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第64話 モモも~~~


前回までの勇そうは?

追い剥ぎに、よく会うクリス淑女(?)と村で待っていたアンちゃんは再開を果たす

そしてその想いを強くされるのはタケルだけではなかった。


ハロウィンの来襲キャンペーン中だよ

4波が突進されました


朝の肌寒い空気と吐く息は白い霧に溶けていく。

相変わらずに森の中は霧で溢れていた。

昨日より霧は、多く濃い場所(ところ)になって視界不良は酷く増していた。

クリスが拳を握り軽く払うと霧を追いやる。

しかし5分もすれば又、元通りになる。

霧は昨日より早く迫ってきていて状況は、刻一刻と悪くなっているのを実感させられた。

その濃度といったら放って置くと足さえ見えない程だ。

昨日の内にアンに描いてもらった地図と、リョウイチのマッピングのスキルを見比べながらクリスが霧を凪ぎ払うのを繰り返して、確実にライノオス様の居るとされる場所へと近づいていた、その時だった。

足下から植物の(つる)が現れて、それが複数本合わさるように動くと人形のモンスターに変化してしまった。

1つ1つの蔓の幹は太く、人間の太股以上はあるのが分かる。それが絡み合うようにして合体して1つのモンスターになり独特の動きで歩いてくる。

それも、それが何体も囲むようにして出現していた。

それを霧越しに固唾を飲んで見ていたタケル達は、あまりの驚きに一瞬の硬直の後に戦闘体勢に入った。

霧の中にいながら、タケル達に気づいて謎の蔓等は蔓の腕をしならせて攻撃してきた。


そして霧の中から眼前となった、姿に口を歪ませた。

しかし直ぐに戻して剣を振るう忘れない。

油断は大敵だ。

手にあたる部位を斬っても、少しすると新しい蔓が生えてきて復活してしまう。

ならば今度は頭を狙っても、それは同じだった。

悔し紛れのクリスの正拳突きが背中の腰部分に命中・炸裂した時に蔓のモンスターは奇声じみた断末と、ぎこちない動作の後に急に朽ちるようにして萎んでいった。

そこからは早かった。

対処方が解れば話は簡単だ、全員がこの蔓のモンスターを討伐出来るようになっていた。


「タッグ!

超能力(サイキック)・クリティカル発動!」

タケルはスキル超能力で無理な姿勢を空中で維持させてクリティカルの補正を上乗せさせてマヤと同時に斬撃をモンスターに直撃させる。


「奴ら、一体何だったんだ?」


「迎撃って感じだったな」


「示し合わせたように一斉に攻撃して来やがってよぉ~!」


「敵の何かに近づいて来てるという事ですね」


「ああ!

それにしても不思議だ

黒いオーラのような物を纏っていた」


「人為的と見ていいと思いますよ?

自立して歩行さえしていました

こんなモンスターは今まで見聞きした事が有りませんでしたからねぇ」


「邪悪な意思を感じたッス

これは私とモーちゃんの出番かもしれません」


「モモも~~~」

タケルは心中に募る不安と疑問を棚上げして今は前を向く。

一行は歩を進める。

森の緑が少しだけ少なくなっている気がした。





ライノオス様に近づく程に霧は濃くなり、謎の蔦モンスターの襲撃も増えていた。



「この霧ですがねぇ~?

霧の濃度というより魔力を含んでいるのが分かっていたのですが昨日より、やはり強いですね」

エリオットはメーターの付いているマジックアイテムを弄りながら説明する。


「私が気になったのは、あの樹木モンスターが吐き出している邪悪なオーラを霧が吸収して光になって消滅した先から、また霧が森から発生してるって所ですかね」

クリスが地面や苔をまじまじと触りながら考察に参加する。


「ってことは樹木ヤローと霧は敵対してるって訳だな!?」


「つまり、樹木が悪い奴って事だな?」


「多分ね、黒いオーラが当たった木々が渇れたりしてる所を見たし、この霧は私達には害意を感じないよ

視界は悪くなってるけどね」


「ほぼ確定だが、霧は浄化作用として森からの防衛反応みたいなモンだなっ

急ぐぞ!ライノオス様とやらが無事なのかいよいよ、ヤバくなって来た!」


「そんな事を言わないで下さいっス~~

無事に決まってますよ~

じゃなきゃ、アンちゃんに会わせる顔がありません~~!」



倒した後からシュルシュルと生えてくる蔦のモンスターが跋扈する霧深いラオスの森での中では剣戟の音と悲鳴のような甲高い声をさせて倒れるモンスターを相手にするタケル達の姿があった

彼等の進行は奥へと続きを止めない。


「通常モンスターの数が減ってるな

隠れてるのか?」


「身を潜めているのか、樹木から避難してるんだろうなーーーー!」


「次ぃーー来たぞ!バタフライショット!!」

リョウイチがダガーを投げてスキルを発動させる。


清めの棍浄楯(オーロラ・カーテン)っ!」

サキは杖にスキルを乗せて敵に押し当てるとバリアに包ませる。本来の使い方とは違うが、樹木のモンスターの動きを遅くさせるには充分だった。


「一気に押し斬るっ、ファイヤーーーー!」

タケルは大量に発生した樹木モンスターに苛つきを覚えたのか一斉に倒そうとする。


「バカ野郎がっ!

森で火の系統魔法を使う奴があるかっ!」

ライノオスがいる森の中核地まではもうすくだ。









も"も"モ"モモも~~~!

次は11時~~~!

↑ってモーちゃんは言ってます( ̄^ ̄)ふん♪



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