瑠衣の過去!?明らかに!!
…ココはどこ?
あぁ、あの現場か……
あれ、まだ母上がいる..........
あぁ、コレはあの事件の日か…
*******
瑠衣が5歳の時…
「母上〜、コレはどうでしゅ……か?」
「あら、いいじゃない。瑠衣にはお似合いよ?」
「本当ですか?よかったぁ〜、あとは、父上と紅雨を待つだけですね。」
「えぇ、そうよ。」
ピーンポーン♪
「…あら、誰かしら?ちょっと待ってなさい?紅雨と夕が来るから。」「はーい!」
…いやだ。みたくない…お願いだ…
「どちらさま…キャァァアアアア!」
「どうした!?うわぁぁ!!」「??」
「…あれぇ、どうしたのかな?」
やだ!いくな!やめろ!!
「……ぇ、母上?父上?紅雨?……だ、れ?何してるの?」
……ダメだ!聞いたらいけない!!やめろ!!
「……僕?僕はね……君の弟と、親を殺したんだよ?死んだんだ。」
「…し、んだ?え、なんで?」
「…おや、弟君は泣きそうになったのに、君は泣かないのかい?ははっいいねぇ…」
や
やめろー!!それ以上……聞かないで…頼むょ…
「…なんで、殺したの?」
「……それはねぇ……君を一生苦しめるため…本当は親だけ殺せばよかったんだけど、確か子供2人いたな?と思ってね…一人だけ残すことにしたんだ。あぁ、確か瑠衣君だっけ?……Happy Birthday Rui.
誕生日プレゼントだよ?ふふふふふふ……」
いやだ、そんなの、いらないんだ!!
「…そうだね……最後に君の質問を特別に答えてあげるよ…」
…やめろ!そいつは、そいつは!!
「僕はね……ーーーーだょ……」
「…ーーーー?名前?じゃあ、ーーくんだね、よく分からないけど、誕生日プレゼント??ありがとう??」
「…ふふ、いいよ。君がこの意味を知る時には、許されないと思うけどね……僕の可愛い……瑠衣。」
そいつは………ーーくんは……
「…?うん?」
「…ふふふ、瑠衣、一つだけお願い聞いてもいいかい?」
「うん!!なに?」「それはね、僕の名前は誰にも言わないで欲しいんだ。」「…?うん!わかったよ!!」「約束だよ?破ったら、こんな風になっちゃうよ?」「わかった!!」
……約束なんかしたらダメだ…
そいつは………人殺し……いや、俺の家族を殺したやつなんだから……ーーくんは……




