第35話 3人目の四天王《森林の魔女・ミネルバ》
前回までのあらすじは
夕食時に魔王城は四天王が一人のゴーレムに襲撃を受ける。
I.A.のワールド・クリニック
〈ワイバーンについて〉
ドラゴンから派生した劣等種を竜と呼ぶ。
そこから野生の個体をワイバーンと言うようになり、人に飼い慣らされた変種個体を地竜や飛竜と分けられている。これらは長年の品種改良を遂げて今では人の生活に欠かせない存在になっている。
ワイバーンとは
ドラゴンには劣るモノの繁殖力では上をいき遥かに分布を広げている野生の竜。
群れでの活動する習性を持つため種類だけを見ればワイバーンが勝っているかもしれない。
大きさに明確な決まりは無く、強く長生きな程に体のサイズは大きい傾向にある。
ブレスや鉤爪や尻尾といった方法で攻撃する。
攻撃的でテリトリーに入ってきたモノは許さない。
ドラゴンを目の敵にしている。
皮膚の体色は様々で規則性は無い、生息している地域や環境に依存した成長が関係してるとされ、それはワイバーンが扱う、進化や各属性にも起因しているとしている。
寿命は100年から500年くらいだとされる。
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あっ!!やべっ倒しちゃった。
格好つけて大丈夫だ!!とか言ってたけど、やっちまったな。
殺っちまったぜ!!
どうしようΣ(゜Д゜;≡;゜д゜)
格好つけてる場合じゃなかった!!アセアセ
なんて焦ってるとノックが聞こえる。
その扉は毎回、オレ達が6階から直で5階の魔王の間に繋がっている鉄っぽい重そうなな扉ではなく反対側にある扉で、ジャックさんが開けると、そこからはレッドくんが出てきた。
後ろにメイドが控えているから案内されて通されたんだろうな~
彼は憔悴気味な顔で冷や汗を垂らしながらオレを見つけると恐る恐る声を掛けてくる。
「大魔王っ!!」
オレの事は大魔王呼びする事にしたみたい、安直じゃない?
「さっきのはゴーレム野郎の魔力だろう?相当デカっかったはずだが急に消えやがった。
殺しちまったのか?アンタ、、」
そこでエマや他の人達に睨まれ言い淀む。
「ヴァレン様が、やったんだろう?」
「ん~ンーン、そのつもりは、、、なかったんだけどね。数日まえに穏便に気絶させたんだけどさ!」
「どの口が言ってるのよ」
「ララ。ちゃん。しっ~。」( ̄b ̄)
ララーシャさんが小声で本人の目の前で陰口を御言いに成られているけども、怖いので聞こえなかった事にしますね。
「ほっほん。たぶんさっき目覚めて、その時の怒りが消えて無くてオレを襲おうとしたんだと思う。
この城、ダンジョンにしたんだけどさ、その防衛システムで反撃したら倒しちゃた。」
そうなんだよ。
オレ、もうレベルアップしないから経験値とか入手出来ないけど、討伐の証に色んな物が "どうぐ" の中に入ってきてるんだよな~。
困った。
困った顔してたらレッドくんは恐怖なのか何か戦慄した様な顔して固まってる。大丈夫ぅ?
「わんっ!へっへっへっへっ!!ワッフ!!」
シロが一鳴きしてご飯を食べるのを止めてレッドくんの靴に前肢を添えている。
恒例行事っぽくなってる。
その後、気を取り戻したレッドくんはシロの頭を撫でてお礼を言うがシロ的に顰蹙を買った様で吠えられた。
撫でた手は噛まれていましたとさ。
「がるるるるっ!!」
シロが励ますのは善くて、逆はダメなのかな?
大魔王の眷族とかのプライドとかだったりするのかな?
