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不死の少女と魔銃の女  作者: 水天日光天照
起きたら、始まっていた物語。
7/41

五話『沙織さんは、最強無敵!!』

二時間目は、普通に授業を受けていたけど、三時間目からは、太陽のポカポカに負け、寝てしまって気がついたら昼休みでした。


陽菜「えっ!!なんで、もう昼休みとか・・・。なんで、私は勝てなかったのでしょうか。」


最悪です、転校初日から寝るとか。先生達に目を付けられたでしょうか?


理央「もしかして、起こせば良かった?なんか、気持ちよさそうに寝ていたからそのまんまにしちゃったけど。」


陽菜「出来れば、起こして欲しかった。転校初日から、寝るとか先生に目付けられそうで・・・。」


???「いいじゃないですか。『寝たい時は寝る』『食べたい時は食べる』『やりたい時はやる』でね。」


そこには、着物を着た美女がいました。


陽菜「えっーと、貴女は?」


神々しさが半端無いです。


雛菊「紹介が遅れましたわ。黒沢雛菊(くろさわひなぎく)と申します。少し貴女とお話(・・)がしたくて参りました。」


やばいですよ、この人。大和撫子じゃないですか!!黒髪長髪の着物美人。


理央「雛菊さんが、お話?珍しいね。う~ん、なら屋上で話してきたらどう?あそこなら誰も居ないしね。」


この学校は、屋上は解禁なんですか。私が居た所は屋上禁止なんですが・・・。


雛菊「それは、いいですね。陽菜さん、すこし時間があるなら屋上でお話しませんか?」


陽菜「えっ、はい。いいですよ。」


理央「そう、なら。私は、待ってるよ。ゆっくり話して来てね。」


雛菊「なら、行きましょうか。付いて来てくださいね。」


雛菊さんが、先に行きましたので、見失わないように付いて行きます。しかし、あれですね。雛菊さんの後ろ姿は絵になりますね。


陽菜「待ってくださ~い。」


付いて行くと、雛菊さんが屋上に上がる扉の前で待っててくれてました。


陽菜「ごめんなさい、待たせたみたいで・・・っえ!!」


いきなり、雛菊さんが私を縛り付けました。


雛菊「貴女、沙織様の弟子なんですってね?貴女如きのへっぽこ魔女が、どうしてあのお方の弟子なんですの?どうせ、卑怯な手でも使ったのでしょう?」


いえいえ、私と沙織さんは愛しあってるからですよ。


陽菜「卑怯な手段なんて、使ってません。沙織さんが教えてくれたんです!!」


雛菊さんの顔が、驚愕に満ちています。


雛菊「なっ!!なんで、貴女には自主的に教えて、私には教えてくださらないの?」


私に言われても・・・。その事は、本人に伝えて下さいよ。


陽菜「えっと、貴女が気にくわなかったから?」


雛菊さんの顔が、真っ赤です。


雛菊「どこが、いけなかったのですか!!『才色兼備』『錦心繍口』『質実剛健』『八面玲瓏』って言葉が似合う私ですよ。なんでですの~」


ちょっ、や~め~て~。首をグラグラさせないで~。


陽菜「知りませんよ~。もう、やめて下さい~。」


雛菊「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁんんんん!!」


なっ、泣いちゃいましたよ。こっちが、泣きたいのに~


雛菊「なんれ、なんれ。あなひゃ、だけ、にゃの?」


なっ!!上目付けの涙目ですって、超可愛いじゃないですか!!雛菊さんを見ていると、雛菊さんと目が合って・・・。


雛菊「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁんんんん!!」


って、言いながら雛菊さん逃げちゃいましたよ。


陽菜「どうしましょう。この、拘束魔法。やけに硬いです、力ずくにやりましたかね?なら、魔力が切れるまで待ちましょうか。」



キーン、コーン、カーン、コーン、キーン、コーン、カーン、コーン



チャイムが、鳴ってしまいました。転校初日に、授業をサボるとは完全にOUTですね。早く切れないかな・・・。




