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第6話 ガブりっ( ´З`)=3 ゲップぅ



前回までのあらすじは

ついに魔王と戦い始めた主人公だったが勝てるのか?

かなりヤバそうな位に強い様子

さすがラスボスd=(^o^)=b






異世界生活1日目の夜

2つ月は空の真上にやってきて地上を眺めている。

時刻は11時を過ぎた頃、星の明かりは月の光で霞み森や大地を照らしているのはもうすぐ満月になる双子の月だけ。

魔王の城ドラゴンハーフ(じょう)、そして城下町であり首都でもある要塞都市ブラックコアは月明かりに静かに見守られながら佇んでいた。






魔王と衝動(ぶつかり)すれ違う刹那。相手の靴底ごと斬る、くるぶしに刃が向かうまでに到達して、その先に進もうと腕を動かしていたが魔王も、そのままではある分けもなく重力に従って踏み潰す勢いで蹴る。

しかもその蹴り(攻撃)は電撃を帯びており衝撃と行動阻害(麻痺)の2つの効果は主人公()の動きを紛れもなく一瞬止める事に成功することになる。

抵抗空しく足の裏と返り血で視界を遮られるままに彼は下降して(落ちて)いくしかなかった。


床を転がり数度のバウンドの果てに壁に激突して、やっと止まる。

壁は崩れて蝋燭(ろうそく)は飛散して壊れる。

蝋燭の天辺(あたま)髑髏(ドクロ)になっていて目と口の部分から火が出ている。

蝋燭と同じ色の炎はよく見れば各々に色が違っている。

その気味の悪さを更に主張しているようだ。




「はぁはぁはぁはぁ」

頭から血が垂れてくる、血反吐は蹴られた時に出した気がするし、あばらとかも折れてそうだ。

『骨折を複数感知。

状態異常:麻痺により行動の阻害。

平均6秒に軽効果のあるランダム数値の攻撃を確認・感知しました。』

ほらね、帯電に持続効果の微ダメージも|あるのかよ~サービスが嬉しいね。

体が動かし辛いし最悪だな、いやコレ使えないかな?!

『雷属性を獲得しました。

麻痺耐性(中)を獲得しました。』

ホラホラやっぱり!

痛い身体に鞭を打ち瓦礫から、なんとか、はい出る。

んぐ、はう、麻痺のダメージと立ち上がった時のあばら骨の痛さで又血を吐いてしまった。

口の中が鉄の味しかしない、鼻もさっきからずっと鉄の匂いばっかりだ。

良い気分には慣れそう(成れそう)にない。

一歩、足を動かすと蝋燭を踏み砕く音がする、その感触で下を見いやると。


「何だこれ?」

色は薄いが微妙に1つ1つ違う、後ろを振り返ると壁に掛かっている無事な他の蝋燭がある。

あ~なるほどね!ここからじゃあ全てを確認は出来ないけど全部を集めれば虹色になるかもね!なんつって♪

にしても、骸骨の蝋燭ってどんなセンスだよ!!

しかも顔の部分に火をどう灯したンだよ。


それから後ろを見た時に式神の数があと三体になっていた。

しかも所々に罅や火傷の痕のような傷もあるようだ。

治療、もしくは新しいのを出してやりたいが、MPも時間もムダに出来ないし、そんな隙を奴が与えてくれそうにもない。

残機が心もと無いが仕方ない。

もう少し待ってくれよ、後で絶対に回復させてやるからなっ。


イアっ!

回復魔法を自動回復の上に重ねて出来るか?

『かしこまりました。

発動します。

しばしお待ち下さい。』

オレはっと!

身体に纏わりついてる、この電気の帯電を剣に収束、奪ってット!

、、、よし出来た!今回は早かったね

『状態異常が消えました。』

そりゃ良かった、マジでっ!!ホントに。

『構築に成功。

今後は回復魔法は独自に多重発動できるようになりました。』

了解(*>∀<*)

『回復|改・多を発動します。』

身体から痛みが引くのを感じながら、最後まで待てずに走りだす。

これ以上、奴に隙も時間も与えない。

あ~~にしても身体超痛ぇぇぇ、軋む。

魔王が両手を前に出し魔法を発動しようとして完成間近でやめる。

何でだろ?

