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113.ナイオス邸へ

あとがきに大切なお知らせがあります!

「ほら、パーティでお話した時には途中で終わっちゃったじゃないか。話の続きを聞きたいから、よければ僕の家に来ないかな?」


 もちろん時間はある。まだダークハートからは安全が確認された旨の連絡は来ていないから、しばらくは自由時間になっている。せっかくだから魔界の貴族がどんな豪邸に住んでいるのか見に行ってもいいかもしれない。


「いいなそれ。エリサたちはどう思う?」


「もちろんいいわよ! 私たちレベルになると、ファンの家に自ら行っちゃうんだから!」「わたしたちはファンサの次元を超えるファンサをしていく方針ですので!」


 相当エリサたちにとってファンができたのが嬉しかったのか、もうずっと興奮した様子で言っている。まあ、確かにファンの家に自ら行くだなんてファンサの域は超えているな。


 ともあれ。


「俺たちは賛成だ。よければお邪魔させてくれ」


「ありがとうカイル。僕、とっても嬉しいよ」


 そう言いながら、ナイオスがちらりとリエトン伯爵を見る。


「あなたはいらっしゃいますか?」


「ああ……行きたいところではあるが……」


 リエトン伯爵は苦笑しながら頬をかく。


「私はさすがに戻っておく……私は聖女に信用されていないから、あまり空けすぎると余計なことをしていると疑われてしまうからな……」


 ははは……どうやらリエトン伯爵の聖女からの評価はあまりいいものではないようだ。まあ……そりゃ聖女が去った後を狙って俺の部屋に来たくらいだからな。


「残念だが四人で楽しんでくれッッッ! また会おうッッッ!」


 脱いだ上着を羽織り、キラリと歯を見せて首都へと走り去っていった。リエトン伯爵がいないのは残念だが、ここは俺たちだけでナイオスと話すことにしよう。


「それじゃあみんな。行こうか」


「ああ!」


「どんなファンサしちゃおっかな!」


「腕が鳴りますねエリサ!」


 なんかエリサたちと俺で目的が変わってきそうだな……と思いつつ、俺たちはナイオス邸に向かうことにした。


本作の第二巻が……!明日25日に発売いたします!

全国の書店やAmazon様でも購入できますので、買って応援していただけると嬉しいです!


よろしくお願いいたします!!

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