第57話 ノートリアスレベル8
前回までの勇そうは?
勇者たちはダンジョンでレベル上げに励んでいた。
あと角熊さんの登場は予想外かな?どうだった?
【前半タケル視点ですが、後半は??視点に変わります】
タケルの異世界日記
三上くんが人殺しとして指名手配されて DEAD OR ALIVE生死問わず、のポスターやチラシが各国に配られてから1ヶ月くらいした頃、評議会の結果が異世界全土に聖国フレアムーンから、ある重大な決定が正式に発表された。
〔〔新たな魔王ヴァレン・ブラッド・ルシファーを極悪名度8とする〕〕
元から、この世界にいなかった僕達は知らなかったが(まだ授業でも習っていなかった)
この世界ではノートリアス・レベルというのが存在するらしい。
モンスターの場合はネームドと呼ばれて区別されているが規格としては同じ。
危険度1から7までのランクで物指し・度合いを表している。
下記の通り。
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1- 交通の便の悪い村や単体の人や特に特殊能力や戦闘・攻撃向きではないスキル等を持っていない人でも何とか対処出来るギリギリの程度。
野良や単独行動を取るゴブリンやコボルトの一匹の対処を前提としている。
2- 田舎の村なら大勢の人が一時避難の必要。家などの建物が破壊される危険を感じなければならない。
危険と見なされる生物が集団での出現。
目安としては村の住人が道具・武器を持って徒党を組んで10人以上要れば討伐は安全に出来るかもしれない。
冒険者なら初級位3人以上から倒せる強さ、とされている。個体や相性に人数では中級位なら単独から対処可能。
ゴブリンの群れや、山賊や盗賊が1人以上を想定した強さ。
3- 家屋は壊され、外灯等のつり下げ物が大きく揺れる災害程の被害も想定し始めなければならなくなる、一般人は避難が必要。
目安としては、中級位3人以上もしくは上級位1人から倒せるレベルとされている。
森の主の生成した下級モンスターや、騎士崩れの山賊の棟梁から組員全てを想定。
4- 多くの人命の危機。別の街や都市への避難が要求される。
目安として中級位10人以上もしくは上級位2人以上、クランが出動するなら倒せる強さとされているが敗北・死亡の危機が発生してくる。
森の主の部下のモンスターやネームド・モンスター、名のある腕に自信のある冒険者組合の支店責任者を想定した強さ。
5- 一つの町の機能停止の危機。
上級位10人もしくは最高級位の出動が要求される。
ギルドや冒険者組合でも総出の緊急依頼が出される。
環境によっては最高級位でも苦戦したり死亡のリスクか多発する可能性がある。
森の主本体や、その強さの敵が複数、有名な歴戦のネームド・モンスターや大犯罪者を想定。
6- 家屋は倒壊率は50%以上を越えて、地割れや山崩れの発生に街の壊滅から街道の機能停止。
極々稀にしか出現しないとされ冒険者組合でも確認されている記録は少ない。
大暴れした理性を失った龍や、猛威を奮う魔王が起こす危険を想定した強さ。
7- 勇者や魔王に真なる龍を表した順位
実際に彼等にはそれだけの強さがあり、勇者や真なる龍ならネームドのワイバーンの瞬殺、大悪党の組織一つを殲滅も容易くできる。
8-《NEW》新しく作られた7以上の範疇を超えたランクとして記載される。
覚醒した歴代の勇者や英雄。そして今代の未知の能力を隠し持っていることが判明している魔王ヴァレン・ブラッド・ルシファーを個別に表すカテゴリーとしても使用する。
今、召喚されている勇者では万全の状態ですら対処不可能な強敵と考えられており現段階の実力では程遠いと予想される。彼等の成長・期待が急がれ寄せられている。
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数字が大きいほど危険は高く、数字が大きいほど能力が高い者が傾向にあるため討伐依頼が世界的に推奨されている反面、不用意に手を出し被害を拡大する事も憚られるため正規の手続き・依頼を受けずの接触は控えるよう警鐘を鳴らしている。