結局、切れたのは5時間目の終了のチャイムが鳴り終えた時でした。完全に雛菊さん、魔力のごり押しで拘束魔法を使っていますね。

しかし、どう教室に入りましょうかね?かっこ良く決めた方がいいですかね。


ウィーン


陽菜「聞けぇぇぇぇぇぇぇ、轟けぇぇぇぇぇぇぇ、私は帰ってきたぞ!!」


シーン・・・・。


やばいです。滑りましたよ。気まずいです。このままでは、恥ずかしさで死にそうなので自分の席に早く座りましょう。


理央「え~とっ、どうしたの陽菜さん?なんか、嫌な事でも合ったの?」


ぬぉぉぉぉぉぉぉ、忘れて下さい。これは、黒歴史ですよ。絶対に。


陽菜「え~とっ、皆に覚えてもらえるように大げさに言ってみただけだよ!!」


理央「そっ、そうなの!!てっきり、雛菊さんが泣いて帰ってきた事と関係がありそうな予感がしたんだけど。」


えっ、なんですか、その予感。当たってますよ。とりあえず、私とは無関係な事を言っておかないと。


陽菜「えっ、そうなんですか。雛菊さんは、どうして泣いてるんですか?」


理央「なんか、『沙織さんが・・・。気に入っ・・・。才色k・・・。』ってな感じでね。」


やばい、やばいよ。


理央「でも、沙織さんって、あの沙織さんかな?」


あの沙織さんかな?とは、ど言う事でしょうか?


陽菜「沙織さんって?」


理央「知らないの!?楓沙織、沙織さんだよ!?必ず最強の魔女(リプラスフォート)の五本指に数えられる魔女。そして、ギルド『魔弾の使途』のマスターでもあるんだよ。」


えっ!!沙織さん、そんなにも凄いですか!?ちょっと待って下さいよ。私、そんな有名人に手取り足取り教えてもらってたんですか?


理央「陽菜さんと同じで、魔弾を得意としているんだけどね。沙織さんが、最強にたらしめるのは独自に開発された魔法システム。『G-7』ありとあらゆる戦闘において効率的に魔法を事前に呼び出してノータイムで繰り出す魔法システム。」


あれ、『G-7』って言うですか?こんなにも沙織さんについて知らないとは・・・。悔しいです。


理央「さらに、魔法と言えば遠距離技は無理。よくて、中距離でしょ。だけど、沙織さんは遠距離攻撃ができるのよ。しかも破格の2Kmまで威力を落とさずにね。」


えっ、初めて聞きましたよ。沙織さん、遠距離技は苦手って言ってたじゃないですか。


理央「その攻撃は、魔弾じゃなくて“魔砲”。さらに風を操って、魔弾の操縦までやりとげる現代最強の魔女の一人。」


えっ、魔弾の操縦ってすごいんですか?私、簡単にできましたよ。ですが・・・。


陽菜「魔砲ですか・・・。やって、みたいです!!」


そして、何時か言うんですね。


~妄想~


誰か「悪魔め・・・!」


私「悪魔でいいよ。悪魔らしいやり方で話しを聞くから。」


~終了~


理央「無理じゃない?陽菜さんには。」


陽菜「何を~!!変な事を言うのは、この口か~!!」


変な事を言う理央さんには、頬っぺた“ぎゅっ”の刑です。


理央「だって陽菜さん、総合魔力そんなにも無いじゃん。魔砲なんて撃ったら、あっという間に魔力切れ起こすよ。」


何・・・だと・・・?


陽菜「それは、本当なの理央さん?」


理央「うん。きちんと調べてみる?私できるよ?」


陽菜「だが断る。」


理央「えっ!!でも・・・。」


陽菜「千葉陽菜が最も好きな事の一つは、嫌な真実を教えられる時に『NO』(ノー)と断ってやることだ・・・。」


決まりましたよ。どうですか?かっこ良くないですか?


理央「えっと、うん。そうだよね。嫌なことは聞きたくないもんね!!」


いまいち受けが良くなかったらしい。



キーン、コーン、カーン、コーン、キーン、コーン、カーン、コーン



あっ、鳴ってしまいました。6時間目は、何でしょうか?


陽菜「6時間目は、何ですか?」


理央「盾魔法だよ。担当は、アリス先生だよ。」



沙織さんは、最強無敵。雛菊さんは、泣きっぱなし。私の魔力は、少しだけ。

これが、今の現状。世界はいつもこんなはずじゃなかった。

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