第二十七話 ワケ
「なんで」って言われてもな〜
僕は恋愛なんてめんどくさい事としか思ってないし。彩那と付き合ったのは言う事聞いておかないと後で大変なことになると思ったからで、特に深く考えてなかったしなー。
「うーん、なんでだろうねぇー?」
必殺、ここは適当に質問返し!
「はぐらかさないで!ちゃんと……ちゃんと答えてよ!」
くぅ〜!ここまで真剣で純粋な可愛い目を向けられたのは初めてだ!まぁ仕方ない。真面目に考えてあげるか。
「わかったよ!彩那とどうして(お試しで)付き合ったかというと〜」
「いうと?」
とは言ったもののなんて言えばいいんだ?
彩那が怖いとか口が裂けても言えないし……
そうだ!
「彩那が真剣に想いを伝えてくれたからだよ。(おためしっていってたが……)」
うん、そういうことだ。これでどうだ!
「じゃあ……それが、それが私でも、遥希はOKしてくれた?」
いや、これってもうほぼ告白では……お試しなのにそんなにいう?もう僕恋愛こわいからやめてほしいんだが。 こういうのが嘘だった時僕すごい悲しいんだ。そういうことする人嫌いだし。
あーあ、こんなんで僕はモテていても誰のことも信じることができずに、恋愛失敗常習犯!になったりしてな。ははは。
ていうか桜の赤面が結構限界値まできてね、先生よんだほうがいいかな。いやそれは違うか。
「桜が真剣に言ってくれたことになら、きっと僕も真剣に答えるよ。(これはマジで!)」
「は、遥希……(好き、すっごい好きー!)」
なんで私、ギリギリで言葉に出てこないんだろう。
あの時から、ずっと好きなのに!
僕は唐突に話を始めた。
「ねぇ、そういえばなんで翔と優衣って付き合ってるんだっけ?」
「えぇ!それは……えっとね……(何?遥希鈍感なの?気づいてないの?ならよかったけど)」
「なんだ、俺の話か?」
翔が割って入ってきた。
「ひぎゃ!なんであんたが……きいてた?」
「あぁ、バッチリな!」
「爽やかな顔で……盗み聞きだからね!」
「ははは、そうだ遥希!俺と優衣が付き合い始めたのはね、去年クリスマスの少し前くらいからだよ。告ったのは……どっちからだっけ?」
「いや、忘れんなよ……」
そういや去年はクリぼっち……じゃなかったわ!夏姉といたからぼっちじゃないわ。
でも優衣って彩那の親戚だったんだよなぁ。あんまり関わりたくなくなってきた。だって昔から彩那に関わると疲れるもん。
森センが話し始めた。
「よーし!もうすぐお土産屋つくからなー!財布出しとけー!小銭ぶちまけんなよー!(あれーウケると思ったんだけどなー)」
すべりまくりの森先生!場面はお土産屋へと移る!
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