第15話 魔王であり大魔王兼勇者
前回までのあらすじは
エマには妹が2人いて!?
3姉妹だった!?
ここでイアに教えてもらった
この世界の魔族事情なんかを説明しておこう~♪
まずオレがいるココ魔界
正式名称は《魔人界》で、人間達のテリトリーと地続きになっていて各々の認識で人間界と魔界といった具合に呼称して区別しているに過ぎないらしい。
又、人間種は他の種族とは別物だと公言している国等が多く、人間である人種は亜人・魔物と差別化しているみたいだ、この背景があるからか魔族VS人間の縮図が出来上がってる訳だ!
結果、魔界には亜人が系統に因って進化した魔族と人種から不当な扱いを受けたエルフや獣人等の純血の亜人にモンスターと間違われた小動物の祖先達が力を合わせ集まって作られたコミュニティが魔界の最初と言われている。
そして全ての国からでは無いにせよ魔界は今も人間からの攻撃を受けており、魔族もそれを許す事は出来ず反撃に出る
そんな最中に魔王は彼らの統率者が突如として成った姿だそうだ。
この泥沼の戦いは数千年経った今も続いており勝敗が着いたとしても終わっていないと言う。
以上簡単な魔界の成り立ちでした!
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
静まり返る魔王の間。
修理は完了し幽霊騎士は別の場所を修理している
今も尚、幽霊騎士たちは魔方陣から出現を続けており場所は正面の鉄の扉の近くに変えたので邪魔にはなっていない
式神やゴーストにレイスも見えたままでホール中から魔王城の全体を飛び回っている。
数体は今もこのホールに居てジャックたちと玉座の下に並び、集まった魔王軍兵たちを朝の朝礼の先生みたいな立ち位置になってる
さしずめ、兵達は生徒かな?林。
この状態は流石に辛いし、話しが進まないな➰
「発現の許可を出そう」
オレはララーシャの腕の中で高らかに宣言する
玉座の上からでしかも猫の身体なので風魔法を使って声をホール全体に轟かせている。
列からハミ出て来た者がいた
その魔族が喋りだすが、「挙手をしてなっ!」
透かさず付け足す様に言ってみる
「今の発現は無しだ。
・・・・・冗談だ、もう一度言ってみろ、今度は巫山戯たりしないから安心しろっ」
少し躊躇した後に手を上げて、しっかりと喋り出す魔族の男。
「私は第2師団隊長のベッポです。貴方が大魔王だと聞きました、ですが何故、」
「面倒くさい、簡単に告げるぞっ!もう魔王城も魔界もオレの支配下にある、コレはどうやっても覆らない真実だ!!…………………残念ながらなっ!」
``カッコつけちゃって,,小声でララーシャさんが愚痴を溢す、真上に顔があるので丸聞こえです。
「だが、俺も鬼や悪魔じゃ無い」
この使い方、この世界で言っても通じるのかな?
「オレが作る、仕切る、新生魔王軍に居たく無い!と思う奴を引き留めはしない、罰則やペナルティなんかも一切発生しない、約束しよう!魔王の称号に誓ってな!!」
騒めきが起こり一斉にうるさくなる
ララーシャはへ~と感心し
エマやジャックはオレの方へと視線を向ける
「残ると言うのなら高みを見せてやろう!損はさせない、それが先代との約束だっ!」
さっきのベッポとは違う赤黒い肌のオーガかな?が前に乗りだしながらくぐもった声で喋り掛けてくる。
「それでもお前に付き従いたくないと言ったらどうする!!!!」
「挙手はしてないが、この際良いだろう!簡単だ! ''殺す'' 既に十分な譲歩はしている、一切の引き留め及び追撃もしない、そうだな!所持品なんかも元々魔王軍の物でなければ持って行けっ!流石に高価な物は魔王軍に返してくれ、これから人間界に攻め込むのにっ!足りないと困る!!!!」
オーガは黙り自分いた列に戻ろうとする、
だがっ後ろの方から列を乱して一つの団体が列の前まで、やって来る。
「第8師団の特別攻撃部隊だ!我々は貴様を魔王とは認めない!!」
総勢50名はいるだろう
「なるほど、それは先代魔王の決定を否定し、魔王であり大魔王兼勇者のオレに牙を向けると解釈していいんだな?」
オレの目が光る
