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不死の少女と魔銃の女  作者: 水天日光天照
起きたら、始まっていた物語。
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六話『盾魔法の授業は、模擬戦!!』

アリス「はい、皆さん。今日は外で盾魔法の模擬戦ですよ。早く外に出て下さい。」


実戦、だと・・・。私、盾魔法は発動すらしないんですけど。って、皆移動している!!


理央「早く行こうよ、陽菜さん!!」


陽菜「うん、わかった。」


理央さんに、連れられて外に出ましたが、ここは広いですね。


理央「ここは、運動場Cコートだよ。」


Cですか、Cと言う事はAやBもあるのかな?


アリス「二人一組になってください。それは模擬戦時の、ペアとなります。では、準備運動をして下さい。5分後に、模擬戦ですよ。」


選んだ相手が、模擬戦のペアになるとは・・・。


理央「ねぇ、陽菜さん。ペアを組まない?」


陽菜「うん、いいよ。」




アリス「準備運動は、終わりましたか?なら、片方はくじを引きに来て下さい。」


理央「陽菜さんが、くじを引きなよ。私、くじ運悪いからさ。」


陽菜「そう?なら、引いてくるね。」


理央「がんばって、いいくじを引いてきてね。」


アリス先生の所に行きましょうかね。


アリス「千葉さん。はい、引いてね。」


箱の中に手を入れるタイプですか。さて、私の番号は何でしょうかね?


陽菜「Hだと・・・。」


それは、私がHだからですか?何か、嫌ですね。このくじ。


アリス「対戦相手は、え~っと。黒沢ペアね。」


何だって~!!超気まずいじゃないですか。


陽菜「それは、本当ですか?」


アリス「ええ、黒沢ペアよ。がんばってね。」


理央さんに、知らせなくては・・・。


雛菊「陽菜さん。」


この声は、雛菊さんですかね?


雛菊「昼休みの屈辱は、忘れませんよ。陽菜さん!!」


陽菜「ひゃい!!」


何ですか、雛菊さん。超怖いです。


雛菊「今回の模擬戦は、本気で行きます。覚悟して下さいね。」


陽菜「えっ!!」


雛菊「では、模擬戦で。」


陽菜「ちょっと、待って下さい。雛菊さん。」


どうしましょうか、怖いです。


アリス「はは、黒沢さんに宣戦布告されましたね。がんばって下さいよ、応援してますから。」


のんきに言わないで下さいよ、先生。


アリス「黒沢さんは、一学期の優秀魔術師に選ばれた生徒です。勝つことは、難しいと思いますが最後までおきらめずにがんばって下さいね。


何ですか?優秀魔術師って!!絶対にボコボコされそうです。


陽菜「どうしましょう。私、勝たなくては(絶対にボコボコにされます)。先生、どうすればいいですか?」


アリス「う~ん。乃木坂さんと、模擬戦の相談でもしたらどうかな?」


陽菜「ありがとうございます、先生。」


早く、理央さんに言わなければ!!


理央「どうだった?対戦相手は?」


陽菜「・・・雛菊さん。」


理央「えっ!!雛菊さんが、相手か・・・。勝てないけどがんばろうね。」


陽菜「ねぇ、理央さん。」


理央「何?陽菜さん。」


陽菜「私、勝ちたいんだ!!雛菊さんに。だから、手伝って!!」


理央「えっ!!本気で言ってるの?」


陽菜「うん。私、宣戦布告されたんだ。」


理央「嘘!!あの雛菊さんが、宣戦布告!!」


陽菜「私には、勝ちたい理由があるの。だから、お願い!!」


理央さんが、悩んでいます。やはり、難しい事なのでしょうか?ですが、お願いします。命がかかっているので。


理央「う~ん。分かったよ!!やろう、陽菜さん。」


陽菜「あっ、ありがとうございます。」


理央「なら、雛菊さんについておしえるね。雛菊さんは、一学期の優秀魔術師に選ばれた人でね。色々な魔法が得意なんだよ。その中で、最も得意なのが守護獣召還だよ。」


陽菜「守護獣?それは、どんなやつなの?」


理央「守護獣は、使用者を守るものでね。本来、獣クラスしか召還できないんだけどね。雛菊さんはね、幻獣クラスのユニコーンやペガサスが召還できるの。」


ユニコーンやペガサスって、いるんだ。しかし、ペガサスとかってどうせ攻撃とかはしないでしょ。本当に強いのかな?


理央「雛菊さんの幻獣は、一体しか召還できないけど一体で中軍一個と同じ力があるからね。気を付けた方がいいよ。」


つよっ!!えっ、中軍一体ってありえないでしょ。どんだけ、強いですか。雛菊さん!!


理央「そして、雛菊さんの戦い方だけど、基本相手を拘束して一撃で決めるスタイルだよ。」


動けない相手に止めとか、雛菊さん。マジ鬼畜です。


陽菜「すごいですね、ははは。」


理央「戦闘中は、基本的に私が結界でサポートして、陽菜さんが、魔弾で決める戦闘になりそうだね。それでいいかな?」


陽菜「うん。それで、いいよ。」


次々と作戦を出していき、構想が練ってきた時・・・。


アリス「次、HペアとGペア。前に出て、闘って下さい」


私たちの番が、やってきました。


理央「やってきたね、私たちの番。」


陽菜「がんばりましょう。」


前に出ますか。って雛菊さんもういるんですか。


雛菊「貴女を、絶対に倒します。」


ちょっと、待ってよ。私、心の準備が・・・。


アリス「これから、千葉陽菜&乃木坂理央VS黒沢雛菊&綾瀬風香(あやせふうか)の模擬戦を開始します。」


へぇ~、隣の人の名前風香って言うだ。ってのんき構えてたら駄目じゃないですか。


雛菊「準備はよろしくて?さぁ、踊りなさい!!」


雛菊さん、超やる気じゃないですか。気落ちしてしまいそうです。


理央「駄目だよ、陽菜さん。心で負けては。戦いに勝つには心で勝たなきゃ!!」


そうですよね。理央さん、私駄目でしたね。


アリス「Ready・・・GO fight!!」



初めての模擬戦で、真剣勝負。絶対に負けられない戦いに心が躍る。

踊るのは、何でだろうか?わからない、でも。ここには負けられない戦いがあるんだ。

次回、模擬戦。

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