直接物理的な攻撃に変えたのか、こっちに向かってくる魔王にフェイクを入れてから飛び上がって、足から駆け上がる。

聖剣を刺したり斬りつけたりしながら登って行くが、その途中で魔王の電気ショックの攻撃でダメージを受けてしまう。

しか~し!さっき獲得した耐性のおかげで微ダメージで済んで助かってはいるのだ!

でもね正直、ちょっと、、、かなり痛い。

ピリピリくるぞ。


魔王の体中を傍若無人、攻撃を避けるためにも飛び跳ねたりしながら切ったりしつつ上に進み目指す。

魔法の右のパンチと聖剣を持ったままぶつかるように対峙する体勢になる。

右ストレートに押し負けないために魔力をあるだけ流して斬り掛かるも空中で足場がないから、なんとも踏ん張りが効かない。


「今度こそ真っ二つにしてやる」

お互いの攻撃の衝撃で吹き飛ばされてしまい、俺は後方に投げ出される。

魔王は少しだが後ろに押されたようだ、オレは床のタイルに聖剣を指して威力を消してなんとか勢いを止めようとするけどっ失敗した。

又々床に叩きつけられましたよ、バウンドとかして無いから勢いがまんま身体を襲う。

めちゃくちゃ痛って~よっオイ!!

血が出ていく、、くらくらする。

血が足りない(>_<")

マジ死活問題、どうにかならないのかよっ!

起き上がろうとしてフラついてしまうも、それを利用して前に飛び出して走り込む。


う~ん、右手を真っ二つには出来なかったか~

ちょっと深めの切り傷、程度かぁ~よ!?

しかもなんと魔王さんっ!オレの居場所が分からなくなってるようだラッキー♪

1回視線を外したからかな?

大きいと大変だな~

(  ̄- ̄)チョット、ショック


その隙に魔王の股の間()を潜り抜ける。

滑って、スライディングの要領で後ろに回り込むと飛び上がって魔王の背中を駆ける。

その拍子に、ちょっと痛さで声が出ちゃた

(;゜∇゜)


声でこちらに気づいたのか、手を廻して(伸ばして)くる魔王さん。


「うわっ、ちよっ、ちよっ、うわっ、危な!!」

なんとか避けながら背中を登りきる。

ひぃ~辛い(キツイ)疲れた。

体は痛いよ~。

こちとら、ちょっとしたレジャー気分だわ!!

ちょっと休憩、一旦解散で~す。

横になりま~すね。





※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※





はい!(○ソップ)です

今なんとか頭をよじ登ってます。

この魔王はん!鎧のヘルム着けてるンやけど~

このヘルム、前だけのタイプみたいで後ろは髪の毛が普通に出てるんですわ!

そこを頑張ってロッククライムの要領で、あっ!ヤバっ!!

ごめん!掴んでた髪の毛抜けた~ヤバす(;゜∇゜)

ホントゴメン(´。・д人)゛

せやかて工藤。


痛かったのか野太く短い悲鳴をあげる魔王さま、本当にごめんなさい。

前回の命懸けの攻撃は

(さっき足や手を斬りつけた件)

魔王の回復魔法なのか自動回復で治りつつあるのですよ。

下を通る際に(潜り抜ける時に)少しだけだ(一瞬だった)が見れたので確認済みです。

( TДT)しゅん


これは焦りましたよ、正直ね。

はーい!!ここで問題です。

攻撃が当たっても、キズが小さけりゃ意味が無いと来たもんだ!!

では、どうするか?

チクタク!チクタク!チクタク!チーーン!!

ここで時間切れ!!!

答え(せいかい)は簡単!

ドでかい1発をお見舞いしてやればいいのだ!

そう簡単!

そうですね!言うだけならば、そりゃ簡単ですよね!

え?誰でも言える?。

でもご安心を!ご賞味下さい。

提供は本作品の主人公、氏名不明がお送りしました。

登頂中の暇潰し終わり♪


頭のてっぺん頂上に到着!

着地!

とう!スタッ

シュパッ!決めポーズ!!

自由の女神のポーズ、松明の代わりに聖剣!

本は持って無いので腰に左手は置いてるだけ!


「スタチューン・オバ・リバティ~」

『statue of Libertyです。』


ん?発音?!

聞き取れませんわ!

発音、良すぎて違いとか何を言ってるかも分からないのですけど?

なんて事やってると、そうですね。

もうお分かりですね!皆さん!

こんなふざけてたらピンチにもなるってもんですよ。

まぁそりゃ気づくよね。

髪の毛、むしり取られたり、頭の上で動かれたりしたら!

