから住めよー?これで終わりだ。明日は、筆記用具とノートと、あと……まぁ、必要なものはその紙に書いてるなー?じゃあ、終わりだ。俺は寝る。」
あ、消えた。まぁ、テレポートでも使ったんだろう…
「ねぇ、」
ん?あぁ、1つ上の……まぁいいや。
「…ん?俺かい?なんだ?」
「…貴方、新入生代表よね?てことは、首席だったのかしら?私は次席だったわ。」
「……ん?そうだよ。それで、何かようかい?」
「えぇ。………貴方、何者?私の透視能力が効かないわ。」
「…それは、お答えできませんよ?俺だけ言うのは嫌だからね。それよりも…(年下に首席を取られるなんて、プライドが許さないよねー。)」
「っっ!」
「…?どうしましたか?」
「………いや、何もないわ。ああ、私は平井 沙亜弥っていうの。よろしく頼むわ。」
「…まぁ、いいでしょう。」
…ク、クク、ゃ、、ばい……
吹き出しそうだ……
「…もう用事はないですね?では、さようなら。」
俺は、窓から飛び降りた…
上から間抜け顏で生徒達が見てたのは笑えたな…