表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不死の少女と魔銃の女  作者: 水天日光天照
承前。それは、止まらない物語。
18/41

十五話『陽菜「貴女方はかませ犬です!!」理央「やめなよ、それ負けフラグ。」』

今日は、8試合行われた。


二回戦出場を決めたのは、私達の他に7組いる。その中には、雛菊さん達も入ってる・・・。


このまま、勝ち続けていけば、いずれ戦う事とになる・・・。


次に戦うのはフォーストペアだ。


フォーストペアは、聞いた話によると今回初出場だとか・・・。


そして、過去に全く活躍しておらず、全然記録が出てこない一般参加者。


理央は、彼女達の情報を集めてるけど、全く出てこない。


理央「なんで、出てこないのよ!!情報ゼロ。ありえないわよ!!」


むきぃーーーって、あなたはサルですか?


陽菜「いいじゃないですか。そんな・・・。」


理央「駄目、駄目よ。陽菜!!いい、情報はあるとないとでは、戦闘に響くのよ。」


そんな、ものなんですかね・・・?


理央「だから、待ってて。必ず、見つけ出すから・・・。」


これは、熱中してますね。しかし、「ぐぅ~」・・・お腹が空きましたね。


理央は、熱中してるので、置いてって食事を食べに行きますか。


しかし、出店が沢山あるので食べ歩きツアーみたいなものでもいいかもしれませんね。


陽菜「理央。行ってきます。帰りは、遅くなると思います。」


理央「・・・いってらっしゃい。」


ディスクと睨めっことは、理央も中毒者ですね・・・。







ワイワイワイ ガヤガヤガヤ


陽菜「いや~、賑わってますね。」


店主のお姉さん「ねぇ、食べていかない?安くするわよ」


陽菜「何を売ってるんですか?」


店主のお姉さん「見てわからない?『わかりません』って・・・。ここは、ラーメン屋よ。」


ラーメン屋ですか・・・。しかし、お昼時なのに客の気配が居ないのが・・・はっ!!つぶれかけ?」


店主のお姉さん「声に出てるわよ、失礼ね。全く、違うわよ。もう少しで、クイズ大会が開かれるでしょ?」


クイズ大会?なにそれ、おいしいの?


店主のお姉さん「その顔、あんた知らないの?生徒会主催のクイズ大会の事よ。」


生徒会?うちの学校って生徒会あったの?初めて知ったよ!!


陽菜「それって、どんなのですか?」


店主のお姉さん「ただ規模がでかいだけのクイズ大会」←棒読み


あの~。なんで、棒読みなんですか?


陽菜「そうなんですか。」←棒読み


店主のお姉さん「あははははは」←棒読み


陽菜「あははははは」←棒読み


これは・・・。


陽菜「ではっ!!」シュッ!


店主のお姉さん「待てぇい!」ガシッ!


陽菜「何するんですか!!」


店主のお姉さん「ねぇねぇ、食べていこうよ!!」


陽菜「嫌ですよ!離してくださいよ!!」


店主のお姉さん「ねぇねぇ、安くするよ~。」


陽菜「あっ、私財布忘れたんでした。取りに戻らないと・・・。」


店主のお姉さん「大丈夫よ、ツケできるわよ。」


陽菜「あっ、今日はラーメンって気分では無いので・・・。」


店主のお姉さん「内は、カレーや牛丼もあるわよ。」


・・・なんなんですか。


陽菜「負けましたよ。食べますよ。」


店主のお姉さん「ラーメンとカレーと牛丼を?」


陽菜「水だけで。」


店主のお姉さん「そんな、つれないことを言わないで~」


・・・。


陽菜「movement」ヒュン


店主のお姉さん「あっ!!逃げられた。」


陽菜「ははは、私はクイズ大会に参加するぞ~」


店主のお姉さん「あ~。くそっ!!」







陽菜「えっ、参加はさっき締め切った、だと・・・。」


まさか、あの人の話に付き合っていたら、参加受付終了って・・・。


陽菜「むきーーー」


しかし、参加できないとは・・・。暇なので、屋台で何か適当に買って、大会を見ますか。


陽菜「しかし、クイズ大会とか。何のクイズ大会なんですかね?魔法関係ですかね?」



おっ、始まるか・・・。あれ?あの人って・・・。


静香「ではでは、今からクイズ大会を始めたいと思います。司会進行役は、朝倉静香がお送りします。」


やっぱり、朝倉さんか。しかし、掛け持ちとは・・・。


静香「毎年恒例の、クイズ大会!!今日は、クイーンが来ています!!」


クイーンって、誰なんですかね?案外、沙織さんだったりして・・・。


静香「それでは、クイーンに登場して頂きましょう。どうぞ!!」


どんな・・・って、おい! どうして貴女がいるんですか・・・


陽菜「理央ぉぉぉおおおお!!」


静香「それでは、クイーンに意気込みを聞いてみましょう!どうですかね、今回も優勝できますか?」


理央「できるわよ。当然よ!!」


理央ぉぉぉおおお。性格、変わってるよ。なんなんだよ~。調べてたんじゃないかよ!!


静香「おお!!優勝宣言が出ました。さて、クイーンは5年連続クイーンとなるか。はたまた、敗れるか。どちらでしょうか?これは最後まで、見逃せない!!・・・」


もういいです。見ません。なんでしょうかね。友達の意外な一面を見てしまって・・・こう、あれです。呼吸が・・・。


陽菜「・・・あはははははははっ」


笑いが、止まり、ません、よ!!、ここに、いては、だめで、す。、はや、くっ、かえら、ない、とっ!!




友達の意外な一面を見てしまった。それは、思い出しただけでも腹がよじれる。


来年は、理央をクイズ大会に誘おう。そして、言うんだ。「クイーンwwwテラワロスwww」ってね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