くすぐったかったかな~?


魔王が頭めがけて両手で叩きにきましたぁぁぁあ!?

あら?危ない?!前に飛び出せば大丈夫!

グ○グル!グルグ○!ガ○ン!○チン!


あんこらぁ~まるで、蚊か虫でも殺○ような動きしやがって~

((ヾ(≧皿≦メ)ノ))


あ~そうですか~体が小さくて、まるで虫そのものだってか~?

このやりょうめっ!!

許・せ・ん(言ってません)


怒りの一撃だ!


「これでも食らえぇぇぇェェェェエ!!!!」

聖剣の剣先に電気と怨念

(泥みたいのが峰打ちの所を登っていく)

そこに式神が

(剣の周りを円になって)

さらに血の塊を全部乗っけてver

行く(いっく)ぞ~~~!!!!

今、俺が出来うる全てを集めて、ぶっぱなすは超・超・超必殺技その名を


「必殺!クリムゾン・ハンマー!レールガンエディションーーーーーー!!!」

今にも壊れそうな式神くんたちは健気にも補助魔法で威力をブーストしてくれている。

ホントに助かる、ありがとうです。


「「「目障りな!!」」」

魔王はハエ叩きの要領でオレを叩き潰しに腕を上げようとする。

飛び降りた形になったので狙う(まと)はもちろん、魔王の顔になる結果になりました。

狙いどおりだぜ!

(^△^;;)ホントだよ。



『聖剣クリムゾン・カリバーンの特技[クリムゾン&ハンマー]を行使。

発動シークエンスを開始します。』

どうやらオレのMPなんかは使われ無いみたいだ。

聖剣の持ち手の辺りから刃へと順に紅色に発光し出して周りを浮遊していた血の塊を吸収していく。

剣の天辺まで来ると他の雑音(帯電や怨念なんか)

を浴びながらエネルギーをオーラに変えて発動準備を済ませて行く。

両手で持っているオレにもビシビシと熱風のような力強さが、それでいて身体全身にも振動みたいに伝わってくる(むしろ怖いくらいに)

吸い込まれるんじゃっと思う程、刀身は光を纏い放っている。

ここで異様にさっきまでは感じなかった重さのようなモノを感じて焦って発射する。

限界とか、かなって思ってさ。

クリムゾンハンマーは一点収束集中タイプなのか。


「ビームだ~♪」(∩☆∀☆)∩

魔王の顔面に剣の形の巨大な光線が放たれる。

至近距離からだったため、よける事も防ぐ事も出来ずに(もろ)攻撃(直撃)を受けた魔王は顔から煙を出しながら、たたらを踏むと後方に倒れていってしまう。

よっしゃ結果オーライ!!!

ここは追撃だぜーーーーーワッショイ!!!

└(゜∀゜└) (┘゜∀゜)┘

『聖剣の特技にはインターバルが必要です。』

えーーー?!

あ~はいはいっなるほど成程!!

クールタイムとかリキャストタイムが存在するのね、ここにもゲームっぽい弊害がっ!

とっなると、聖剣は休ませた方がいいのかな~?

他の剣だと使う(たび)にオレの魔力に耐えられないから壊れちゃうんだよな~

もっと調整とかの練習出来れば良いンだけど、今は出来ないし~か~消費効率悪いよな~


あ!ピカーン!

あるな、デカいの!!

なんならこの為にあったんじゃ、ないかってぐらいに、おあつらえむきだよ~うんうん!

対魔王戦用だったのか!!(違います)

どうぐからバックの大剣を取り出す。

床に着地する。

今度はカッコ良く!スタッ!と静かに!!!

そうなんです!

今まで下降中でありました軍曹!

逆さまになりながら胡座かいて落ちてました(笑)


魔王の元まで急いで行かなくては、、、。

大剣に魔力を流して、ってあれ?

出来ない、こんな時にMP切れかよっっ。

(;´゜д゜)ゞ

『これ以上の行使は命に関わるので私のほうで使用を停止しました。』

なるほどね

そんならっ、

えっと、

MP回復薬とかあったっけ?

『即時に効果の高い物は2つしか奪っていません。

その他は希少度の低い品が100以上あります。』

奪っ!?いやいや拾っ、でもないや!

そこはゲットしたのが、でしょう!!

ごっほん!

