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第17話 少し(かなり)改造してる


前回までのあらすじは

もふもふされたヴァレンと猫達なのでした。


本日更新二回目、次の更新はこのあとすぐの昼の14時から。

2022年6月17日に物言いなんかを修正&加筆致しました。

        【勇者視点】



I.A.の異世界クリニック。

称号・職業(クラス)について

異世界人、又は異世界に召喚された者は必ず付与されるシステムの1つ

人間種と魔人種(及び一部の亜人)のみに組み込まれ、その恩恵を受けられる。


◯〈称号〉は行動や働き(はたらき)、本人の思想・傾向から特定の人物や大人数(民衆)に求められる等の多種多様な取得条件から得られる。

効果は意味のあるモノからギャグに溢れたモノまで多岐に渡る。

そのため大きな謎に包まれている。

一説には神・天使などの上の存在が面白がって付けているのでは?と言われている。

元々称号は存在せず、ここ数千年程前から、いきなり現れたプロトコル。


◯〈職業〉とは本人の適正や今まで経験した事から未来を広げて可能性を大きく見出だし、存在そのモノに進化を擬似的に促す事が出来る。

称号と同じ名称の場合、2つ揃う事で初めて意味を成す物がある。

位階(アップ)、上位職業は特別な場所やアイテムが必要になる場合や条件を満たすと不意に達成する事もある。

可能性から職業を変更する際もアイテムが必要になるが、此方はそれなりに安易に手に入る模様。

それまでの経験としてスキル他は引き継がれるがレベルはリセットされる。

元からあった物だが上位職は600年程前に一般に知れ渡る(よう)になる、貴族等が情報を独占していた。

職業変更(チェンジ)至っ(いたっ)ては900年前に見つかったばかりのため歴史はそんなに深くない。

ステータス・システム事態を現地民が不思議に思っていないため不安視する声はそこまで多くないプロトコル。


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色んな色の光が混ざりあったような気持ち悪くなる不思議な場所とエレベーターに乗っている時とは違う、、激しい浮遊感に襲われる。

次の瞬間には景色が変わり目の前には金の髭を生やした王冠を被った60代ぐらいの男性とその隣に金髪のドレスを着た30代程の女性がいた。

周りには全身を鉄の甲冑の兵士?が沢山いる。

その他にもローブを来ている人達もいて取り囲まれるみたぃだ。

僕は四つん這いから立ち上がり、2人(ふたり)を探すために首を振るがっ、直ぐに見つかる。

良かった、左右にリョウイチとサキが居たので僕は安堵する。



「よく我らの救援に応えてくれた!!

勇者の諸君っ!

心からの感謝を送らせていただく!

本当にありがとう!!君達のお陰で我らの国は今一度(いちど)立ち直る事が出来るっ!!」


「そんな事はどうでもイインだよーっ!早く勇者のことを教えろやーーー!こっち()は知ってんだよーーーーーー!!!」

非難の声がして後ろを振り向けば、さっきまで一緒に、あの不思議な空間に居た彼ら(人達)もいる事を知る。

声を上げたのは見るからに不良の出で立ちに格好にピアスを付けていて服も雑に着こんでいる柄の悪い男。

他の人達を、どかしながら前に出て来ようとするが途中で止まる。


「‥‥‥‥‥うるせぇ‥‥‥‥‥‥‥‥‥。」

濃い金髪に染めてピアス、高校の制服を着た男性に静かに小さく威嚇されると萎縮し引き返して行く。

そのあまりの動作の自然さや、何か異様な怖さを感じてしまう。

不良のまさに、それなのだが何故か違うような違和感が強烈に残るのだが何か分からない。

その謎のカリスマ性の様な物も感じるが核心はもっと違う何かで、、、僕はザラっとした不思議な気持ちになって余計に怖さを引き立てられた気がした。


僕は完全に立ち上がると、このままでは|いけないと〈ダメだと〉、空気を変えるためにも王様らしき人物に謝罪と続きを促した。

「すみません、こちらの不手際で話を中断させて締まいました。

貴方の感謝、代表して受け取らせて頂きます。」


「あなた!」

笑顔を僕に向ける女性と目が合う。

その女性は王妃かな?

王様に耳打ちをしだす。

諭されたのか、困惑して固まっていた王様は汗をかきながら次を口に出す。


「う、、うむ!そうだな。

続けさせて思おうっっ!君達を呼んだのはっっ神の啓示に基づいて我が国が行った召喚の義によっての物だっ!

我々、人類類(にんげん)は魔界・魔王からの侵略を受けている。

君達には、、勇者として、この国をっっ!

世界を救ってっ、、欲しい!!

魔王を討伐してもらいたいのだ!!!」

一度こそで区切ると息を飲み、話の続きを始める。


「ゴッホン、勿論!