エマにも襲い掛かるつもりだったのか、あるいは保護するつもりだったのかは不明だが、完全に到達する前に彼等の動きは時が凍った様に静止する
「何したのっ?」
焦り気味にララーシャが聞いてくる。
「``魔眼``だよ!エマから聞いてないか?」
「聞いたわよっ!パパとの戦いで腕とか失くしたんでしょっ??」
「そうそう今、初めて使った➰!!」
それにしてもこれが``魔眼``の力か。
咳払いをしてから
「どうする?第8部隊。」
口の部分だけ動かせる様にしてやる
「そのまま死ぬのと魔王軍に残るか去るか?好きなの選べ!!」
「・・・・・我々は!「隊ちょ」・・俺は屈っしない!!!」
「残念だ。」
魔眼の能力を発動し、彼等は燃え上がり焼かれていった。
*
黒い煙が天井に立ち込める
コウモリたちがオレの所に避難してくる。
「残酷ね。」
「仕方ないだろ、ララーシャのお前の父親に死に際に誓ったんだ、オレが魔王としてこの世界を支配するって。」
「そう!ホントみたいねっ‥‥‥‥‥‥‥‥、それとお前呼ばわりも呼び捨てもしないでっっ!!!」
「エーーー!!ってか、こころ呼んでるだろっ絶対!」
「どうかしらねっ?」
全く(´~`)
しかもララーシャさん、さっきからお腹を気付かれ無い様にまさぐってるんだけど?
上を見る
「何よ!」
オレ達の雑談は続く。
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さてと、煙も収まってきたかな。
「ジャック、それ、片付けておいてくれ!」
「ハッ、畏まりました。」
軽く腰を曲げるお辞儀をする執事長ジャック
オレが喋りろうと息を吸い込もうとした時、声が響き、邪魔される
「魔王軍の同志達よっ!!ワシはアイツを許さん!!!!!!」
手は上げてないし、アイツだのお前だの貴様だの、全然、みんな歩み寄って来ねぇ➰!`ε´ )
こっちはこんなにフレンドリーなのに!!!
「何処がよっ??」
無視無視っと、
「はぁ?」
見れば確か、いつぞやの瞬殺四天王のフル●ン●とか言う人だったっけ?
「フル=ハウスでしょ!!下ネタとか最低ねっ!」
えっ?そうなの?素で間違えちゃったぜ!
演説は続いてる
フルハウスね、ドコまでが名字でドコからが名前なの?
もういいや
「フル=ハウス!まだ、抵抗するのか?こちらとしても彼等の働きでもう恐怖、鞭は十分なんだ、君まで死ぬ事は無いだろう?」
イアさんカンペ、も少し大きく表示して下さい!
あと、ルビも分かりやすくね!
「このまま魔王軍を見す見す渡してなるものかっ!」
「いいのか?死ぬ覚悟はあるんだろうな?………それもコレは無駄死にだぞ?」
「貴様!!!どこまでも愚弄しおって、、、矜持の問題だっっっ!!」
「再三の警告はしたぞ。」
「3度目の正直だ!次こそ貴様の首を獲る!!!」
「2度ある事は3度あるとも言うだろ?」
次の瞬間にはフル=ハウスの頭と胴体は体から離れているのでした。
*
タイルにイビツな剣が複数の山のようになり、そこにはフル=ハウスが貫通している
「エマ!!魔王は君だ!オレは大魔王としてこの城に新しい|刃〔やいば〕を突き刺したぞ!決めるのはお前達だっ!!!!!」
エマは汗が額を流れ髪に肌に張り付いているのを実感しながら、緊張を抑えて意識を前に戻す
「うむ!ワタシは魔王として、ヴァレン殿と進むと父に誓った!それが間違っていたのならワタシが共に止めよう!今はわたし達について来てくれっっ!!」
全員が息を飲む、静かになり一気に歓声が上がる
「さぁ!新生魔王軍の慟哭の始まりだぁーーーーー!!!」
オレが号令する
歓声は大きくなり拳を作り挙げている者がいれば。
〈ま・お・う〉や〈だ・い・ま・お・う〉のコールまで起こっていた。
お~どんだけっっ?
ひとまず成功かな?…………………………疲れた。
最後はやけくその、ヒっドい勢いで何とかなったのかな??
(*´-ω・)?
フル=ハウス意固地だな➰
死ぬ事を選ぶこと無いだろっに➰!?
次回から新コーナーI.A.のワンポイント解説のおまけがスタートします!お楽しみに!!
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