けふんけふん。

ひとまずレアの高いの一つと低いのでいいかな、それでよろしく!

『了解しました。』

満タンに出来る?

『それは不可能です。

ですがマイナス値は回避。

脱しました。』

まぁう~~ん。

今はそれで良しとするか!



倒れて壁を崩し、外の風景(よぞら)が寒い大気と共に姿を現す。

元々寒いのにもっと寒くなる、最悪( ´△`)

魔王の頭の所までやっと、なんとかやっと来る。

フラフラです。そして、お互いボロボロです、正直痛いし。魔王は鼻血を出しながら目を動かしてオレを見てくる。

そこで気になってた事を聞いてみる。


「魔法発動を途中で止めたのはなんで、だ?」


「「「あ~あ、頭がクラクラするな~。

ん?それは、ワタシの魔法を、城の中で使ってしまうと壊れてしまうだろう?

それでは住むのに困ってしまうよ」」」


ゆゆ?σ(・ε・`)


「ならなんで」


「「違うよ、キミほどの強者を想定していなかったのだよ、だからワタシも本気を出し、せざる得なくなってしまったんだ」」

そう言い終わると魔王は玉座のある方に長い手を伸ばす。


おわわっ、!オレが居るンですけどっ?!ちょっと移動しますね。

玉座の裏から双剣が飛んでくる。

タイルに刺さり、それを支えに魔王は立ち上がる。

魔王と同じかそれ以上の大きさがある。

玉座の裏に立て掛けてたって事はそれだけデカイって事ですよね~ハハハ( ´∀`)

黄金に輝き、宝玉のような物を沢山と鏤められてある2つの剣は夜空の星と月明かりに反射して昼間のように眩しい。


「「「我が家に伝わる宝剣シュタラダサマァツーと

バサダクラミュウだ!

これでもって死合て最後としよう」」」


「あ~なるほど!

男気パターンですね。イケメンボイスですよ!

まったくカッコいいなっ!」

疲れ目(ーё一)

オレは覚悟を決めて剣を構え直してポーズを取る。


「わかったよ、言いっ子なしだぞ!」


「「「「あぁ!お互いにな!」」」」


バックの大剣が魔王のと比べるとチープに、そしてよりいっそうに小さく思える。

大剣に魔力を流して強化する、最後のレア度の高いMP回復薬も飲む。


「マッズい(-。-;)」

直接摂取するとヤバいな、マズ杉る。

のたうち回りたいくらいにマズいンだがっっ!!

よーーーーし!!チャージ終了っ。

とにかく、あるだけの剣と盾をどうぐから出して浮遊させる、操作はイアさん宜しくね

(聖剣はお休み中なのだから仕方ない(。-ω-)zzz)


他はっ、、

『今出来得る(できうる)最善手としては属性付与(エレメント)があります、行使しますか?。』

YESっヽ(●´ε`●)ノチュッ♥️

『現在習得している全属性。

火(中)。

水(中)。

雷(大)。

風(中)。

土(中)。

草(中)。

闇(中)。

光(小)。

聖(微)。

全てを全武器に付与します。』

うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおあぁぁぁああぁあぁ!

体中が変な感じだ、血が滾ってる感じーーーーー!!!

あつくなってゆくーーーーーーーーーーーーー!!!

そのままオレは浮遊し魔王に向かって飛んでいく。

魔王も大双剣を手に走りだす。


「「「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」」」

雄叫びを上げながら、タイルに穴を作りながらモノ凄い早さでやって来る魔王さまは本気そのものだ!

こっちも真っ向から受けて立ちますよっっつーーーーーーーーーーっって、イアさんちょっと運転が雑じゃっないですかぁ?!

急にグワって、グワって!怖い怖い怖い。

無理矢理に引っ張られてるみたいで、なんか気持ち悪くなるし、それを空中でされたら怖いし怖いわっっ。


空中にオレを起点に蔦なんかの草を生やして、そこに水を流して滑るように駆けながら身体中に雷を走らせて勢いを上げつつ魔王の元に突撃する。

身体がピリピリするわ!

魔王の剣とオレの剣がぶつかりあう。

2対1はキツい、重いっっ!

(巨大なの×2にで俺、ちっさいの一個)



「あぁあっがっ!!あーーーーー」

押される


「うおーーーー」

なんとか押し返す


「「「何っっ?」」」

腕がっ!痛ってい!!

