第10話 ボスの場合は特殊です。
前回までのあらすじは
リビングナイト(仮)(名称思案中))の秘密が明らかになった
2022年9/17(土)に加筆・修正をしたよ
オレの身体が光って紋様みたいな幾何学っぽいのが走って右腕に集まっていく。
光りが収まると、そこにあるのは赤い鉱石で出来た腕だった!?
ふふん(。-`へ´-。)
これは何を隠そう!
ダンジョンコアなのでRっ!
コアでありながらもオレの右腕としての役目も果たす!超優れモノ~!
ルビーのような宝石そのモノなのに動かせばちゃんとオレの腕として、手として違和感も無く問題もなし。
う~ん、でも何か不格好だな。
イア!
『はい。』
右腕をカモフラージュするみたいに、普通の腕に見せられたりしない?
『かしこまりました。
ご要望の機能は現時点では存在しません。
ですがボスの能力等を使用すれば新しく作る事で可能です。
投影機能を他人にも表示するために。
現実に干渉します。
魔法|幻影に。
投影を複合させます。
開始しました。
問題無く完成に成功しました。
起動しますか。』
んっ~ん?
まぁなんか難しすぎてよく分かんないけど~
うん良いよ!
イアさん任せた~
『了解です。
では実行します。』
なんや、かんやの全部はイアに任せて~
こっちはオレだな!
「エマ、ダンジョン化は無事に完了したよ~」
「驚きっぱなしだ、、、ヴァレン殿っ!
こ、こ、これは一体、何がどうなっているのやら全然ついて行けていない、、ワタシがいるぞっっ?
腕は大丈夫なのか?」
「その事についてもちゃんと話すよ
まずはやることをやってからにしないとな!」
オレは視線を黄色騎士たちに向ける。
それに釣られて続くようにエマもオレに合わせて視線が動く。
黄色騎士たち改め、黄色幽霊騎士達は魔王の間の修理担当班たちが今も土魔法なんかを色々と使って接合したりなんか色々してた。
凄い( ゜д゜)ポカーン
新しく造られては魔方陣から出てくるので、その中から何体かを、こちらに呼んで指示を出す。
「部屋の扉の横にいる兵士達をここに連れて来てくれ、あくまでも丁重になっ♪」
幽霊騎士は静かに頷くと行動を開始する。
ちなみにこの幽霊騎士たちの声はエマ達、他の者には聞こえていない。つまり今も元気いっぱいに返事をしてくれて、その後ろにレイスがあとを追いかけていってたりする訳だ。お世話、ご苦労様です。
その理由としてはやっぱり、まだ説明してなかったりでビックリさせてしまうかな~
っとか、今の段階でも結構、驚かせてるしな~
後回しでいいかな~ってオレの紹介する時とかでいいかな~って思ってるからかな?
ヒマだな、結構距離あるし、待ってる間は、暇で気まずいな!
時間を持て余しちゃう感じだ、コレ!
「玉座まで行ってみるぅ~?」
くそっ!まだ接する時の距離感が分からないぜ
(´ε`;)ゞ
「ウ、うむ、だが座れぬだろう。
アレは大き過ぎる。ココだけの話しなのだが父上は巨大化していて、他を威圧していたのだがな!
実は違っていて、本当は巨大化魔法では無く変身魔法なのだ!
昔、ある部下が勘違いしてそれが広まってしまったらしくて訂正も出来なくなり何時の間にか父上は巨大魔法のスペシャリストと呼ばれて尊敬されてしまっていてな、子ども心に笑ったものだ~」
「そうなのか~~」
メタン子オタン子ナスに超々超々~気まずい!!
そのお父さんを倒したのオレなんだよな~素直に笑えないんですけども~
「あぁ!
たしか巨大化魔法より変身魔法の方が効率がいいらしいから、だったかな?
身長プラス大きくなりたい背丈で魔力は増大するのだが変身だと、元から有る身体に魔力を覆って持続させるだけでいいからな~
つまりズバり、ズルをしているようなものだ!!
そうだな、ヴァレン殿が会った事のある者だと‥‥‥うむ!
門番兵の二人の事は知っているだろうか?」
「お?
えっ~と確か、サイクロプスとミノタウロスの2人組だったっけ?」
「そうだ!
あの二人も父上の巨大化魔法に憧れて門程とまでには届かなかったが巨大化魔法を使って大きくなっていたのだぞ!」
へ~そうなのか~
ちょっとした雑学とか裏技かな?
良いこと聞いた~
「なるほど、ためになったよ!
面白かった~」
「そうか?
助けになったのなら良かった♪」
話は思いの外に盛り上がってオレとエマは会話を続けながら歩いて玉座に向かっていた。
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少しして玉座の下までやってくる。
ヴァレンとエマ、二人はその高く聳え立つ黄金の玉座を見上げていた。
いや、デッケーーーーーーーーーーー!!
