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第十四話 相談

「はぁー遥希、トイレ遅かったな、混んでたのか?」


「いやー混んではいなかったよ。」


 混んでいるよりももっと嫌なことがあったけどね。


「もう肉焼けているから食えよ」


「おう!ありがとう」


「そういえばこの後ってダンスあるんだよね」


 えっそんなのあったっけか、なんか嫌な予感しかない。胃がもたれてきた。野菜をいっぱい食べよう。


「その通りだぜー、よう男子諸君。みんなは彼女いるのかー?」


 この元気のいい先生は森先生、どうやら今からこのあとの予定を話すらしい。


「おっほん、みんな焼肉はうまいかー!……っておーい誰か反応してくれよー!」


 その瞬間、会場が笑いに包まれる。僕はこの先生のこういうところが好きだ。


「まぁ気を取り直して、みんなにはこのあとご飯がおわったら、しばらく部屋で休憩してもらった後に簡単なダンスを踊っていただきまーす。カップルは強制で!ってのは冗談だけどキャンプファイヤーだぜー?いいだろー?まぁ僕からの話は以上!みんな食え食え!」


「おい橘、お前ちょっと後で来い」


「来いってどこにですか?」


「キャンプファイヤー終わったら先生のところにだ、いいな!」


「なんなんですか、全く」


「遥希お前なんかやったのか?」


 翔がちょっとふざけていってきた。そんなことしてないんだけどな。

 高校始まって初の呼び出しかー、なにやったけなー僕。


「何にもやってないと思うけどーそろそろ戻ってババ抜きの続きしようぜ」


「よっしゃー!1抜けー!」


 僕が最初に上がった、最初ババを引き当てた時は終わったと思ったけど、いやーいいゲームだなーババ抜きって


「く、あとは四人か、まぁでも最悪俺は負けても彼女の名前でいいだろ。」


「それちょっとずるいなー翔」


「隼人は彼女いるの?」


「そういうのは話のネタがなくなるから後でにしてくれよ。」


「よし!僕も上がったー!」


 お前らー、ちょっと遥希くん借りてくぞー

「えっ今ですか、マジかー」


「で、なんのようなんですか先生?」


「いやーな遥希も聞いてたと思うんだけど、俺も聞いちゃったんだよ。トイレ行こうとしたら」


 その瞬間、僕は察した。さっきの聞いちゃいけないことを先生も聞いちゃったんだよなって。


「先生、僕たちの周りには誰もいませんよね?」


「あぁ、大丈夫だ。君が学校に復帰したばかりだから大丈夫かと思ってな、まぁ俺からしたら羨ましい限りだよ。学生時代に、女子高生三人からモテるなんて俺も経験してみたかった。」


「僕からしたらお腹が痛くなりますね、恋愛はトラブルの元ですから。かつてのトラブルが原因で学校に行かなくなったのに、全く復帰したらすぐにモテるなんて聞いてませんよ。特に彩那からとトラブル起こしたら速攻いじめられそうで怖いです。」


「そうか、俺からしたら贅沢な悩みなんだけどなぁ。まぁお前は知ってると思うが彩那さんの親は学校にも圧力かけられるくらいに権力者みたいだから気をつけろ。俺も守ってやれない」


「そうですか、頑張ります。」


 いやまじか。なんかあるとは思っていたけどそんなにすごい人なのかよ。マジで気をつけないと。もう怖いな、やっぱり家にこもっちゃおっかな。いやそれはダメだ。頑張らないと。


「まぁ次のダンスは具合が悪いと言って休むか、彩那さんと踊れ。でないとお前、俺のめんどくさい仕事が増える。」


「まぁ先生に気を使いたくはないですけど、それが一番の良策でしょう。では戦場へいざ、いってきます。少佐!」


「おう、行ってこい」





読んでくださりありがとうございます。

ストックを作って投稿頻度を改善させていきます。

今後もよろしくお願いします。

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