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不死の少女と魔銃の女  作者: 水天日光天照
承前。それは、止まらない物語。
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十話『文化祭一日目!!』

文化祭の準備に駆られて、忙しかった準備の日々も、気が付けば文化祭一日目・・・。


理央「忙しくて、大変だった準備も終わって。ようやく、文化祭当日。」


陽菜「予選は、今日の午後5時に参加受付開始。6時に締め切りで、予選開始。」


理央「予選から、勝ち上がった。上位16組が本戦で戦う。」


陽菜「予選の、参加人数の上限が800組って決まってる。」


理央「年々、募集人数を越える参加者が居る。だから、募集人数締め切りになるまでに登録しなくちゃ、駄目。」


陽菜「故に、私達は今から並んでる!!」


理央「早く、来すぎたね・・・。」


陽菜「いいんですよ。早く来ておけば、大丈夫なんですから。」


理央「でも、こんな時間から並ばなくても・・・。ほら、人が見てるし。・・・恥ずかしい///」


陽菜「こんなんで、恥ずかしいがってたら本戦に出た時、話にならないよ!!」


理央「それは、分かるけど。せめて、あと2時間後に来ない?まだ、12時だよ。」


陽菜「理央は、駄目駄目ですね。駄目子ちゃんです!!そんな気持ちでは、参加してもすぐに負けてしまいます。」


理央「えっと、でも。」


陽菜「えっと、でも。ではありません!!私達は、勝つために来たのでしょう?なら、我慢しなさい!!」


理央「う~、う~。」


陽菜「可愛娘ぶっても、駄目です。めっ、です!!」


理央「わかったよ、陽菜。」


陽菜「分かればいいんですよ、理央。しかし、気になったですけど、予選って何をやるんですか?」


理央「予選?去年は、50組ずつに割り振ってデスマッチに勝った組が上位進出だったよ。」


陽菜「デスマッチですか・・・。血塗れの予感がします。」


理央「でも、毎年予選の種目は変わるから、今年はデスマッチじゃないのは確定だね。」


陽菜「そうなんですか。なら、今年は何でしょうかね?」


理央「無難なとこで、トーナメントかな?」


陽菜「時間かかりませんか?それだと。」


理央「あっ、そうか。なら、何だろうね?」


陽菜「射撃大会だったりして・・・。」


理央「それは、無いよ。陽菜。でも、そうなったら私達のチームは最強だね。」


陽菜「ええ、最強です。」



話に花を咲かせたら、時間は簡単に過ぎ行くものです。



係りの人「5時になりましたので、予選受付を開始します!!」


理央「受付開始か・・・。」


陽菜「私達が、一番最初に登録するのか・・・。」


係りの人「そこの組に人、早く登録してください!!」


陽菜・理央「あっ、はい。今、登録します!!」


私達は、0001番。一番最初だ・・・。


陽菜「一番最初。」


理央「このまま、縁起を担いで一位になろうね。」


陽菜「うん。」



私達の番号は、一番。



係りの人「6時になりましたので受付を締め切ります。」


ええーーーー、間に合わなかったーーー!


理央「間に合わなかった人も、居るんだね。」


陽菜「そりゃ、居るでしょうね。」


???「はいはい、皆さん。エントリーありがとうございます。今回、司会進行役に選ばれた、朝倉 静香(あさくらしずか)です。よろしくお願いします。」


陽菜「へぇ~、司会進行役は選ばれて決まるんだ~」


理央「一学期の優秀放送委員の人が選ばれるんだ。」


へぇ~、放送委員にもあるんだ。


朝倉「今回の予選は、1-A主催の射撃大会を用いてやりたいと思います。」


陽菜「嘘でしょ!!」


理央「これで、勝てるね!!」


朝倉「では、ルールを説明します。A体育館で行われている射撃大会で、ランキング20名までの組が上位進出できます。」


うん?それだと、A体育館まで、行かなくては行けないのでは?


朝倉「午後10時になったら、締め切りとなります。発表は、明日の明朝8時に知らせます。」


へぇ~、明日なんだ。


朝倉「では、予選を開始します。皆さん、準備はいいですか?では、いきましょう。Ready・・・GO!!」


陽菜「へっ!!」


理央「陽菜、ぼーとしてないで、急いで行くよ!!」


陽菜「へっ、ちょっと待って!!」


理央「待たないわよ。行くわよ。Acceleration!!」


早いです~、周りの景色が・・・。



予選は、私達のクラスの出し物“射撃大会”。行きましょうか。しかし、何か重要な事を忘れている気がします。何でしょうかね?ですが、思い出せないって事はそんなに重要な事では無いのでしょう。

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