十六話『陽菜「前言、撤回!!」理央「無理だと思うよ。」』
よじれる思いをしながら部屋に帰りました。今から、寝ないと駄目ですね。寝れそうに無いです。
陽菜「しかし、理央にあんな趣味があったとは・・・。」
意外ですね。しかし、クイーンはないでしょwww。それと、あの台詞www。
陽菜「『できるわよ。当然よ!!』ってwww。似合わないです。」
wwwww
陽菜「理央に、ワンマンお嬢様キャラなんてwww。似合わねぇええ!!」
やっ、やばいwww
腹が・・・wwww
陽菜「わははは『ドスッ!』っあ。」パタッ
気がついたら、朝だった。
陽菜「ここは・・・私のベット?」
理央「早く、起きなさい!!朝食の準備は、できてるわよ。」
そうですか・・・、
陽菜「クイー『ドンッ』ッン!!いったぁあああい!!」
鼻を殴られました。鼻血が凄い勢いで噴出しています!!
理央「・・・もう一度、私の名前を呼んで。」
怖いです。乃木坂さん、超怖いです。
例えるなら、初期の黒沢さんの絵みたいに怖いです。
理央「ねぇ?聞こえてるよね?もう一度言うね、私の名前を呼んで!!」
は、はやく応えなくては・・・。
陽菜「・・・乃木坂さん。」
理央「正解だよ。陽菜!!私の名前は乃木坂理央だよ。・・・忘れないでね。」
怖いですぅ~。最後のつぶやきが・・・。
時はすぎて・・・。
静香「8時になりましたので、二回戦を始めます!!」
あっ、始まる~
静香「それでは、選手の皆さん。入場してください!!」
は~い。
静香「二回戦第九試合を始めます!!千葉&乃木坂 対 フォースト&工藤!!この試合の勝利ペアが、準決勝に駒を進めます!!」
次は準決勝なんだ・・・。
静香「それでは、第九試合・・・Fight!!」
理央「始まった・・・か。」
フォースト「ふっ、雑魚が・・・Triturar la luz de la estrella de la dinastía Ming!」
いきなり、空から・・・。
シューー ドォオオオオッン!!
いきなり、会場に一条の光が・・・。
フォースト「ふっ、小さい存在だから外してしまいましたわ・・・。これだから、下等生物は小さくて嫌ですわ。」
あれ?なんか、馬鹿にされてない?
フォースト「はははは、さっきから何も言わなくて、もしかして。おじけついたんですか?」
・・・。
理央「・・・陽菜。落ち着いて、何にもしなくていいから。」
ッ理央!!なんでですか!!馬鹿にされてんですよ!!
理央「・・・。陽菜、あいつらはかませ犬だよ。」
かませ犬?それって・・・。
理央「・・・かませ犬は、かませ犬。私達には、勝てない。だって、こっちには神様がついてるもん。」
それって・・・。
陽菜「・・・負けフラグでは?」
理央「・・・大丈夫。」
フォースト「何をこそこそ話してるんですか?もしかして、棄権の話ですか?棄権するのが、恥ずかしいなら私が倒してあげてもいいですわよ。」
むかつきます。
理央「・・・落ち着いて、陽菜。」
フォースト「工藤、行きますわよ!!」
工藤「はい。お嬢様。」
フォーストってお嬢様なの?あの性格で?
陽菜「わはははははははは」
腹が・・・よじれる・・・。
フォースト「何がおかしいんですの?こうなったら、私の必殺技でやりますわ。」
必殺技って・・・wwww
工藤「・・・お嬢様。その技は・・・。」
フォースト「黙りなさい!!工藤。私の指示に従いなさい!!」
工藤「・・・失礼しました。お嬢様。」
フォースト「El mundo está representado por 0 y 1.」
工藤「Si, si este ser manipulado entre 0 y 1.」
フォースト「0, en mí. 1, y.」
工藤「1, en mí. 0,y.」
フォースト「Obtener el papel de uno al otro, y el mundo.」
工藤「Cambiado.」
フォースト「・・・Entre el mundo de 0 y 1!!」
なっ!!このままでは・・・。
理央「・・・陽菜。じっとしていて。」
そんな、しかし・・・。
理央「私を信じて!」
うっ、そんな顔されると・・・。
陽菜「わかったよ・・・理央。」
フォースト「“0と1の狭間の世界”の威力を味わうと良いですわ!!」
そんな!!それって・・・。
陽菜「・・・ロストマジックか?」
フォースト「これでも・・・」
いきなりフォーストさんの背後に大量の魔弾が現れ・・・。
フォースト「喰らいなさい!!」
一斉射出された。
このままでは、負けてしまう。でも、理央との約束が・・・。
理央「ケーキ!!」
って、え!?理央どうしたんですか?
陽菜「ケーキなら、いくらでも奢るので今は試合に集中してくだ・・・。」
最後まで、言えなかった。だって、信じられない光景を目にしたもん。
フォースト「なっ!!」
陽菜「・・・どうして、ケーキに変わってるんですか?」
フォースト「ック!」
理央「貴女の戦闘では、結界が展開されて毎回内部の様子が外に出ない。」
フォースト「・・・」
フォーストさんは、沈黙したまんまだ。
理央「そして対戦者の情報から、結界が展開中は魔法を泉のように使っていたと聞いた。」
フォースト「・・・・。」
まだ、沈黙したまんまだ。
理央「そんなの貴女の魔力量から考えて不可能。そこで、考えたのが在幻。」
在幻?なんですか、それ?
フォースト「なっ!!そこまで・・・。」
理央「昔、どこかで見たことあった気がしたけど。貴女の魔法、お姉ちゃんに教えて貰った魔法でしょ?」
フォースト「!?まさか、あなた乃木坂の・・・妹?」
理央「そうよ。そして、その魔法には弱点がある・・・」
フォースト「なっ!!」
理央「その結界は、術者の心が魔法に影響される・・・」
フォースト「っく!」
理央「そして、3分も展開できない。もう、魔力切れじゃない?」
理央が言ってから、徐々に結界?が解けてきた・・・。
理央「あなたの負けよ、フォースト。」
フォースト「そんな・・・。」
工藤「お嬢様・・・。」
理央「魔力切れでしょ?ギブアップしたら?」
フォースト「っく、そんな屈辱・・・。」
静香「ええ、途中選手の皆さんが結界に覆われて、見えなくなってしまいましたが、千葉&乃木坂ペアの勝利です!!」
静香「次は、二回戦第十試合を始めます・・・。」
対戦相手が、かませ犬だったらこんな戦いになるですかね?。そして、彼女達は私達の強さの引き立て役となったでしょうか?
っと言っても。ここでは、理央の情報収集能力の凄さだけが目立ってるんでしょうかね?
でも、在幻がどう言ったやつか気になるんですけど・・・。