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竜種《土竜》

竜種について少し説明しよう。竜種とはこの世界で4番目に強いと言われる生物である。1番は神。奇跡を起こし、人々を救う、人類最後の砦とも言える。…過去に神が権力を剥奪された際、一つの種族がエネルギー不足で滅亡してしまったというレベルだ。該当する神の力が失われてしまったらその種族は滅ぶ。2番目は同率だ。天使と悪魔。天使は聖属性を極めた存在、悪魔は闇属性を極めた存在だ。天使と悪魔は常に常況界という世界で常に争っているため、こちら側に出てくることはほぼない。そして4番が竜種。竜種は常に存在している存在の中で最強だ。階級もあり、上から《創世級》《破滅級》《崩壊級》《破壊級》《損壊級》と分かれており、最弱の損壊級ですら、一つの町を落とせる。創世級は伝説上の存在で、言い伝えによると地上が滅びたらしい…いや、地上が滅びたならなんで僕達生きてるんよ?

《ピーッピーッピーッ》

『リンガルです。該当竜種の存在値確認。おそらく、崩壊級です。』

ほ、崩壊級?崩壊級とは楽に大国を滅ぼせるというレベルだ。この国は終わりだ…。

『今すぐ戻ることを進言します。』

「今は竜種は、どこに?」

『ちょうど私を齧っていますね。』

…えぇ…

「ごめん、リンガルのティート。今度魔石をもらったら復活させるから、今、魔力還元させてくれないか?」

『そういうと思ってました。魔石での復活をお待ちしております。』

そして、プツッと通信が切れた。

《ピーッピーッピーッ》

車内アナウンス開始

『現在、《崩壊級》竜種の存在値を確認しました。今すぐ撤退します。1人、この中で付与術師(バッファー)はいませんか?いるなら今すぐ運転席へ来てください。』



そして1分後…

「失礼します」


繊細そうな男の人だ。この人なら任せられる。付与術師は冷静な人が多い。

「突然ですが、今から即興でこの車両をウォーリアに戻してもらいます。僕はやらないといけないことがあるので残ります。」

「え?ぼ、坊ちゃん。魔物は舐めちゃダメですぜ。」

「僕のユニークスキルでなんとかできるかもしれない。できないかもしれない。けど、今のままならウォーリアにアレが来ます。ならば僕が、止めます。残念ながらS級冒険者が来るまで持ち堪えられるかは微妙ですが…なんとかします。」

「いや、それは…」

「僕、ローベント子爵家嫡男の命令(・・)が聞こえないのですか?僕は貴方に戦える戦力を返して欲しいと頼んでいるんです。」

「…わかりました。私は打首になっても良い覚悟でございます。」

え…あ、そっか。僕が死んだらどうなるか考えてなかった…いや、もう言った。もう、いい。


そして5分で要点を抑えさせる。最悪は魔法で全員を無理やり脱出させて欲しいとも言った。流石に初めてでできるかは怪しいしね。


「それでは…あなた様の勇姿は忘れません。」

ここはウォーリア側の運転席。彼…オヤハンとの別れだ。

「気にしないでねー。気長に待っといてくれたらいつか帰ってくるさ。」


そう言って、降りた。

…視線を感じる。これは…後ろッ!素早くリンガルティートから補充した余分魔力でロケットブースターとロケットランチャーを買う。ブースターは体に自動ですでに装着されている。

「ブースターッ起動!」

異世界に持ってくる過程で変質したらしく、思考操作で自由に空を飛べる。

下は…大きな穴が空いている。やっぱり。土竜型か。リンガルに近づいたのに竜の影も形も見えなかったらこれしかない。

おっと忘れないうちに…土に音を伝えるスピーカーを…あれ?こんな技術あったっけ?…まぁいい。購入し、ノイズモードをオンにして地面に投下する。

《ずずズズズッ》

やっぱり。ノイズ音が嫌すぎて地上に出てきた。そして…

「地球の最硬物!」

何でできているのかよくわからない壁が、縦は100m、横は1000mほどに広がった。これでウォーリアへの時間を稼げる。


…そんなことを思ってた時期もあった。



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