『両腕・太ももの筋肉組織に大ダメージです。

回復間に合いません。』

いいから、攻撃に集中だ!

魔王が双剣を、すかさずオレ目掛けて斬りつけてくる。

浮遊させている大量の剣と盾で相手(まおう)の大剣を避わしてギリギリでを遣り繰りして、それでやっと軌道をずらす。

青銅なんかの剣や盾は魔王の双剣の威力で無残にも破壊され墜ちていく。

息が上がる。

式神ちゃん達も、風前の灯だ、かなりヤバいっ!

イアっ!属性付与を、バッグの大剣に集中してくれっ。

残りの鉄とかの剣・盾は引き続きオレの防御に回したままで、、、

式神ちゃん達も援護、宜しくな!

俺は魔王の剣と火花を散らしながら刀身の上を、なかば転がるように進んでいく。


「あああああああぁぁああぁぁぁああぁぁぁあぁぁあぁぁあぁぁああ!!!」


「「「AAAAAAAAAAAAAAAAAAAaAAAaAAAaAAAaAAAaAAAaAAAaAAAaAAAaaaaaaaaa!!!」」」


「ぁぁぁぁぁぁあぁぁあぁぁああぁ!!」

雄叫びとかダサいと思ってたけど人間、必死な時は声出るんだね~!

刀身の上を滑り転がり込み、落ちるような感覚を晒されつつ魔王の双剣の内の1つにオレの大剣を刺す。

剣の上に立ち止まる事に成功する。

名前はなんか言ってたけど、どっちかは分からないやっ!

刺さったままのバッグの大剣は、もう取れそうにない。

この戦いで脆くなり、ちょっとでも刺激をあたえれば、もう壊れてしまいそうだ。

このままでは蜂の巣になってマズイのでオレは魔王の宝剣の刀身を土台にジャンプする。


「んがっ」

痛っーーーーーーー!!

なんだっ?

何だよ~これっ??!

『空中で相手の攻撃を緩和しきれず筋肉組織が絶大なダメージを受けていました。

そして回復仕切る前に跳躍したために強烈な痛みとなってその症状が出現しました。』

丁寧にありがとう(´ω`)

回復に廻しといて~痛い

『至急、開始します。』

ジャンプの瞬間、土台にした魔王の宝剣が崩れ壊れていってしまう。

ついでにバッグの大剣も。

驚愕する魔王。

魔王は左手に持っていた、もう1つの宝剣でオレを斬ろうとして振り上げ、オレを探す。

オレはとっいうと!

魔王の首の辺りに飛び下りる。


「ーーーーーーーっ!」

声を押し殺す。

痛い!足が!!足が痛い

太ももとかも超痛い。

はぁはぁ、ヤバいな、かなりヤバイしキツい。

ふと首回りの鎧から見える魔王さんの素肌と血管が気になる。

肌の上から見える血管が、何故か急激に(いと)おしく想える・感じる。何でだ?


じゅるり( ̄¬ ̄)

後ろに回って首にガブりっ!

あっ!つい( ´З`)=3

ゲップぅ

おお?なんだコレ、力が沸いてくる!痛みも引いていくーーーーー!

魔王の首筋がオレが噛んだ所が、ガラスに、いや違うスタンドグラスみたいになってる。

不思議に思っていると、うわっ~~~落っちる~~~~~~!!!!

足場にしていた魔王が揺れる。魔王が膝を着き、そのままに倒れてしまう。

髪の毛に捕まって、なんとか飛ばされたりせずに済んだ。



「「「そこにいたのか!

あちこち、この戦いでガタが来ていたがこれ程とは!」」」

気づいて無かったんだ!


「「「ここまでとは!本気を出せなかったのが惜しまれるよ」」」

スタンドグラス(その滲み)は少しすると侵食を止める。


「なんかフェアじゃっ無いよなっ!悪い、、。」

次の言葉を口にしようとした時!

魔王の玉座の近くにある普通サイズの扉が勢いよく開かれる。

焦った様子で入ってきたのは


父上(チチウエ)!!!」

と叫びながら金髪に赤瞳の20代前半くらいの女性と

白髪(しらが)をオールバックにした黒スーツのタキシードの執事っぽい老人が立っていた。


「「「エマッッ!!!」」」








しまった!(´□`; 三 ;´□`)

(ワタシ)とした事が恥した(はした)ない

うっほん!チチウエ~(小声)



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