第4話 ウル○ラマンかな?
前回のあらすじは
ついに魔王城に突入して、大量のmob敵を相手に無双シ○ーズの真似をしてみた
(作者のイメージはワ○ピースとかその辺り)
2022年7月8日、修正しました。
時刻は夜の8時頃、天井にある大きなシャンデリアが揺れる。
吹き飛ばされた兵士が引っ掛かり、そのまま起きる様子はない。
するとキラキラと光る装飾が傷つき、落ちていく。
滴の形にカットされている、それは血を浴びて、染まり、まるで赤い涙を流しているかのようだ。
「痛」☆⌒(>。≪)
オレの頭に当たり、床に転がった物を物に手をやり取って見る。
何だコレ?
『ガラスを加工・カットした物に生物の血が付着した物のようです。
詳しくスキャンしますか。』
いや、いいよ先を急ごうかな
ロビーホールの階段を登りながらウインドウを開いて、どうぐを押すとアイテム覧から選択して取り出す、パンパカッパンパンパーーン!!!
「さっき拾った青銅の剣」ダミ声
『その効果音と喋り方はなんですか。』
ん?詳しく詰め寄られると恥ずかしくなるから止めてっっ!!!
さてと軽く50個はあるから使い捨てに出来るかな?!
v(o´ з`o)♪
魔力の残量は?
『そうですね。
回復してきていますが。
自動回復スピードがレベル1なので。
なんとも言えません。
今の段階では、あまり御使う事はオススメしません。』
う➰ん( ˘ω˘ ).。oO
そうだな、まぁ大丈夫かな~
剣に魔力を通して~っと、難しいな
、
、
最初は上手くいくのに途中で離散してしまう
、
、
7回目でようやく出来た!うっし!!
『お見事です。』
成功!
現実でやると大変だな。
ゲームとか漫画だと初歩ってイメージあるのに、しかもここから維持するのが、より神経使うとか。
なんかさっきよりダルくなった気がするし、コレ魔力無いのに魔力使ってるからなのかな?
気にしないようにしよう
魔力を通した青銅を掲げて力を入れる。
「○っ砕牙アぁぁぁ!!!!」
壁を壊して近道をして進もう、としようとして青銅が威力に耐えられなかったらしく砕けて崩れてしまい取手のみ、になる。
マジかっ!!?
床のタイルに当たって取手も塵になって消える。
驚愕!!φ(゜゜)ノ゜ポイッ
次だな、こんなに早く次の使うようになるとはな~
どうぐから取り出す、ちゃんと装備する。
角を曲がろうとして
「なんだ、お前!」
うわっ!見つかった
ちょっとイアさん~索敵してよっっ
『分かりました。
今後はマップに敵を記載します。
ボスを黒の●。
敵を黄色の✕で表します。』
兵士が斬りかかってくるが、剣で応戦する。
つばぜり合いを初めてやったが慣れない事はやるもんじゃない。
押し負けて、切られそうになった所を肘で脇腹を突く。
体勢を崩して、よろけてしまう兵士、そこに足を引っ掻けて倒れるも、こっちを睨み不利な体勢からでも切りつけようとしている
そこに所を尽かさず、右手に持っている青銅の取手の部分で殴って気絶させる。
ふぅ~( -。-) =3
ちょっとミスっけど、いっちょ!無事に迎撃達成だぜ!!
でも殴って倒した方が早かった気もするな~
いや、今後のことも考えたら自分の力量で剣の戦闘を覚えなきゃっだし!(剣術スキル使いたいだけだったりしてね)
よ~しっ!次行ってみよう!!
っの前に落ちてる、お楽しみの戦利品の物色だぜ!
以下同じような事が4階層分ありましたが、ほぼ同じことの繰り返しなので略々します。
危険なこともあったけど特にピンチって訳じゃ無かったからいいかなって思う~良いよね?!
答えは聞い○ないバンバン!!
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30分後、五階の魔王の間まえに着いた。
ふぃ~疲れた
『お疲れさまですボス。
現在、保有魔力残量はプラス値。
全快ではありませんが。
150.02まで回復しています。
体力は問題ありません。
全快です。
いつでも行けます。』
了解。
確認してから行こうか~
現在あるのは青銅が残り34本に鉄製は12本と青銅の盾68個から鉄製の盾12個でバックの大剣か、多いのか少ないのか?
分かないけどかな!
うんっいざ!行かん魔王の元へつってね!
トビラに手を掛けて、止める、ココは斬ってカッコつけて登場しよう。
そうしよう。
シュパッシュパッパーンパーン!!
まばらに切られて落ちていくトビラ、そこにちょっと勢い付けて飛び越む。
良い感じ決まったってのに、中は小部屋だった。
恥ずかしい(*/□\*)
おっほん、
魔王間への繋ぎの上着とか小物なんかを預けたりする場所かな?
恥ずかしいわ~
名乗り、とかやってたら、激しさ倍増だった。
き、きを、気を持ち直して、い、行こう。
動揺が、隠せない、いや、これは武者震いとかその類いのものだ、キット、オソラク!ウん!
そうに違いない
米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米米
鉄の盾と鉄の剣を装備して、黒鉄で出来た重いドアを開ける。
ゆっくりと開くと、鉄と鉄が擦れる音がその先の部屋にまで響くのが分かる。
やっと入れる。
入ると、そこは暗くて何も見えない。
一歩進むと、ふいに無数のロウソクに明かりが灯る。
全貌が明らかになると、そこは巨大な広間だった
(東京ドーム3個分ぐらい?のイメージかな?結構広い。)
そして奥の玉座には魔王が足を組んで座って待っていた。
のだか、その魔王と玉座も大きかった、80メートルほどはある。
広っ
デっカ
咄嗟に出た、この声は、こだまして反響する。
ウル○ラマ○かな?
でかいわ~これ、ここだから良いけど、近ずいたら首痛くなるだろうな。
行くの嫌になってきた、帰ろうかな~
後ろに向き直るとドアノブに手を触れる。
「「帰るのか?せっかく待っていたのにな~
こっちは晩御飯中にキミがやって来て
かれこれ1時間はここで待っていたのだがね」」
あっ、えっ、怒ってる?
そりゃ家壊しながら進んで来る泥棒とか侵入者に優しく接っしは出来ないか~
「えっと、そのゴメンなさい」ペコッ
「「ん?素直だな!ではこのまま帰るのかな?」」
「え、いや、実はですね!その魔王をくれませんかね」
静寂が訪れるも反響、こだまする声は、やがて消えていき、空気は冷たくなる。
経過報告
(4話)現在も主人公の名前は存在しないまま、初登場から7話、経った今も不明のようだ。
報告計画書提出者:発光体の神