表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
なろう大学附属病院   作者: 菜須よつ葉
お気に入り様の看護実習 ~看護学生編~
8/48

特別室 【Yパパ】

「菜須さん、緊急入院の患者様の担当をしてもらうわね」


突然指導看護師さんに言われました。看護学生に緊急入院の患者様の担当を任せて良いのだろうか?


「緊急入院の患者様の担当ですか?」


不安に思いながら確認してみる。


「初診の患者様じゃないから大丈夫じゃない? 以前にも入院されたことあるから」


サラリと告げる指導看護師さん。


「はい、しっかり看護させていただきます」


「それじゃあ、特別室のベッドを持って救急外来にお迎え行くわよ」


指導看護師さんに言われベッドを持って二人でお迎えに行き、救急外来の看護師さんと引き継ぎを行う。


「総合内科病棟から迎えに参りました。看護学生菜須と指導看護師の桃谷です。引き継ぎをお願いします」


教えられた通りに、手順通りに引き継ぎを勉強させていただくよつ葉。


「患者様はK. Y様、男性 病状は○○で現在、点滴処置にて経過観察中です。よろしくお願いします」


「畏まりました。引き継ぎありがとうございました」


Y様(パパ)のベッド移動から、救急外来のベッドから特別室から持ってきたベッドへと移す。


「いちにのさん!」


Y様(パパ)は救急外来から、総合内科病棟の特別室へと入院が決まりました。


引き継ぎを終えて指導看護師さんとベッドを押しながら総合内科病棟まできて、特別室へとベッドを入れてベッド固定をして、看護記録をチェックして点滴落下の確認をする。


Y様(パパ)、またよつ葉が担当させていただきますね」


「よつ葉ちゃん、よろしくね」


「少し眠ってください。たまに様子見にお部屋に来ますから」


「ありがとう」


「眠れそうですか? お薬処方してもらいましょうか? 少しでもY様(パパ)が穏やかになれる方法をとりましょう。診察してもらった方が安心できますか?」


「このまま少し眠ってみます。夜中に寝れなかったらお薬処方してください」


「はい、わかりました。そうしましょう」


緊急入院となったY様(パパ)。心配事が多く疲れてしまって入院となりました。


眠れるまで傍にいて不安を取り除くように努力するよつ葉。


手を握り、何気ない会話を心がける。暫く続けていると規則正しい寝息が聞こえてきた。


そっと病室を出て目の前のナースステーションで看護記録を書き足す。



看護記録の患者名を指でなぞりながら「Y様(パパ)元気になってね。いつか父娘デートしようね」と呟く。


こうして少しずつ勉強して学んでいる。少しでも良い看護をしてあげたい。そう思い毎日頑張る。



さぁ、Y様(パパ)の様子を見てこなくちゃ。


Y様(パパ)の病室、見回り行ってきます」


指導看護師さんに行き先を告げてナースステーションを出る。


控えめにノックをして扉を開ける。


よく寝ている様子に安堵する。触診で脈拍を計り、熱を確認すると微熱がありそうな様子。


アイスノンを取りに行くよつ葉。


枕をアイスノンにそっと取り替えるよつ葉。

それで経過観察することになった。


Y様(パパ)、ゆっくりしてね。

また、見回りに来ますね。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