デカすぎンだろ!
「父は魔法でデカくなれても物までは永遠に魔法で
デカくは出来ない
だからココにある、この玉座は本物っと言う事になる
壮大だな。…………………う、うむ、近くで見ていると首が痛くなってきた」
エマが解説を中断する、それほどに大き過ぎる。
映画館で一番前の席でスクリーンを観てる感じを思い出す。
これ、えっ?どうやって座るのん??
『100メートル程あります。』
マジでっ!?
どう登るの?仕方ない、足を曲げて太ももの筋肉に力を溜める。
背中・背骨をバネみたいにするイメージで少し屈んで狙いを定める。
勿論、狙いはこのドでかい玉座の座る所、座ったら、お尻がある位置、正式名称とかは特に知らないのでザックリと移行!!
身体を動かして飛ぶには~ジャンプするのに適してるのは、ネコとかかな?
よしっ!(o^-')b!ネコのイメージで跳ぼうか~!
力を入れた足は床を思いっ切りに蹴り上げて、高く跳び上がる。
ぽ~~~~~い
~~~~~
~~~~
~~~
~~っと!
そして無事に着地出来たよ!
ちゃんと座る所に来れたんだ~!!
( 〃▽〃)ウレシい
◆
|д゜)それからどうしたの~
◆
「ヴァ!ヴァ、ヴァレンどのーーーーーー!!!」
何?どした~の?
あれ?
手が短い?
小さい?
いや違う、体が毛に覆われてる?
毛皮とか羽織ったけ?
首を動かして見る。
ミニマムになっている手に足に、体!?
毛皮の身体とくれば~
遅れて気づく。
・
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!!
「ネコになってるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」
手足は短く、マンチカンで
毛は長毛でアメリカンカールっぽい
毛色は人間の時と同じで、白色だった。
ちょっと銀色っぽくもある、もようで黒色がちょこっとあるぐらいだ。
なんでだ?何でだろ?
『直前に変身魔法の話しを聞いた事。
跳躍する際に猫を想起した事。
結果として。
ボスが無意識に魔法を発動させたモノと思われます。』
え~(困惑)
聞いただけで使えちゃったりするんだ~
『はい。
ボスの場合は特殊です。』
使えるようになるのか~
出来ちゃうのか~
『貴方はlevelの上限が突破されていますから常識の範疇や事柄は通用しないと肝に命じて置かなければ生けないかもしれませんね。』
そっか~\(^-^)/わーいって何でやねん!?
急に辛辣じゃない?ちょっとビックリしたしキズ付いたんだけども!?
、、、、乗りツッコミしてみたりしたけど猫のままなのは変わらなかった。
(|||´Д`)
『ちょっとしたユーモアのつもりだったのですが。
今の学習過程では感情までは気が回まらず良く有りませんでしたか。
随時・情報の更新とボスのギャグセンスをリサーチ及び好みに合う媒体等の検索・閲覧に視聴を開始します。』
耳のそばでは、そんな事が聞こえた気もするけどオレは落ち込んでいてそれ所では無かった。
とか不穏な空気を醸しだしとけばフラグが建つのでは無かろうか~(((*≧艸≦)ププッ
『訂正。
ボスの笑いのセンスを読み違えたかも知れません。
今後は貴方の育児にメインを分けるべきでしょうか?』
◆◆◆◆◆◆◆
「ヴァレンどーーーのーーーー!!!
猫になったようだがーーーーーーー!!!
意識はあるだろうかーーーー?
それとも完全に猫になったのだろうかーーー!?」
大声で口に手を当てて、わざわざ聞いてきてくれてるエマさん、本当に心配かけてすみません。
「ナ~~!!
にゃ!ニャ?
にゃにゃニャーーー!??
大丈夫ぅ~!
なんとか喋れるようになった~!あと意識もオレのままな感じっぽい~~!」
「「良かった~」」
オレとエマの声が重なる。異世界に来てから数時間、2つの月は既に沈んで太陽が顔を出し始めて朝を迎えようとしている。
オレの前途は多難だな~
なんか~そんな感じしない?多分そうだと思う。
(しみじみ)
尻尾がチョコチョコって連いてくる。
これ気になるな~もう( `д´)
あれ?これ?
この!この!!
ワーイ!!!楽しい!!!!
「ヴァレンどの!
返事が無いのだが~どうかしたのか?」
へっ?
「いや、大丈夫!
ホントに大丈夫ぅ~!」
やべーー焦った~
忘れてた~~回転して追いかけてた!?
クソう!
なんてこったいパンナこってい~!
思考が完全にネコよりに侵食されている、だとっ!?




