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不死の少女と魔銃の女  作者: 水天日光天照
承前。それは、止まらない物語。
15/41

外伝『沙織さん。今日が、何の日か知ってますか?』

待ちに待った今日このごろ。なんと、今日はあの日です!!



決して、女の子日ではありませよ。



そう、今日は2月14日“バレンタインデー”ですよ。



女性が好きな人に、チョコをプレゼントする日です。



私も、女の子なのでチョコを渡す準備をしてきたんですよ。



そう言えば、バレンタインデーってのはもともと、



“269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌスに由来する記念日である”とされてるんですよね。



知ってましたか?知らなかったですよね。ふふ、これで、私がいかに知的な存在か。



これで、私の人気度もぐんぐん上がるはずです。



さて、とりあえず本命は後にとっておき、世話になった人にあげていきますか・・・。



理央が見えました。最初は、彼女ですね。



陽菜「理央!!はい、これ。友チョコだよ!!」



理央「あっ、ありがとう。陽菜!!私も、これ!」



陽菜「ありがとう、理央!!」



もう、お返しが貰えるとは・・・。



さて、他の人にも渡しますか。



陽菜「では、他にも渡す人が居るので。」



理央「うん、がんばって渡してきてね。」



理央と別れてから、廊下をさまよっていたら・・・。



アリス「どうしたの?」



五月「何かあったの?」



アリス先生と五月先生に出会いました。



陽菜「バレンタインデーのチョコです。どうぞ先生方。」



アリス「あら、いいの?」



陽菜「ええ、お世話になった人に渡してるチョコなので。」



五月「なら、貰おうかしら。」



アリス「そうね。」



先生方に受け取って貰ったので、次行きますか。



陽菜「では、先生方。他にも渡す人が居るので。」



アリス「気をつけてね。」



五月「ありがとうね。」



先生方と別れ、図書室に行くと・・・。



風香「はい、雛!!」



雛菊「ええ、ありがとう。これ、どうぞ。風。」



なんか渡しに行くのを、躊躇うシーンですね。なんか、いい雰囲気ですね。



では、渡すのをあきらめましょう。人の恋路を邪魔するやつは、ペガサスに蹴られて死んでしまいそうですからね。



そうなると、残るのは本命ですかね。



しかし、どこに居るのでしょうか?



てか、学園に居るのでしょうか?・・・居ませんよね。



本命が渡せないとか、最悪です。絶対に渡してみせまs『いたいた、陽菜!!』」へっ!!」



沙織「ほら、あげる。今日は、バレンタインデーでしょ。最愛の弟子にあげるよ。」



沙織さん・・・。



陽菜「沙織さん、ありがとうございます。実は、私からも。」



沙織「本当!?ありがとう、陽菜。」



いいです。沙織さんの笑顔は眩しいです・・・。



陽菜「沙織さん・・・お話があります。」



沙織「何かあるの、陽菜?」



陽菜「私は、貴女の事が・・・。」





これは、あまずっぱい物語(バレンタインデー)。一人の少女が、勇気を出して告白するお話。



これの結末は、本人達だけが知ってる・・・。

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