君達には勇者としての責務はあるが福利厚生はしっかりとしているつもりだ!

だから安心してほしい!

今日はいきなりの召喚で疲れているだろう!?

時刻も昼前だ!

ここは昼食の後に詳しい状況と部屋に案内しよう!!

詳しい説明は明日にしよう。どうだろうか?」

しどろもどろになりながら、おそらく事前に決めていたであろう説明を急ピッチな感じで言い終わると手で兵たちに合図をする。

すると横にいる王妃が代わりに続きを促す。


「いきなり詰め込み過ぎて申し訳ありません。

先ずは貴方達、勇者専用の新しく作った食堂に案内させて下さい。

休憩と考える時間等に使って下さいね。

案内はここにいる私達の娘、エリザベスに任せます。」

「紹介に預かりました、エリザベスですわ」

一歩前に出るとカーテンシーをして赤毛にロールの巻いた髪を揺らせる。


「我が国の希望で在らせられる勇者様方を案内できる光栄な機会に本当に感謝していますわ!

皆様方!こちらですわ!ワタクシに付いて来て下さいましっ!」

姫はお供の兵士やメイドを引き連れ、僕達の案内を始める。

それに一同は不信を抱かずに素直に付いて食堂に行くようだ。

僕はというとサキとリョウイチに合図を送り、後ろの方で柱に寄り添っていた例の彼(・・・)に近づく。

そこには彼以外にも含めて二人が居たようだ、僕は悪いと思いながらも話かける。


「キミ、さっきはありがとう。」

名前を聞こうするも。


「!!‥‥‥‥‥俺に話し‥‥‥かけるな‥‥‥‥‥‥。」

一瞬、驚かれた気もしたが静かに、それでいてはっきりと拒絶されてしまう。


「ヒュウちゃん!!」

彼の近くに居たお下げの女の子に注意されている!彼女か何かだろうか?

「‥‥悪かった‥‥‥な、‥‥‥だが俺に‥‥‥‥構うな‥‥‥‥‥‥‥‥‥。」


「ごめんなさい、ヒュウちゃん根は優しいです、気にせずに又、話しかけてあげて下さい。」


「そうかな?僕はタケル!宜しく!きみは??」

タイミング的に今だと思い、一緒に手を差し出し聞いてみる。


「‥‥‥余計な‥‥‥事を‥‥、だが‥‥‥‥お前は‥‥あいつ(・・・)に‥‥‥雰囲気が‥‥‥似てい‥‥‥る‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。」

そう言うと列に遅れて歩いて付いて行く。


女性の方が慌てて

「本当にスミマセン、、私はミクです、悪気は無いと思うんです、ホントスミマセン、、。」


お辞儀を何回かしたあと、彼の背中を追いかけて走って行った。

出した手を引っ込めるタイミングを見逃し呆然としてしまう。

「どうしたんだよ?」


声のする方に首を曲げれば、横にはリョウイチとサキがいた。


「い、いやなんでもないよ!」

慌てて手を戻し、手持ち無沙汰と恥ずかしさでポケットに隠す。

「お~~う?そうかよ~?俺にはお前が友達作りに派手に失敗した様に見えたけどな??」


「うーん!確かに失敗したかな~?」

冗談めかしてアゴに手をやり、考える。


「大丈夫?タケル!」

サキが足りたい背をカバーするために足を伸ばして僕に顔を近づけてくる。

その仕草とサキの匂いを感じて、ドキッとしてしまって考えは中断するが僕の頭はそれどころでは無くなってしまっていた、不意のこの気持ちを悟らせまいと!


「あるえっ、ん!ありがとう!!」

緊張して変な返事をして失敗してしまう。


「あ、あっえっえ、と、、、!!」

「コントやってね~っで、急ぐぞ!、列に遅れっぞ!」

「おっ、、とっ!そうだね、サキも行こうっ!!」


僕は何気なく手を差し出す。

そこで気が付く、さっきも手を差し出すた事を、そして拒否された事を。

少し後悔のような感情に満たされていると。


「うん!」

間髪入れず、そう言ってくれるサキに救われる。

サキは何も言わずに僕の手を取ってくれたっ!

それが嬉しくて僕達3人は前に進んだ!!!




*




そんなに距離は離れておらず追い付いく事のできた|ミクは彼の背中に勢いよくタッチすると横に並ぶ。

そして率直に疑問に思った事を聞く事にする。


「ヒュウちゃん!あいつって誰?」


「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。」

いつもの事だ、彼は口数こそ少ないが無視はしない、今の様に黙り(だんまり)になる時は困っていたり恥ずかしかったりするからだ。

そして口に出すと``それ``は急に尖った物言いになってしまうっっ!!!