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しかし今回、前代未聞の規格外のレベル8がランクに新設された訳だ。それだけでも魔王を脅威として警戒しているのがよく分かる。
覚えるために、コピペしたけど疲れてきた。
今日はもう筆を休めて寝ようと思う。
お休み
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バニア・ダイヤモンド勇王国の君主、国王ラッセル・ヘルシング・ウール・バニア九世さまが帰ってきた。
それは会議が終わってそろそろ1ヶ月が経とうと、していた頃だった。
立地や距離に諸々の理由でどんなに早くてもこれだけ掛かってしまうと国王は笑いながら答えていた。
ラッセル王が持ち帰った複数ある馬車の後方の中には僕達勇者への他国の高価な装備や武具だったり楽しい旅の話を僕達相手にもフレンドリーに優しい声音で語ってくれた。
それを聞いていたエリザベス姫も目尻を綻ばせて喜んでいた。
しかし僕達が集められて、伝えられた内容は勇者達のこの先の運命を大きく変える程の重大な告知だった。
次の日に公表される国の事業、それは僕達や姫様だけに前日に国王さま本人から告げられた言葉。
エリザベス姫を始めとした王国民や僕達、誰もが驚愕するモノだった。
僕達を取り巻く環境は一変する。
◇
城の巨大バルコニーから演説を急遽として執り行う事になり僕達勇者もラッセル王の後ろに控えていた。
位置取り的にも王都の人達に見てるようになっているし、離れ過ぎて見れない人のためにスピーチは魔法によって拡散するようになっている。
「親愛なる我が民よ
ワタシは・ヘルシング・ウール・バニア九世である
今日はよく集まってくれた
突然の知らせに驚いた者も多いだろうと思う
だが、安心せよ!この国にはワタシがいる!!」
歓声が響き、ラッセル王は皆に手を振り顔を順に動かし笑顔を向ける。
賑わいが少なくなってくるとラッセル王は続きの言葉を発する。
「この度、バニア・ダイヤ勇国は悲願である勇者の召喚を成功させた」
言いながら俺達に片手で視線を誘導するように向けていく。
一際大きな歓声が起こる中、ラッセル王は喋りを止めない。
「ワタシの後ろに見えうるは女神の奇跡とそれに答えたし選ばれれし召喚者である
そして、同時に悲しい知らせを伝えなくてはならない!
自分の力の無さと無念で皆の期待に応えらず、皆が悲しい心中に晒され無いか今から不安だ」
一呼吸置いて体と目線を下から集まった人達に戻す。
「先日、魔王からの宣戦布告があったのは記憶に新しいと思う
これに国の垣根を越えた協力が求められるため、ワタシは世界会議に出席した
ところが他国の王達は自国の利益ばかり、世界の平和など、そっちの気で勇者を戦力として寄越せと言ってくる始末だ
ワタシもこれには反論した!
勇者とは力を誇示するために召喚に応えてくれたのでは無くッ召喚され!
ココに!この地に!
ダイヤモンドの地に舞い戻っている事に意味がある個とを!
我々の傍にいることに意味があるのだとっ!!
バニアダイヤの初代国王は勇王として、この地に根を築く事を決めて、民と共に魔から守り抜いて来た今までがある!
数百年前に袂を別れたエメラルドと言う面汚しがいるが、我々には勇者を崇拝してきた過去が、歴史が、現在ある!そしてそれは未来も永久に変わることは無い真実になるだろう!!
だがっ能力のみ、力を欲っしている他国の者達を許して言い訳がない!!」
見ている人達が小さな花火のような魔法を飛ばしたり、色鮮やかな光魔法を発動させたり、共感する歓声は大きくなる一方だ。
「だがしかしっワタシの力及ばず、聖国の仲裁で他国にも勇者を紹介する事っとなってしまった、だが安心して欲しい
ワタシは皆に辛い思いはされない!
少しでも他国より大多数の勇者がこのバニアに在籍する事を認めさせっ!
