第27話 衣に成った
前回までのあらすじは
どこかで見たような侵入事件が発生する。
次は5時間後にお会いしましょう。
詳しくは活動報告を読んでくれると助かります。
それではまた(>_<)/~~
I.A.の異世界クリニック
〈フォーオンについて〉
神獣・蒼狐フォーオン。
魔王城のある都市からの東の方角にある未開の地、付近の山脈から少し外れた、とある山の上に住んでいた。
存在としての頂きを超越し神の力を身に宿した。
数千年生きているため年齢不明。
性別も存在しない。
人化・半人半獣化を使い分ける事が出来る。
これは主個体等の魔獣も使えるモノが稀に現れる。
又、亜人の獣人と獣人族は人化・半獣化に加えて完全獣化を使う事も出来る。
そしてそれは遥か昔に神獣が亜人・獣人族に自分の術を教えたからだと云われている。
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話し込んでいる内に、ネコのままでも戦えるのか?っと言う流れになり、戦闘訓練する事になってしまった。
するとフォオの真ん中の足がニュルムっと消えて四足に変わったのだ。
あらま!仰天!!
「ヴァン!お主と同じ、足の数じゃ!此で手本の動きが出来よう。」
「スゲーっ!!こんな事も出来るんだっ!」
「ふむ。実はな!移動する時はモッパラこの四足歩行なのじゃ!あれでは動きずろうてのぅ!よう転ける!……………内緒じゃぞ!」
「ハイ了解であります。」
因みに、この場にはエマ達がいる。
兵士やジャックは昼を過ぎた頃に自分の仕事に戻って行ったので、もう居ない。
なので魔王間には仔猫のオレ(かなしい)と巨大キツネのフォオと魔王・三姉妹にチビやネコーズなんかの眷族に空中を浮遊しているゴースト達しか居ないのである。
苦笑いしているエマ達を他所にフォオは俺と距離を取ると、身体の動きの指導を始める。
動作の調整等を分かり易く説いたり、ゆっくり動いてみて攻撃の仕方を見せたりとフォオの指導はとても上手だった。
オレはフォオの動きを一緒に真似したりして30分程経った頃、フォオが次を切り出す。
「うむ。そろそろじゃな!では軽くではあるが実戦を交えてみるかのぅ。」
と言い、組み合い練習が行われる事に。
順調に進んでいた、そんな時だった。
「ちいと強うするぞ!」
オレは吹き飛ばされてしまう。
「駄目じゃな!足腰でしっかりと踏みつけねば、ホレ、今のように容易に転がされてしまう。
自分の身体の使い方を理解しとらんからじゃ!
もう一度じゃ!ソレ!こっちに跳び掛かってみせい。」
言われて納得する。確かにこの世界に来て、神から特大な能力を授かり、オレは慢心していた。
自分で努力して手にした力ではないから振り回されて当然で。
自分が1から積み上げた力じゃ無いから身体も能力に付いて行けていない訳だ。
今この時、フォオに出会えた事に感謝しつつ。
フォオの言われた通りにオレは4本の足や腰に注意し意識するのを忘れずにフォオ目掛けて地面を蹴った。
「おりゃーーーー!!!」
「ヴァン、お主!どうしたのじゃッッ!!」
フォオは口をアングリと開けて呆けて硬直してしまう。
周りにいたエマ達も同様に驚いていた。
エマは両方の頬を手で抑え、ララは頭に手をやり呆れながら、ソフィアは抱えていたネコと一緒になって。
★
声高らかにフォオを目指して跳んだはずが、オレは案外近くに着地してしまう。そして異変を感じたのだ。
オレは二本の足で床に立ち、そして床と目線の距離がネコの時と違う事に………………………。
そう、オレはやったのだ。遂に元の、人の身体に戻ったのだ。
しかしここでオレの思考に待ったが掛かかる。フォオは切羽詰まった様子でオレの近くへと駆けて来て、エマ達も小走りでオレの元へと来るからだ。
「ヴァン、大丈夫か?どこか痛い所はないかのぅ?」
「ヴァレン殿ーーー!!」
「皆、どうしたんだよ!?確かに元の姿にいきなり戻れて驚かせたかも知れないけど」
「違う。人形では。あるけど。惜し。い」
「はぁ~何言って~」
「鏡、見てみなさいよ!ほら!!」
そう言ってララから差し出された手鏡を覗き込み、オレの目に映っていたのは‥‥‥‥‥‥。
小学生1年生くらいの男の子だった。
子‥‥供‥‥‥に為った!!
「へっ!?」
現在のステータスは‥‥‥‥‥‥。
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:名前/ヴァレン・B・ルシファー
:種族/吸血鬼(元人間)
:性別/男 :年齢/17
:職業/大魔王 堕天勇者
:称号/転移者 大魔王 堕天勇者 New変幻自在
:階級/魔王 堕天勇者 大魔王 New変身者
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
:レベル/500 :状態・幼児化(7才):経験値/ーーー :取得金:不明
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