レッドくん、本当ドンマイ。
その後はシロとチビが早食い競争をしたりフォオが映画の事を詳しく聞かせろと執拗く強請んできたりとレッドとバルボアンの一件が嘘のように今日は慌ただしくも1日を終えた。
寝る前にステータスを確認したら、やはりレベルは上限に達していて、もうレベルは変化していなかったが、その代わりに経験値がスキルポイントに変わっていたり眷族がレベルアップしていた。それに驚きながら眠った。
それから数日が経った今日、俺は寝起きに金縛りならぬ "蔦縛り" されていて身動きが取れなくて目覚めた。
例の如く、謎のアラームが頭の中に響き目を覚ました。
もうこれは諦めている。たまに思い出したようにセレクト・スタートのボタンが点滅しているけど対処の仕方が分からないのでしょうがない。
イアに聞いてみたけど、不明なんだよな~
ってな訳で身体中に草が巻き付いた状態にアラームで起こされたオレは不快感と困惑感の二つに悩まさている現在なぅDEATH。
体に力を入れて無理矢理、解き抜けだそうとする、次いでに先日ガチャでゲットした黒鳥×5羽を出現させておこう。
そんな事をしてたらオレの上半身に蔦が集まり始めて、ちょうど人のように形作って変わったいく。
いきなりそんな事になれば驚くのが普通の反応な訳で例に漏れず驚くオレ、しかも喋りだすとか予想もしない。
「申し訳ありません。ちょっとしたテストのつもりだったのですが、まさか力業でワタクシの拘束から抜け出そうとするとは御見逸れいたしましたワ☆」
「いや、アンタ誰(-Д-)?」
「カァ~(゜∈゜ )?」
攻撃しようとしてたカラス達も困惑して羽ばたくのを一旦止めてベッドに降り立つ。ってかフォオさんよ、起きろよ!と思ったが視界に出したメニュー画面の上の方を見て、まだ朝の6時前だったので諦めた。
フォオは9時とか遅くても10時とかに起きる。
メイドさんとかはそれを見越して早く起こしに来てくれるけど、まだ早過ぎる。
「ってっっっ!!早~~~~よ!!!」
「此は又、重ね重ね申し訳ありません!ワタクシの種族は朝陽や昼間の方が元気が出るので、このような時間になってしまいましタ☆」
「そうなんだ~、っで?誰ですか?」
「ハイ!ワタクシは四天王を拝命しております。
《森林の魔女ミネルバ》と申し上げますワ☆」
おわ~!やたら奇抜な登場だな~!!
「ワタクシ、大魔王様で在らせられるヴァレン様に感銘を受けました。魔界を新しく統治し直し人間界も支配すると言う事、又新たな改革や騎士や武器の開発もしているとか!!そして出来るだけ双方に犠牲も出さないように立ち回るとも聞き及んでおります、このミネルバ、ヴァレン様の心意気に感激しまして、是非ともその覇王にお供したいと馳せ参じた所存でありまス☆」
「う、うん、そうですね、、、、」
相槌を打ちながら早口にまくし立てられて委縮して敬語になりつつ、スローライフしたいだけなんだけどな~の言葉を飲み込んだ。
「ありがとうね」
「いえ、とんでもありませン☆」
3人目の四天王《森林の魔女・ミネルバ》ね。
また飛んでもない個性の強いキャラが出てきたな~呆れにも似た苦笑いをしていると、彼女、ミネルバはそう言って一度お辞儀をする。
「っと、そういえばこんな場所に格好と無礼が過ぎましタ☆」
蔦は光に成って消えて行き、オレの拘束は解けて、まるで早急までの事が嘘のように何も無くなっていた。
のだが、そうでもないようだ、部屋のフローリングに緑色の魔方陣が現れると其処から今度は実体のある美女が出現する。
ちゃんとした人の姿のミネルバは植物の魔族なのか植物を操る魔族なのかまだ、オレは知らないが後で教えてもらえばいい、そんな彼女は深々とお辞儀をするのだった。
「何じゃっ!!この魔力は!!?其方、何者じゃーーーーーーー??!!」
はぁ~(。-∀-)
これ、オレが説明しなくちゃなんだぜ!?
一発触発の状況で大変になりそうだな~
朝から疲れるな~
絶対今日波乱になるじゃん!!
えっとですね。
引き続き、ネコーズの名前なんかを募集してるのでどうか宜しくお願いします。
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