残ることを、死守する事に成功したぞーーーーーーー!!!!」
喜びでより一層、爆発的な歓声が轟く。
演説は続いている。
前日に知らされて、ここに残っているのはバニア王国に正式に所属する事を認めた勇者となった僕達のパーティーと数十のパーティーだけになってしまった。
他のみんなはラッセル王と一緒や少し遅れて来た別の国の使者やお偉いさんの勧誘や話を聞いて他国に所属する事を決めた。
城の勇者用に作られたスペースではまだ、決め予ている人達もいて、それに合わせて他国の使者達も返事を待つため城で待機している。
僕がこの国を選んだ理由は特に無い。別に思い入れもある訳でも無いし。
しいて言うならあの時に、あんな顔をされては別の国にしますとは言い出し辛かったから、かも知れない……………。
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スピーチの前日のこと。
忌々しい三下共との会議も終わり、やっと我がオレの城に戻ってくる事が出来た。
全く、勇者召喚を提案したのも成功させたのもオレだっていうのに、利益に群がるハイエナがっ!!
今、思い出しても腹立たしい。
仕方ない、決まった事は決まった事だ。それに上手い事、誘導も出来た。
勇者の力と、お零れが欲しいアイツラが勇者を寄越せと五月蝿く、しつこく粘るので会議は予定よりも長引いてしまった。
そして議長を務めている聖国も勇者を手に入れたいのは同じ、仲介者を気取っているが、他のなんら変わりはない。
それで優しいオレが折れてやった。
勇者共の保有権売る事で放棄し表向きはバニアから派遣する形で協力しているとアピールするように話を持っていったのだ。
まぁ更に他の案も考えていたが、まさかこれで奴らが縦に頷くとは。
さてと、これをどうやって勇者本人達に了承されるかな?
うむ、奴等には各国への派遣とさて旅に出て自分で選び委ねたように見れるかな?
ん?
ほう、エリザベスか~
オレが城を留守にしている間に勇者と仲が深まったようだな
試してみるか?
「少し良いかな、それにしても君は確か~?」
「!?
ラッセル国王様、タケルと申します」
「礼儀は不要だ、立ちたまえ
君は皆を率いるリーダーだと覚えていてねっ
君は何処に所属するか、もう決めているのかな?」
おっ!その表情は惚れているのか?
これは使える。
「是非とも我が国にっ、と言いたい所だが!
こればかりは君の意思を尊重するのが国に立つ者としても、世界の命運を託す側としての意見だよ
慎重に選んだでくれて構わない!
すまないが用事があってね
これで失礼するよ」
ふっ!エリザベスの顔を一瞬見て思考が逸れたな。
我が娘ながら、タラシに育ったものだ。長女と違って扱い安くて助かる。
それともあの小僧が情けや情に脆い腑抜けなのかも知れないなッ!
いや、どっちもかぁ~!!
「おい、いいか
あのタケルとか言ったか?
アイツはある程度は自由にされていい
我が国への所属は決まったからな
だが、鳥の籠だと不満が爆発するか分からんのが常だ!
他の勇者同様に外への旅は許可してやれっ
飽く迄も席はバニアにあると誇示するように監視も忘れるな!」
「ハっ!
かっかカしこまりましたぁーーー
そのように手配しま、すっすス!」
「そうだな、急げよ?
声がデカイのは、まぁいい~許してやる!
昨日みたいなヘマしてみろ
お前の、目の前でお前の家族の肉を使って焼き肉してやる
覚悟しておけ
良いな、これが最後だ
オレは優しいからな!!」
ァハハハハハハハハハ愉快愉快ィ~
最高だ!
この世は神の創りしオモチャを守りし囲むは紙の箱庭ぁ!!
オレが戯れても何の弊害にもならない!
なぜなら、それはオレもオモチャの1つだからだ!!
神の瞬きの間に終わる戯れ言に面白可笑しく生きなくては存在価値も無い!
全てはオレの愉悦のためにィぃ~~!!
ハハハハハハハァ~
ァハハハハハハハハ~
ァハハハハハハハハハハァハハハハハハハハ
ァハハハハハハハハハハハハハ~~~~!!!
※注、実際にそういう状況になってもラッセル王は焼殺しはしても、食べたりはしませんのでご安心ください※
眷族ーズの名前を募集してますよ!
活動報告or感想覧で問題は無し!待ってる
そして高評価・五つ星★★★★★に良い値
d(*´ェ`*)
ブックマークに感想に応援のほどを宜しく御願いします。
何卒!!




