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悪魔学

先程でてきた聖イシドールスによると、全ての魔法・魔術は悪魔に連なるものでしたが、聖アウレリウスもまた同様に、古典時代の神々は一見信者に欲しい物を与えるが、その実は害悪でしかない存在だと主張しました。いや、あながち間違っていn(ry


そんなこんなで「悪魔学」。悪魔を召喚し、契約して人を魔女にする力を与えたり、もしくは代わりに悪さをする種類の「魔法」の存在はそれなりに広く信じられ、恐れられていましたが、ただその具体的な「やり方」というのはあまりハッキリとは伝えられていません。


少ない例の一つとして、ソールズベリーのジョン(12世紀)の少年時代回想には、水晶を使って占いをしていた神父が出てきます。


ある日、ジョンともう一人の少年が手相占いのやり方を教える、とその神父に誘われますが、いざ来ると神父は少年等の爪に油を塗り、「それをよく見つめた後に、洗礼盤をみるように」支持します。ジョン曰く、ここで神父はぶつぶつと悪魔の名前を呟きだします。連れの少年はここで「人影がみえた」のですが、しかし、神の加護があった自分は何も見えなかった、とジョンは回想します。ジョンさんは、「個人的に知っている魔術師」は全員「やがて皆盲目になった」とも主張します。


この神父の目的も、その儀式の詳細も解りませんが、当然ジョンさんの話の信憑性も怪しいですが、興味深い話ですね。

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