ま、まさかの下僕!?
「……いくん?……瑠衣君?起きて!」
「……ん?
ここは、何処?」
「瑠衣くん、魘されてたけど大丈夫かい?」
「…そうだ!………あれ?なにか見てたような気がするけど.....」
「……あ、瑠衣君、ここ分かる?」
「……ココは……地下室?だっけ……そうだ!なんか、急に眠くなっちゃって……悪かったな……ん?なんだ、これ……」
「ふふ♪それはね、能力封印のものだよ。
コレで逃げれないよね…ふふふ…
学年首席は、テストと実技さえ出ていればいいからね……コレから、僕の……俺の下僕になってもらうよ♪」
「あ?誰が下僕なんか!!っっ……」
「黙っててよ。ふふ、まだわかってないね。瑠衣君は誰の下僕なのか…直接体に仕込んであげるよ?」
「…なにすんだよ!!
やめろっ……て、」
「ふふふ、やっぱり苦手なんだね?」
「や、めっっ……あはははははははははははははははははははははゲホッゴホッゴホッ……こ、降参です!!」
「ふふ、わかったかい?コレから君は僕の下僕だよ。わかった?」
「はひ。」
くそ、なんで俺がこんな!!
「ふーん。まだわかってないのかい?」
「………すみません。わかっています。」
「あ、そうだ。来週の友達の紙に僕の名前を書いて?僕は、鳩羽 燐だよ。」
「…鳩羽 燐?何処かで聞いたような……」
「…あぁ、あれじゃない?入学式の時に司会を勤めていた奴。あれ、僕だからさ。」
「……へぇ、みてなかった。」
「…じゃあ、頼むね?」
「あぁ。」
あれぇー?ちょっと変な感じになっちゃったー。まぁ、大丈夫だよね??




