奴隷の少女2人と女性
途中で視点変わります。あと長い
「あなたが周りの人を倒したの?」
「そうだが、何か問題でもあるのか?」
俺の目の前にいるおそらく20代であろうと思われる女性の質問に答え
ながら後ろにも目を向ける。女性の後ろには10歳未満と思られる女の子
と10代ぐらいの女の子がいてる。
「…」
「こちらからは用はないし、そちらからもそれ以上ないみたいだから俺
は帰るね。」
「待って!」
「どうした、まだ何かあったのか?」
「あの、私たち保護してもらうことはできないでしょうか、このまま
いても野垂れ死ぬだけですし、また連れ去られないとは言えませんか
ら。それに簡単な手伝いならできますし、わたしだけなら奉公もでき
ますから。」
うーん、俺は男じゃなくて女なんだけどな、まあ男装している俺も悪
いんだけどな。それにしてもこいつらは神の子供なんだろうか。一番
小さいのから神力をかんじるぞ。面倒ごとの予感がするが、暇だしい
いか。それにやりたいこともあるし。
「いいよ。そのかわりに君たちのことを信用しているわけではないか
ら俺の奴隷になることが条件だが。」
「本当ですか!ありがとうございます。」
「そんなにすぐに決めてもいいのか?」
「はい…最悪あなたが来る前にしんでたかもしれませんからね。」
やっぱりすこし思うところがあるんだろか?まあ奴隷になってでも
生きたいと思ったのだから覚悟の上だと思うが。それよりも奴隷契
約に取り掛からないといけないな、縛る内容は
【主人に許可なく危害を加えてはならない】
これでいいか。
「そうか、じゃあ奴隷契約をするぞ、」
彼女が頷いたのを見て、契約に取り掛かった。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
契約は何事もなく終わった。奴隷である証の模様は手の甲にしといた
もちろん契約は後ろの二人にもしといた。まあ一人は不思議そうにし
てるけど。
「んじゃ、帰るか」
「歩いて帰るの?」
「いや、転移魔法で帰るけど」
「転移魔法って、珍しいものを覚えているのね。」
転移魔法は便利だからな頑張って覚えたかいがある魔法だと思ってる。
『転移』
魔法を唱えていざ帰還だー。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「ここって、本当に人類未踏の森なのかしら
「そうだけど。」
女性は困惑しているようである。まあ、人類未踏の森の中に家があった
らびっくりするか。
「そんなことよりも大事なことがあるんだが、」
「そんなことよりもって、はぁ。で、何かしら?」
こいつ、ため息つきやがった!?まあどうでもいいか。
「とりあえず風呂入れ」
「あっ」
結構ぼのぼのだからな。あの姿で家中歩かせるのも嫌だし。
「風呂はあそかだ、よく洗えよ。」
「えっと、ご主人様は一緒には入らないのですか?」
「俺は飯作っとるわ、あと俺はロリコンじゃねーし。」
そんなこんなで俺はあいつらを見送りつつ晩飯を考える。あっ、服も作ら
ないとだな…まあ後でいいか。
「よし、今日はシチューにしよう。」
そして晩飯の準備をしながらこの後どうするかを考えるのであった。
〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇
私の名前は美空 今は入浴中だ
「はぁ。」、
今から3年前に闇奴隷商と
使いおもわれるものから攫われた。当時3歳だったそらと9歳だった
青木まで攫われたのはいざというときに妹を守る役割を持ってい
たのに守れなかったことは今でも悔しい…
「?難しいそうな顔をしてどうしたのお姉さん」
「男の人の奴隷になってだiz「あの人は女の人だよお姉さん。」えっ」
「きずかなかったのお姉さん?」「よく見ればわかる、よ?」
妹たちのこちらを見る目が痛い。泣いてもいいよね?
「泣いたらほっぺを抓るから」
「酷っ!?」
と口では言うけ攫われる前に何度も見た。彼女は内気だが、親しいもには毒
舌を吐く。でもそれはそれで彼女の愛情表現なのだ。それに私は今の彼女の
ほうが好きだ。奴隷商にいたときは、彼女が一番怖がっていて私とそらしか
いなくても何もしゃべらない子になっていたのだから。私たちを奴隷として
だが保護してくれることしてくれたご主人様には本当に感謝をしている。最
悪、誰かに売られたり、病死などで死ぬリスクもあったことも考えると。私
たちがバラバラにならずにいるのは非常に幸運なことだった・
「男扱いしたこと謝った方がいいかな。」
「あの人が男の振りしているんだから別にいいでしょ…」
「それじゃ別に謝らなくてもいいk「本人に聞けばいいんだよ」そら?」
彼女は奴隷商にいたときもこんなかんじだっだ。おそらく彼女は状況を
よく理解してないだろう。いや、ちがう。彼女は理解している。理解し
てないふりをして私たちを笑顔にさせようとしてきたではないか。とは
いっても、
「誰にだって秘密にしておきたいことや隠しときたいことがあるでしょう、
むやみに聞いたら駄目よ。」
「えー」(お姉さんが聞かないなら自分で聞こうかな)ぽそっ
「何か言ったそら?」
「なんにもいってないよー」
後でもう一度念のためにくぎを刺しておこうと思った。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
風呂から上がる。私は短髪なのでいいが、妹たちは長いので乾かすのに時間
がかかりそうだ。まあ先に服を着せる。4月はまだまだ寒いしね。服は何と
か着れる程度でけどね…
「そら、青木先に服を着なさい!あと着終わったこっちにきて、髪ふくから」
「はーい」「わかった…」
素早く服を着て、髪をふく。にしてもちゃんとした風呂は3年ぶりだろうか
「着たよー」「…着た」
「それじゃそらからね」
「わかったー」
空の髪をふき、それが終わったら次は青木の髪をふく。髪が二人とも長いか
ら大変だ
「はー終わったー。それじゃ二人ともそろそろでようか」
「うん!ご飯おいしいといいな。」「うん…」
私もおなかがすいてきた。契約に時間がかかって昼飯の時間がなかったから
なおさらだ。あーおいしいご飯だといいなぁ
次回は説明会の予定