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なろう大学附属病院   作者: 菜須よつ葉
お気に入り様の担当看護師 ~新人看護師編~
35/48

カルテID#001 小林汐希さま(1)

挿絵(By みてみん)



 なろう大学附属病院に入職して、遂に新人のよつ葉たちも担当患者様を受け持つ事になる。


 よつ葉を指導してくださる島看護師。


「菜須さん、今日から患者様を受け持とうか」

「はい」

「緊張してる?」

「少しだけ」

「じゃあ、今日入院予定の小林汐希さんの担当をお願いね」

「はい」



 先程内科外来から内線が入り入院受け入れ要請があり担当を任された。


「菜須さん、小林様の担当だったわよね? 内科外来から内線あったからお迎え行って」


「はい。行ってきます」


 ナースステーションを出て外来棟の内科診察室を目指して少しの緊張を笑顔で隠して憧れの白衣を着て颯爽と歩く。そして内科窓口で声をかける。


「3病棟8階西 第1内科病棟の菜須です」

「ご苦労様、それでは小林様の入院書類等です」


 そう言って小林様の書類を手渡される。そして、処置室へ入るとベッドで横たわり点滴を施されている小林様の姿が目にはいった。


「小林さま、病棟での看護担当をさせていただきます菜須よつ葉です。よろしくお願いします」


 そう声をかけると、小林様は


「よろしくお願いします」


 と声を返してくれた。介助しながら車椅子に座ってもらい点滴を車椅子スタンドに差し込んで流れているか確認をして窓口で渡された書類を車椅子のポケットに入れ小林様に声をかけた。


「小林さま、気分悪いとか無いですか?」

「大丈夫ですよ」

「ゆっくり移動していくので体調変化は遠慮なく言ってくださいね」

「はい、よろしくお願いします」


 ゆっくり車椅子を押しながら廊下を進む。看護師になって初めて担当する患者様。小林汐希さま。寄り添った看護ができるように頑張ろうと心の奥で違う。


「小林様の入られる病棟は、3病棟8階西 第1内科病棟です」

「よろしくお願いします」

「小林様、実は私……この春に看護師になったばかりの新人看護師で担当患者様を受け持つの小林様が初めてなんです」

「記念の患者になれて光栄です」

「不安なことは遠慮なく言ってくださいね」


 会話をしながらゆっくり廊下を進む。外来棟から3病棟に移動してエレベーターホールに着きボタンを押して待つ。


 エレベーターが着き車椅子を押してエレベーターに乗り込む。


「8階に行きますね」

「はい」


 エレベーターに乗り込みボタンを押して病棟に向かう。8階に着いて延長のボタンを押しておいてゆっくりエレベーターを降りる。そして病棟に車椅子を進める。ナースステーションの前で


「小林汐希さま、入られます」


 と声をかけて病室に向かう。3827号室で4人部屋で奥の窓側のベッドへ案内をする。


「ここが小林さまのベッドになります。横になりましょうか」


 そう声をかけて、車椅子からベッドへ移動介助する。


「小林さま、私の首に両腕を回して力を抜いててくださいね」


 そう伝えて小林さまの腕をよつ葉の肩に回してベッド移動をしてもらう。点滴スタンドを差し換え流れているか確認をする。


「まず、ゆっくりしててください。眠っても大丈夫ですから。何かあればナースコール押してくださいね」


 そう伝えながら、ナースコールを手元に準備をして病室を後にしてナースステーションに戻り看護記録を準備して内科病棟から引き継いだ検査データ資料を追加しておく。そして病棟看護師長と指導看護師の島看護師にも伝える。


 こうして初担当患者受け持ち少しずつ看護師としての道を歩み始める。

小林汐希さまへ

患者役を快諾してくださり本当にありがとうございました。まだ退院していないので、よろしくお願いします(笑)

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