「もしかして?中学の時の例の子?」


「‥‥‥‥ああぁ‥‥‥‥‥‥奴は‥‥‥‥所‥‥‥‥詮!!‥‥‥‥‥敗者‥‥‥‥‥‥‥だっ‥‥‥‥‥。」

そうっ!彼は、私の彼氏は、俗にいうツンデレと言う奴の究極系に位置する可愛い所にいるのだっ!!

(p`・Д・´q)

こんな彼を一人占め出来る私は恐らくっ!世界で一番の幸せ物だろうっっっっ!!!

嬉しくなって頬が赤くなる。


「遅っせいぞ!何チンタラやってんだ!?早く来いよっ!!!」

少し先の列になって移動している中からクラスメイトのユースケが怒鳴りながら歩いてくる。


私達に合流するユースケを無言で征して文句を言われても気にせずに彼は制服の裾を治したりしながら歩いて進む、その歩幅は私に合わされていて、そう言えばさっきも先に歩いていたのに直ぐ追い付くことが出来た。

それに気づいて私は余計に熱くなる頬を誤魔化すために彼の手を握るのだ!

勿論、彼は嫌な顔・仕草なんかも、せずに繋ぎ返してくれるです。

(●´∀`●)















◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇




「状況は理解しました、大臣さん。

ですが、こちらでも情報の整理をしてもよろしいでしょうか?」

メガネを手に取ると胸ポケットにしまう。これは何時もの癖だ。

今までの一通り(ひととおり)の説明をしていた大臣の脂性小太りの男性は頷き終えると汗を拭き続けながら、この大会議室からお連れの者達と一緒に出て行く。

だか依然として監視のためと思われる騎士や従者として、宛がわれた召使いは扉の前で聞き耳を立てている事だろう。

ボクは小声で問いかける。


「菜々夏、どうやらこの帝国に送られたのはボク達で全員みたいだ、、、。

と言う事はあんなに大勢居た彼らは違う場所、最悪違う世界に居るのかも知れない。」


「えっ!!そんな!!

確かにっ、あの広い謎の場所で、、湊多を見たからっ!余計にっっっ!」

絶句し落ち込みソファーに項垂れるナナカ。


「ボクも見たよ!!遠すぎて声は掛けられなかったけど。

立ち姿やクセに、それに服装なんかがソウタそのモノだったから確信は持てったんだ!

ナナカと同じでこっちで会えると思ってたけど、まさか分担して飛ばされるとはっっ!!!」


「なんかぁ?よく分かんないけどぉ~?優太郎くんの友達がぁ~?居ないってことぉ~♪?」

ガムを噛みながら語尾を緩く間延びされながら話しかけてきたのは転移後に知り合った、同じく異世界に飛ばされた同郷の女子生徒の水瑠奈(ミルナ)さん、格好はギャルのそれで何故かガングロにしている。


「あ、ああ!正確には親友だけどねっ。」


「そっかァ~!でもぉ~!?

ミルナが思うにぃ~神様のぉ~言い振り(ぶり)からぁ~♪

頼まれてぇ~嫌々ぁやってた感じだから~♪そんな難しい事してないと思うなぁ~♪

たぶん~こっちで会えると思うなぉ~♪」


「そっ、そんな事どうして分かるのよっっっ!!」

ナナカが大声を出してしまう。


「んん~~だって~ミルナぁ頭良いからぁ~?♪」

「それだけで、」

「いや、彼女の言ってる事は合っているよ、恐らくね!」

ナナカが頭にクエスチョンマークを浮かべていそうな、そんな顔をする。


「ミルナさんの制服はお嬢様学校の物なんだ、少し(かなり)改造・着崩しはされているけど、それに名前を聞いてピンときたよ!

全国模試の一位の学校名とフルネームも一緒なんだよっ!」


「そぉ~!だからナナカぁ~は心配ィ~?しないでも~大丈夫だよぉ~♪」

「嫌々やったかまでは分からないし、面倒でって訳じゃあないとは思うけど、この世界に飛ばされているって所はボクもそうだと思うよ!!

何故かそんな気がするんだ!悪い、気休めにもならないね!ゴメン!!」


「話しは纏まったか?なら、早く算段を付けてくれ、俺は元の世界に一刻も帰りたいんだ!

だからアンタらに協力するって約束もしたんだ!頼むぜ?」

今まで静観していた隅の角に居る大柄のスキンヘッドの男が口を挟む。


「分かってるよ、喜綱(よしつな)くん!

任せてくれ、ボク達は絶対に元の世界に帰る!大丈夫だよ、絶対だ。」

「大丈夫だよぉ~任せとけよぉ~~♪」

といいながら彼女は周りを跳ねながら腕をヒヨコのように、ぴょこぴょこ動かし回り始めるものだからボクは額に手を添えて静かに困り果てるしかなかった。






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