1-S
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「…あら、おはよう。」
「………ああ。何の用だ?」
「….何故そう思うのかしら?ただ挨拶しただけじゃない。」
「……あんたは基本必要な時だけしか話さないだろ?」
「…あら、わかってたのね?
…そうよ。話すのがめんどくさいだけ。
そうそう、友達にならないかしら?」
「……まぁ、一人ぐらいはいてもいいが。
だが、俺は…手の内は明かさないぞ?それでもいいなら。」
「えぇ、私だって同じだもの。」
「…そうか。まぁ、使って行くうちにバレるけどな…」
「まぁ、そうね。
じゃあ、宜しくね♪」
「…ああ。」
あ、来た。
「…席につけー。全員いるなー?ん?おい、如月。お前の前の席のやつどうしたんだ?」
「…あ?………知りませんよ。寝坊じゃないんですか?」
「…ふーん。ま、別にいいか…
じゃあ、話を続けるぞー。先ずは、紙に書いてたとおり、友達になりたい人をかけー。紙は「すみません!寝坊して遅れました!」……配られているな?じゃあ、かけ。「ええ!無視ですか?」……ち、うるせーな。黙ってろ。」「はいぃ!」
……忙しいやつだな。
トントン
…ん?あぁ、見せろってことだな。
ほらよ。
ん、向こうも書いてるな。
じゃあこれでいいか。
「書き終わったかー?じゃあ、そのまま紙を机の上に置いておけー。
よし、集まったな?
じゃあ、あとは自由時間だ。だが、教室から一切出るなよー。」
……結局何がしたかったんだ?
…パソコンでもするか…
空間から出したらちょっとな……バックから出すふりをするか…
「…あら、パソコン持ってきたの?
て、買うの早いわね。」
「…あぁ。何もなかっただろ?部屋に」
「…え?ベットだけならあったわよ。まぁ、そのかわりそれ以外が何もなかったけど…」
……俺の部屋は冷蔵庫だけだったぞ。
まぁ、気にしないでおこう。
「……何の用だ。」
「あぁ、それはね、今日買い物に行くんだけど、着いてきて欲しいのよ。」
「……無理だ。荷物持ちさせる気だろ。」
「当たり前でしょ?男なんだから…」
「………あっそ。じゃあ、いかない。俺は他に用事がある。」
「…ふーん。そうなんだ。まぁ業者に頼むついでで頼めばいっか…」
…
おれは、無視して作業を取り組んだ。
因みにパソコンには覗き見防止シートが貼ってある。
まぁ、ハッキングするからな。
「(…へぇ、パソコン得意なのね…、何をしているかみたいけど、見れないわ。まぁ、透視も、物は中身しか見れないからね…
人は何故か思考が読めたりするんだけど…まぁ、これも、透視のLevelが10だったら普通にできるんだろうな…)」
………
あ、あった。
学園の………ふーん。あそこね…
今日、行くか…
サブタイトルが全然思いつかない……




