第46話 儀式の舞を見てみたいです
ごめん本格始動するはずが、、、、、。
こんなことに、、、、。
【教皇・視点】
2022年8月16日に加筆と修正を行いますた。
全世界は震撼した。
全各主要主家国・都市の広場や王の前に突如として現れた、システムウィドウ。
そしてそこに映し出された奇っ怪な喋るネコは何とも恐ろしい事を一方的に告げた。
大掛かりな仕掛けとそれを成し遂げるだけの強力な能力を見せつけられれば各国の王達はこれが真実だと実感せざるおえない。
巨大ヴィジョンに弓矢を飛ばしたり、魔法で攻撃した人物がいたが成果はまるで無く、後からそんな報告が上がっていたくらいだ。
時は2日ほど前に戻る、深夜のこと。
最初にその出来事に気づいたのは聖国の教皇だった。
魔王の力、魔王足らしめる『魔王の権能』の発動が突然、切れた。
瞬時に状況を察知する。常に魔王軍の動きに用心をして目を光られ、本代の魔王の権能を把握・監視していた彼だからこそ分かった事だった。
教皇はすぐに各国に連絡を取るよう指示する。早急に評議会を開かなければと年甲斐もなく焦ってしまう。
しかし返事の連絡は来ず、待ちながら半日の経った夕方の頃、魔王の権能が再度として発動するのを感じ取る。
だが意外なことに、この権能の魔力が以前と違うモノだと一瞬で気付く。
のだが、驚きは恐怖へと変換される、つまりそれはこれが代替わりしたのは明白だからである。
彼は又も連絡を急ぐ、先代となった魔王が死んだのか?
それとも只、あとを継がせただけなのか、どちらにせよ新しい魔王の誕生と、その魔王の即位に伴って若い魔王が功績や箔のために何か大きな事を起こされては敵わない。
直ちに各国と連絡を密に取り、連携・協力体制を高めなければならない。
「よもや私の代で魔王が代わるとは、、。」
「失礼します。
教皇さま、聖女さまが神託を卸し戴くための儀式を先ほど、始められました!」
「そうか、それは行幸だ。
なにか良い知らせを戴ければ良いのだが」
「そうですね。
神託の儀のまえには舞を踊られるとか、1度でいいので見てみたいです!」
「馬鹿者がっ!!
あれはとても神聖なモノなのだぞ!
ネズミ一匹とて入っていい場所でも、事柄ではないのだ!!
馬鹿を言っていないで各国のと連絡を続けなさい!!ことは一刻をも争うのだっ!!」
「はっハイ!!スミマセン!!!」
「最近の若い者は軽くてイカン!ここを何処だと思っているのだ!?
聖教国の総本山だぞ!有り得んことだ!」
怒りながらも部下たちの成果を確認しながら資料を読みながら思案する。
前回、急遽ではあるが評議会を開いた。その実績から聖国が今回も表だって指揮を取る事が出来るだろう。尚且つスムーズに他国との連絡から相手のスケジュール等を合わせて行ける。
会議が始められる日時も決まるようになるだろう。
だがどんなに早くても10日後、それがどう頑張っても他国の王らの政務等との間の折り合いを作るには限界だ。
教皇としては1日1時間でも早く、この事を話合わなければならない。
権能の停止が分からなかった者でも、新たに発動した権能に気付いた者はそれなりに多いはずだ。
一様に連絡した際には、それとなく魔王の権能の発動の有無を説明するようには言い含めているが、これがどれだけ大事なことか。各国の者たちは理解しているかどうか。
悶々とした1日が過ぎ去ろうとしていた、そんな昼下がりの事だった。
聖国の首都、それは教会を中心に山にある大きな丘の上に拓かれた場所だ。
そして教皇は教会からさらに奥に進んだ先にある城とも塔ともとれる住居も兼任している専用の屋敷で聖務を行っている。
そんな時のこと、教会の前にある噴水の設置された広場の頭上に巨大なシステムウインドウが出現する。
そして教皇の目の前にもソレは現れるのだった。
執務をしていた手は休ませるために机の上で手持ち無沙汰にそっと添えて。溜め息を付いていた、その時、重厚な木造のデスクと眼前の間に自分のモノとは違うシステムウインドウ枠がいきなり出現する。
誤作動かと不審に思うも自分のシステムウインドウは別の枠として、しっかりと普段通りに出てきた。
訝がり首を傾げていると謎のシステムウインドウ内に動きがあり、猫が喋りだすのだった。
そこからは怒濤の展開ばかりで頭が混乱する程に大忙しに冷静さを失わされてしまう。
連いて行けないことの連続で呆然と口が塞がらなかった。
配信なるモノが終わると各国から数時間前の素っ気ない対応と静かな時間が嘘かのように連絡が鳴り響き教皇を含めて、てんやわんやに動き回っては大忙しに他国との状況・調整・確認から何から何まで、に加えて王の些細な不安の相談などもにも追われる羽目になるのだった。
その甲斐も有ってか本年度にて異例の早さの2回目になる緊急評議会(世界会議)は早くも5日後に開催される運びになりなしたのさ。
教皇の苦難は今後も続くことになるだろう。
誰かの急なアクションとそれを後押しする行動の早さが絶えない限り。
おまけ
訂正と説明
苦労人、教皇さん、もう少し背は高くてもいいかも。
聖女はプロローグ勇者にも出てきたナリー・ピアースさんです。
ジャックくんは正しくはブルルーツになります。
聖国の一般的な兵士の格好です。
ちなみに彼は今回未登場しております。
眷族ーズの名前を募集してるんです。
なんにも応援や皆さんのこの作品への思いが分からずポテンシャル低下中(T_T)
目に見える形で感想とかしてくれると助かります。
ホントに高評価・五つ星と良い値
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