1話
投稿は不定期になると思いますがなるべく投稿回数は多くできるように頑張りたいと思います。新作です!
私は柑薙咲良、今年高校生になった16歳。私はいまフロンティアというゲームをプレイしている。
「フロンティアも今日でサ終なのか~。楽しかったな!」
始まりの街ではカウントダウンがされていて、残り時間が1分くらいになっている。
「ホントにあと1分で終わっちゃうんだね、あ~もっとやりたかったなー。」
そうしてカウントが0になって5年間私がやり込んだゲームが終了した。
「終わっちゃったな、フロンティア。まあ、悲しいけどしょうがないか!」
もう遅いし、寝ちゃおっかな。
「おやすみ~。」
その夜、世界各地で微小な地震が起き、朝になると正体不明の建造物が各地にたてられていた。
「んー!おはよ~。」
朝起きた私は顔を洗ってすぐテレビでニュースを見る。そしてその後に朝ごはんを食べる、これが私のルーティーン。
「え?なにこれ?」
テレビを見ると世界のいろんなところで謎の空間に繋がってる建造物が写されていた。
『世界各国が共同で調べた結果、中は異空間に繋がっており、中には異形の生物がいるようです。政府はこれをモンスターと言い、撃退すべき生物と認識しました。また、15歳以上の全ての人には、ステータスオープンと唱えることで現れるステータスが発生したようで、これは昨日サービスを終了したゲーム、フロンティアと酷似していることから、世界は大きく変わったと言われています。』
「つまりこの世界がフロンティアになったってこと?それなら、」
と思い、さっきニュースでも言っていた言葉を唱える。
「ステータスオープン!」
ーステータスー
名前 柑薙 咲良 性別 女
力 10
防御 10
素早さ 30
知力 20
器用さ 30
幸運 15
〈スキル〉
剣術1、護身術1、生活魔法1、アイテムボックス1、神楽1
「へー、ホントにフロンティアじゃん!」
ステータスは今まで過ごしてきたことを参考にしてるのかな、魔法とか、アイテムボックスは分かんないけど、剣術は剣道してたことあるし、神楽も、心当たりはあるしね。
「こんな感じならフロンティアみたいに基本系と特殊系に分かれてそうだね~。」
フロンティアではスキルは大まかに分けて2種類あって、1つ目が剣術みたいな努力をしていれば勝手に身に付くスキル。これはそのままだね!そしてもう1つが特定の条件で発現する特殊なスキル。こっちはホントに条件が良く分からないんだよね。
「あ!そろそろ朝ごはん食べなきゃ遅刻しちゃう!」
時間を見てそう思った私はちょっと急いで朝ごはんを食べたのだった。
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『リアルでも吸血鬼になりました』もよろしくお願いします!